みなさん、良い年をお迎えください!
2016/12/31
昨日(30日)は、我が家にとって恒例のお墓参りの為、大阪・大東市まで出かけて来ました。事前に連絡していたので、小学校の恩師であるS先生と、同窓生のM君と鴻池新田駅で合流して、近所にある喫茶店に向かいました。珍しくアルコールはなく、お互いの近況や孫の話で盛り上がりました。その後、阪神百貨店に立ち寄り、「たらこ、数の子、ちりめんじゃこ」などを買い込み、タイガースショップで来年のカレンダーも買い求めました。まだ、時間が午後4時過ぎだったので、夫婦だけの忘年会?をするため、お初天神通りにある「てんぐ」に行きました。今日は、お客も少ないだろうと思っていると、時間が経つほど団体客が増え、職場の忘年会の様相になりました。約2時間ほど滞在して、午後6時には岐路につき、午後8時には安曇川に戻って来ました。さて、全国高校ラグビーの2回戦で、滋賀県代表の「光泉」は、5-61の大差で大阪代表の「東海大仰星」に敗れました。今年は、結構戦えると思っていたのですが、まだまだ力の差がありそうです。今日は大みそかですが、今年も後、12時間を切りました。1年を振り返る時間もなく、新しい年が来るような気がします。今年1年間、店長日記にお付き合いくださいまして、ありがとうございました。どうぞ、みなさんも良い年をお迎えください!来年は4日より店長日記を再開する予定です。(写真は、阪神百貨店のタイガースショップで見かけた、ランディ・バースとトラッキーとその仲間たちです)
今年もあと4日ですね。
2016/12/28
「高速増殖炉「もんじゅ」を廃炉にする代わりに、新たな高速炉開発を決定した経産省の高速炉会議。議論した時間は4回の開催でたった2時間半です。驚くのは構成員の顔ぶれです。「もんじゅ」を所管する文科相、規制委から「運転の資格なし」と引導を渡された日本原子力研究開発機構理事長、高速炉開発を担う三菱重工業社長、原発推進の業界団体・電気事業連合会会長と経産相の5人。当事者ばかりが、顔を突き合わせて何を議論したのか。しかし会議は非公開でした。後日、議事録なるものが公表されています。「原発を使い続ける以上、核燃料サイクルと、その実現のため高速炉開発は不可欠だ」。初回から結論ありきで議論が進み、「もんじゅ」については「成果」が強調されています。「夢の原子炉」と宣伝され、1兆円を超す国費が投入された「もんじゅ」。総括もないまま、技術的には同様の高速炉開発へ突き進もうとしています。非公開といえば、東京電力福島第1原発の廃炉や損害賠償・除染など事故費用の負担のあり方を検討した「東電委員会」も同様です。こちらは財界人らで構成。議事録さえ公開されません。決めたのは、東電救済のため、事故費用をほとんどすべての国民の電気料金や税金に上乗せして回収することでした。3年前に想定した2倍の21・5兆円に膨らむからだと。巨額の経済的負担を将来にわたって国民に押し付ける方針を非公開の会議で決めるー。世論にまともに向き合えない安倍政権の姿です。」(28日付けしんぶん赤旗「潮流」より) さて、全国高校ラグビーが開幕し、滋賀県代表の「光泉」は、山梨県代表の強豪「日川」を39-3で快勝しました。(拍手)2回戦では、優勝候補の一つ、大阪代表の「東海大仰星」と対戦する事になりました。なかなか厳しい試合になりそうですが、挑戦者の気持ちで立ち向かってほしいと思います。さて、今日の安曇川は、曇り空で時々雪が舞っています。幸い積もることはなく、雪かきの必要はありません。(写真は、ザラメの雪が積もった車の屋根と、雪が舞うお店の前と、雪雲の境界が分かる空でマキノ町では降り続いていそうです)
今日はクリスマスですね。
2016/12/25
「全国高校ラグビー」「第96回全国高校ラグビー大会が27日から大阪・花園ラグビー場で51校が出場して行われます。決勝戦は来年1月7日。全国選抜大会と全国7人制大会の制覇に続く3冠を狙う東福岡(福岡)の前評判が極めて高く、優勝候補の筆頭に挙がります。高校日本代表候補10人以上を擁す東福岡について、大会のシード校選考を統括する清鶴敏也氏は「前後半でメンバーの大半を入れ替えても戦力が変わらないと言えるほど、選手層が厚い」と評します。FWの箸本(はしもと)主将は「どこからでも攻撃できるのが強み。相手から見れば、防御の的が絞りにくいはず。3冠は全員のキーワード」と言い切ります。追うのは東福岡と同じAシードの桐蔭学園(神奈川)と御所実(ごせじつ)=奈良=。前回準優勝の桐蔭学園は持ち前の走力に磨きをかけ、御所実は前々回の準優勝を経験したSO北村主将らが頂点に挑みます。Bシードでは前回優勝の東海大仰星(大阪第1)、常翔学園(同第2)、大阪桐蔭(同第3)の大阪勢が有力。石見智翠館(いわみちすいかん)=島根=は前回の4強入りに貢献したWTB仁熊(にぐま)がいます。過去2大会とも8強以上の京都成章(京都)も上位を目指します。2回戦から登場するシード校以外でも、札幌山の手(南北海道)、長崎北陽台(長崎)、尾道(広島)、などは地力があります。札幌山の手と長崎北陽台は大会初日に激突。1回戦屈指の好カードです。」(25日付けしんぶん赤旗「スポーツ」欄より) 東福岡がリードしているのは分かりますが、関西勢にも頑張ってほしいと思います。大会中にどんどん調子を上げるチームもありますので、それも高校ラグビーの見どころの一つです。さて、我が家では「クリスマス・イブ」もいつもと変わらぬ夕食で、ケーキもありませんでした。最近、「一人クリスマス」が流行っているとか言いますが、それも何か悲しい話ですね。(写真は、霧でもやっている「てんくう」の駐車場と、朝の近所の様子です)
ドラマ「ラジカセ」を見ました。
2016/12/22
三重発地域ドラマ「ラジカセ」NHKプレ 昨夜午後10時〜「カセットデッキとラジオが一体化した家電をそう呼んだ。全盛は1975年頃から80年代で、今また人気復活だという。そんな使われなくなった昭和家電を、伊賀市で集めている独身中年・有山(滝藤賢一)がいる。会社をリストラされ、人と話すのが苦手のダメ男だ。普通の人にはゴミ。しかし有山にとっては宝の昭和家電を収納した自宅倉庫は、子どもたちから「ゴミ倉庫」と呼ばれている。夏のある夜、このゴミ屋敷に忍び込んだ将太(向鈴鳥)は、主の変人男とラジカセと出会う。両親が離婚し、母親(安藤玉恵)と2人暮らしの将太は、父親の記憶とつながる古いカセットテープを持っていた。母親に相手にされず、邪魔者だと意識する少年と、変人扱いされる孤独な中年男が、ラジカセを間に挟んで心を通わせるようになる。「この世界に要らんもんなんかない」という有山の叫びが見る者の胸に響く。三重発地域ドラマとあって、伊賀や名張の懐かしい古町の風景が大切に描かれているのも見どころ。いつか訪れてみたい。」(21日付けしんぶん赤旗「試写室」より)今日は疲れていたので、早く寝ようと思っていたのですが、偶然にドラマと遭遇しました。世間から必要とされていないと感じている2人が、互いに思いやる心が温かく感じました。是非、再放送してほしいと思う、作品の一つです。12月も終盤と言うのに、毎日暖かい日が続いています。ここ2〜3日は、濃霧が立ち込め10mほどしか視界がありません。矛盾した話ですが、念のため冬用タイヤに交換しましたが、年内は雪が積もらない気がします。(写真は、朽木・てんくうに飾られたサンタクロースと、電飾で飾られた公園と、まだ雪が残る玄関付近です)
ラグビーシーズンの到来です。
2016/12/19
今日は、今シーズンのラグビーの話をしたいと思いますが、関心のない方はごめんなさい!全国大学ラグビーは17日(土)、東京・秩父宮ラグビー場で準々決勝の4試合が行われました。同大(関西2位)47−31早大(関東対抗戦2位)、天理大(関西1位)29−24慶大(関東対抗戦4位)の結果となり、関西リーグ王者の天理大、関西2位の同大が4強入りしました。天理大は5大会ぶり、同大は11大会ぶりのベスト4になります。「いや〜嬉しいですね」。関東の大学に独占されていたベスト4に2チームも残ったのは久しぶりと事です。1月2日、東京・秩父宮ラグビー場で帝京(7連覇中)−天理大、東海大ー同大の対戦で行われます。「ここからが、本当の正念場になります」対戦相手の帝京大は地力のあるチームですし、東海大は京産大を寄せ付けませんでした。それでも、2日にテレビで観戦できるのは、久しぶりの事です。ラグビートップリーグは14日、東京・秩父宮ラグビー場で行われ、ヤマハ発動機33−15神戸製鋼を下し、開幕12連勝で勝ち点57としました。12節を終えてヤマハが首位で、同じく12戦全勝のサントリーが勝ち点差1で2位、パナソニックが3位、優勝の可能性は上位3チームに絞られ、ヤマハとサントリーは24日の第13節で対戦します。残念ながら、私が愛する神戸製鋼の優勝がなくなりましたが、日本選手権で頑張って欲しいと思います。年末には、全国高校ラグビーが大阪・花園ラグビー場で開かれ、熱戦を繰り広げる事でしょう。それぞれ地元のチームが活躍するので、テレビではなくラグビー場に足を運んでほしいものです。生駒下ろしの寒風の中、熱燗を飲みながら観戦するのですが、3試合を見るのが限度で体中に寒さによる震えが来ます。その後、居酒屋で食べる鍋料理に生き返った気持ちになるのが毎年の事です。(写真は、冬枯れのヨシの葉と、青い葉が鮮やかのダイコンと、赤い花が目立つ生垣のツバキの花です)
初雪が降りました。
2016/12/16
「毎年恒例のすす払いが各地のニュースをにぎわし、正月の準備をはじめる事始めの日もすぎました。12月も残り半分。慌ただしく時が流れゆく師走です。慌という漢字は「心の中に何もない」ことを表しているそうです。成り立ちをみると、心の字を立てたりっしんべんに荒の字をあわせたもの。あわてる、おそれるのほかに、ぼんやりするの意味も。心が空になるほどの年の瀬の慌ただしさでしょうか。それに便乗しようとでも考えたか、政権の性急さばかりが目立った国会でした。TPP、年金、カジノ。この国が積み上げてきたものを乱暴に壊してしまう法案が次々と。しかも数を頼んで異論を封殺し、会期を再延長してまで押し通す。みずから言論の府を汚しながら。直近の世論調査をみても、国民の多くが反対、あるいは慎重な審議を求めていました。それを、ことさら急いで強行を重ねていった安倍政権と、国会内の多数をかさに着た自公や維新のやり方は国民軽視の極みです。最終盤には、オスプレイが落ちて国民が不安と恐怖におののいているさなかに、お金を巻き上げる賭博の合法化に躍起となる。もはや、この政権の暴走ぶりは自分たちでも制御不能に陥っているのではないか。2016年の終わりの国会でくり広げられた異様な光景。たとえ法案が通っても、悪行は消えず、たたかいは続きます。国民の声が届かない政治をすす払いし、新しい日本の事始めを。その役割を担っているのは、主権者である私たち一人ひとりです。」(16日付けしんぶん赤旗「潮流」より) 今朝、目を覚ますと外は銀世界となっていて驚きました。積雪は1cmにも満たない量ですが、まだ夏タイヤのままなので心の準備が出来ていませんでした。例年なら24日頃が初雪の時期なので、10日前後早かった事になります。早速、物置からスコップと長靴と手袋を出して来ました。これからは、安曇川にとって最も嫌な季節の到来となります。(写真は、一面銀世界になった家の周りの景色です)
在原集落に行って来ました。
2016/12/13
「「申(さる)年の息子から孫が元気にうまれた」と、申年生まれの4代目を喜ぶのは、年女で、84歳になる広島被爆の中村雄子さんです。安倍政権にきな臭さを感じ、ひ孫が”戦争で命を落とすことのないように”と思ってしまう、とも。あの日、市内で建物取り壊し作業に動員された後輩たちは全員犠牲に。「核兵器と戦争は許せない」と語り部をしてきました。先日の被団協沖縄連帯ツアーで中村さんの心に響いたのは、沖縄戦”ひめゆり学徒”の語り部、島袋淑子さんの体験です。「負傷兵の手術、切断した手足の処理や死体埋葬・・・数カ月もつらい仕事をさせられた。敵兵から逃げ回った恐怖。苦しみを深く理解しないといけない」と中村さん。基地ノー・米軍いらないのたたかいで先頭に立つ「オール沖縄」の原風景をみた思いだと。県民根こそぎ動員と持久戦で臨んだ日本軍。米軍の上陸作戦が始まった3月、島袋さんらは、陸軍病院に。撤退した南部で六つの壕(ごう)に分散して伝令などを手伝います。軍は6月18日、突然「解散命令」を出し、敵の目前に放り出します。数日で 100余人が犠牲に。自身も瀕死(ひんし)の重傷を負いました。「死ぬ時は一緒よ」と約束したのに。すまないと思い続けた日々。それが消えたのは1989年、平和祈念資料館が完成してから。遺族が「あなた方が生きていたから、娘も生きたことが証明された」と。島袋さんは語ります。「戦争は人災、人間がやること。人間がとめられる。いまが大事」。非戦と非核の思いは重なります。」(13日付けしんぶん赤旗「潮流」より) 昨日は、小学校の恩師であるS先生が再び来られたので、マキノ町の「メタセコイア並木」まで行きました。紅葉には遅く、葉が散りかけていましたが、何とか間に合いました。その後、「店長日記に書いてあった在原は近くか?」と言われたので足を伸ばしました。「私ですら20年ぶりかな?」と言うと、「なかなか良いとこやな」とカメラでの撮影に夢中でした。せっかくだから「在原業平」のお墓に向かいましたが、道路がチェーンで封鎖されていて近づく事が出来ませんでした。(写真は、紅葉と落葉が入り混じったメタセコイヤ並木と、在原集落の茅葺屋根の家々です)
今日は寒い一日ですね。
2016/12/10
在原(ありはら)「高島市マキノ町の北部、福井県境に近い山間部に「在原」という在所がある。平安時代の歌人・在原業平(ありわらなりひら)にまつわる伝承から付けられたという。在原業平(825〜880)は、六歌仙・三十六歌仙の一人。天皇家の血を引く都の貴人が”隠れ里”のようなこの地と、なぜゆかりがあるのか定かではない。ただ業平が晩年に隠遁したという伝説があり、集落のはずれの山林の中に、在原業平の墓と伝えられる宝篋印塔(ほうきょういんとう)がひっそり佇(たたず)んでいる。日本ののどかな農村の原風景を今に伝える在原をのんびり散策していると、集落の真ん中を流れる川の名を見てふと足が止まった。「竜田川?」「古今和歌集」にある業平の和歌「ちはやぶる 神代(かみよ)もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くゝるとは」の歌枕だ。この歌に詠まれた竜田川は奈良の紅葉の名所とされており、当地の川は業平の伝承にちなんで後に付けられたのかもしれない。集落を西へ少し下がると正法院(しょうほういん)がある。門前の石柱には「伝承 在原業平菩提寺」と刻まれ、山号は「歌学山」。歌人らしい業平の息吹が伝わってくるようだ。集落の散策にはそんなに時間はかからないが、観光地ではないので、地域住民の方に迷惑がかからないように注意を払いたい。」「在原を有名にした茅葺き屋根の民家集落は、3年前の火災で現在は数軒ほどになったという。この地は標高約300mの盆地で、豪雪地帯としても知られている。冬になるとこれらの民家が雪にすっぽりと埋まるらしい。厳しい自然の中で暮らす人々のたくましさが伝わってくる。」(クラブケイブン12月号より)冬になると積雪は2mを超え、3mに達する事もあります。同じ高島市の人間でも、冬季間は近づきたくない場所でもあります。その代り、新録の季節では、ここがマキノ町とは思えないすばらしい景色です。最近は、都会からの移住者が増え、半数以上になるとお聞きしています。さて、今日の安曇川は、最高気温が午後2時現在9℃しかなくこの冬一番の冷え込みです。この寒さのせいか、車の通行量も少なく静かな街となっています。(写真は、3日〜4日に行われた恒例のバルンフェスタです)
同窓会は楽しかった。
2016/12/07
ハートネットTV シリーズ相模原事件 第2回 NHKEテレ 午後8時〜「第1回ではこの事件の被害者たちの人生を探ったが、今夜は容疑者の主張「知的障碍者は意思疎通ができない」を検証する。最重度の知的障害児を預かる施設、9割が自閉症の傾向で、自傷・他傷などの行動障害もある。ふだん障害者と接していないと「意思疎通は難しそう」と思う。が、取材の中で思わぬことが起こる。撮影のスタッフが1人の子に恐る恐る「こんにちは」と声をかけると、その子は目を合わせずに彼の手を握ったのだ。また、ヘルパーさんが寝たきりで言葉を出せない女性に問いを重ね、目や体の細かい動きから好きな音楽聴きたいのだと読みとる。そのCDをかけると彼女はリズムに合わせて不自由な手を動かす。みんな、さまざまな形でつながりたがっている。周りと分かち合えない苛立(いらだ)ちの表れが行動障害で、わかろうとすれば日常の中にヒントはころがっている、とヘルパーさんたち。「命の価値」は理念ではなく、障害者と接する中で「伝わった」「わかった」体験一つひとつへのいとおしさなのだと気づかされる。それにしても職員さんたちの、強く優しい忍耐力には頭が下がる。」(7日付けしんぶん赤旗「試写室」より)我が家の長女も重度障碍者で、言葉での意思疎通は出来ません。お互いの行動で信頼関係を築き、繰り返し話すと半分は理解できる様になりました。施設の職員も、新人の間はいたずらをしますが、ベテランにはおとなしく従います。ただ、残念なのが労働が過酷なために退職される方が多いことです。さて、3日(土)に行われた「同窓会・忘年会」は男女18名の参加で行われました。話すことが一杯あって2時間はあっと言う間に過ぎてしまいました。少し迷いましたが、2次会にも参加し、カラオケで歌いました。ここでも気が付けば、最終電車の時間が過ぎていました。仕方なく、守山市駅まで嫁さんに迎えに来てもらい、午前2時過ぎに安曇川に帰って来ました。(写真は、京阪・淀屋橋駅の光景と、図書館につながる遊歩道のイルミネーションです)
御堂筋のライトアップは綺麗でした。
2016/12/04
ブレイブ・えん罪弁護士(NHKテレビ 11月28日放送)「刑事裁判の有罪率は99・9%以上。千件に一つもない。その中で14件の無罪判決を勝ち取った「えん罪弁護士」、今村核氏(53)に迫り、「えん罪の現場」にいざないます。都内のすし店火災。警察は店主を聴取します。妻と別々に身柄を取られ、刑事が「妻への取り調べは厳しい」 と脅す。店主は「隣接店の2階に火をつけた」とうその自白をし、放火罪で起訴されました。今村氏が着目したのは、自白と現場の客観的状況との矛盾点。「火元にしては2階の燃え方が弱い」。木材で現場を再現し燃やす実験で検察側の筋書きを覆し、無罪を得ます。判決まで3年半。無罪立証は膨大な採証活動を要し、報酬を稼げる他の仕事は犠牲になります。事務所の同僚弁護士は「皆で支えている」。しかし自身は「今の姿は困ったものだ」と顔をしかめます。負ければ自身も無傷ではいられません。無実を確信していた事件で実刑が確定し、依頼人が収監されました。「司法にあきらめかけ、酒に染まった。この先は破滅だと思った」。周囲が「偏屈」とも評する本人ですが、終盤の母との会話に優しさもにじむ。単なる「敏腕弁護士」物語ではなく、企業幹部だった父との確執や孤独感、生きづらさまで踏み込む取材。苦悩する人間今村核の一面と同時に、日本の刑事司法の闇を深くあぶり出します。(安川 崇)(4日付けしんぶん赤旗「社会・総合」欄より)さて、昨日は大阪・京橋駅で「同窓会・忘年会」があり、安曇川駅を午後3時17分発の新快速に飛び乗りました。京橋駅に着いたのが、午後4時50分で集合時間の午後6時まで1時間ほど余裕がありました。「そうだ、御堂筋のライトアップを見に行こう」と京阪電車に乗りました。ちょうど日没時間に到着しましたが、観光客?も含め大混雑していました。想像していたよりとても綺麗で、見るだけの価値はありました。(写真は、御堂筋のライトアップされた並木道です)
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