今晩から大雪の予報です。
2018/01/10
聞いて 聞いて
(小1の時原子雲を)
私は小学校1年の時に福岡県で、有明海を間にして長崎の原子雲を見ました。真綿に包まれた火の玉のようで、真ん中あたりから少しずつ流れ落ちるのを長い間、何だろうと見ておったことを思い出します。たたかいは、悲しいことしか残りません(広島市 村上ミチ子)
(あれっ?日本は・・・。)
安倍首相が海外で大金をサラッとバラまいたり、信じられない金額の陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の購入を決めたり。「あれっ?日本はお金がないから社会保障費を減らすんじゃなかったの?」と怒りがわきます。(東京都
野バラ)
(わが家も太陽光を)
福島原発の後しまつが見えない中、伊方原発の運転差し止めの広島高裁の決定が報じられました。福島生まれの私は喜んでいます。原発に頼らない電力をと、わが家でも太陽光発電を導入することにしました。(埼玉県・上尾市 田中吉忠)
(世界情勢話題なし)
身近な人たちと話をしてみると、”世界情勢”について話題にあげる方はほとんどいません。もっと身近で自分たちの生活面に関わる問題です。どれも大事だけど、平和や安全があって守られるモノだと感じます。
(北海道・稚内市 家山ナオエ)
(友人からリンゴが)
塩釜(宮城)と山形の学生時代の友人から、まっ赤なリンゴが届きました。ほんわか幸せな気持ちに。(鹿児島市 斉脇由香)
(10日付けしんぶん赤旗「読者の広場」より
安曇川では、今年になり雨が降っても、雪が降りそうで降らない日が続いています。テレビの天気予報では、今晩から大雪になるとかで、「いよいよ来るか?」と警戒をしています。(写真は、2日に行った「朽木・てんくう」での景色です)
正月気分も抜けて。
2018/01/07
大河ドラマ「西郷どん」NHKテレビ午後8時〜「西郷隆盛を一新してくれそうな大河だ。3番目の妻・糸(黒木華)が、西郷没後21年目、上野の銅像完成除幕式(1898年)で”ちごう、ちごう”と叫ぶ。これは”セゴドン”ではないというのだ。原作・林真理子、脚本・中園ミホ、女性の視点と感性で明治維新、悲運の革命家”西郷どん”(鈴木亮平)を丸裸にする斬新な切り口で怒涛(どとう)の物語が幕を開ける。全47回。第1回「薩摩のやっせんぼ」(役立たずの意)。天保11(1840)年、薩摩の国。下級武士の長男・西郷小吉(渡辺蒼)は、町内仲間、大久保正助(石川樹。後の利通)らと薩摩藩最大の行事「妙円寺詣り」で一番乗りの大手柄を立てた。そこで運命の人、薩摩藩の世継ぎ、島津斉彬(なりあきら)(渡辺謙)と出会った。だが、他の町の子から恨みを買い、襲撃され、その際の刀傷がもとで、剣術家の道は閉ざされた。残る立身出世の道は学問ただひとつ。西郷家は貧乏にして大家族、小吉は、父(風間杜夫)からの期待を一身に受けていた。南国鹿児島の風土と男尊女卑、その変革の予感。今回の焦点は”人間大河”、史実より躍動する人間の魅力。だから、おもしろい。(鶴岡征雄 作家)」(7日付けしんぶん赤旗「試写室」より)最近のBSテレビの番組で「諸説あり!」を見ていますが、歴史の検証をすると面白い事が分かって来ました。昨夜の題材は、@天下分け目の合戦「関ヶ原の戦」は関が原で行われなかった。A石田三成の陣地は佐和山ではなかった。B徳川家康は桃配山(ももくばりやま)に陣を構えず、戦に参加していなかった。など教科書で習った内容と違いました。歴史は時の権力者の事を後に書き換えたと言われているそうです。さて、正月気分も抜けて?と言いたいのですが、相変わらず早じまいして帰宅しています。昨日は、長男夫婦と孫が来たので、マキノ高原温泉「さらさ」に行き、温水プールとお風呂を楽しんで来ました。草津市で住んでいる孫たちは、「雪」が珍しく大喜びでした。(写真は、雪の感触を楽しむ孫たちです)
温泉ざんまいの正月でした。
2018/01/03
明けましておめでとうございます。「「一人居(い)や思う事なき三ヶ日」(夏目漱石)。命を縮めるほど物事を考え続けた文豪にもくつろいだ正月がありました。年が改まり、時の流れに思いをはせている人もいるでしょう。時間は決して止まらず、後戻りすることはありません。「門松は冥土の旅の一里塚 めでたくもあり めでたくもなし」とは室町時代の禅僧、一休宗純(いっきゅうそうじゅん)の歌。新年早々どくろを持って練り歩き、人を驚かせた逸話が知られています。数え年が一般的だった昔、正月に年齢を重ねることへの思いは今より強かったようです。「歳(とし)開(あ)けてたちまち五日 わが生(せい)行くゆく帰休せんとす」(陶淵明(とうえんめい)「斜川(しゃせん)に遊ぶ」)。1600年前、中国の詩人も、年が明けて自分の命はまた終わりに近づいたとよみました。ただし淵明は明るく開き直ります。先のわからない人生に思い悩むより、自然をめで、友と酒を酌み交わそう。「且(か)つは今朝(こんちょう)の楽しみを極めよ 明日は求むる所に非(あら)ず」。老の字は人が死んで伏す形を模したといわれます。その一方、老には経験豊かな人という尊敬の意味があります。能楽で年始に演じられる「翁(おきな)」は祝いの曲であり、天下泰平、五穀豊穣(ほうじょう)を祈る神聖な演目です。老人は神の使いとされます。陶淵明は「桃花源(とうかげん)の詩」で戦争も税もないユートピアの村を描きました。「春の蚕に長き糸を収め 秋の熟(みの)りに王の税なし」。ここでは老人も幼児も屈託なく暮らしています。誰もが楽しく年をとることができる世は、日本共産党がめざす未来社会とも重なります。」(3日付けしんぶん赤旗「潮流」より)私の正月は、1日に長浜までドライブして回転寿司で昼食を摂り、マキノ町まで戻り「マキノ高原温泉・さらさ」に入浴しました。ここでは、恒例の抽選会があり、「ペア入浴招待券」と「犬の絵がらタオル」と「ミネラルウォーター」が当たりました。2日は、堅田までドライブをして「ガスト」で昼食を摂り、途中町から国道367号線で「朽木・てんくう」に行き入浴しました。サービスに「オリジナルタオル」が付いて来ましたのでお得感がありました。今日、3日から営業を再開しましたが、雪が舞う天候で、残念なことに訪れる人は一人もありません。(写真は、雪に埋もれたような「マキノ高原温泉・さらさ」の景色に驚きました)
さよなら!2017年。
2017/12/31
「2017年大みそか。みなさんはどんな思いで暮れいく年をふり返り、新しい年を迎えようとしているでしょうか。ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらずー。鴨長明『方丈記』の書き出しです。過ぎ去った時は取り返しのつかないからこそ、人は今を大切に生きることに気付かされます。たとえ日付けや年で区切ろうとも、時は流れていきます。私たちが時間の流れを感じるとき、そこには何らかのものの動きや変化必ず伴います。実感はあるのに実体がない不思議な”時”。最新の物理学では時間は空間・物質・力を含む巨大な構造の一部であると考えられ、その正体は宇宙の謎の解明にもつながると(『時間とはなんだろう』)。人の世も生生流転。動かないように見えても変化はつねに。そんな目で今年の政治や社会を顧みれば、1強といわれる安倍政権への不満や不信が際立ちました。対する市民と野党の共闘は逆流や分断のなかで鍛えられ、各地で新たな絆も生まれました。米国第一のトランプ米大統領の言動や、北朝鮮の無法ばかり目立った世界を見ても前進の動きは確かに。人類史で初めて核兵器を違法とする条約が多くの国の政府や市民、被爆者の努力によって採択され、貢献した民間の国際組織がノーベル平和賞を受けました。まさしく社会の進歩と平和な世界をめざす人びとが主役となって踊り出た年。(去年(こそ)今年貫く棒の如(ごと)きもの)(高浜虚子)。時のように年をまたいでも止まらずに続く、太く大きな流れです。」(31日付けしんぶん赤旗「潮流」より)今年1年を振り返ってみても、これと言った事がありませんでした。(それが良い事かもしれません)しいて言えば、1月に市会議員選挙があり、35年ぶりの大雪の中、選挙カーを運転し無事に5選を果した事でしょうか?さて、今年も後10時間余りとなりましたが、皆さまどうぞ良い年をお迎えください!1年間お付き合い下さり、心よりお礼も申しあげます。(写真は、安曇川町内に上がった色とりどりの気球です)
今日は雪が降っています。
2017/12/27
「「のぞみ」台車亀裂のJR西」「検査間隔も引き延ばす」「博多発東京行きの新幹線「のぞみ34号」の台車に亀裂が見つかった問題で、車両を保有するJR西日本が、台車など車体の状況を博多総合車両所で検査する要員を今年4月から20人削減していたことが26日、本紙の調べで分かりました。同社は、要員削減にあわせて検査の間隔も引き延ばしており、安全に対する姿勢が問われています。要員を削減したのは「交番検査」と呼ばれる定期検査です。同社によると交番検査では、台車を目視で点検します。今回亀裂が見つかった車両は、11月30日に同検査をしていました。関係者によると、同社は4月1日から交番検査をする「車両管理係」を20人削減し、448人の体制にしました。また同社は、今回トラブルをおこした「N700系」新幹線に限り「30日、または走行距離3万`以内」としていた検査の間隔を、4月1日から「45日、または走行距離6万`以内」に変更しました。JR西日本は、今回人員削減を行った理由について「検査周期を見直したことで、交番検査にかける時間を長くすることが可能になり、要員を見直した」と説明しました。要員削減を行う一方で、異音や煙の発生など不具合への迅速な対応(予兆管理)や異常時対応マニュアル整備の遅れ、JR東海との情報共有など対策が後回しになっていました。国鉄労働組合の佐々木隆一中央執行副委員長は「交番検査の間隔をのばして本当に大丈夫かという意見は現場から出ていた。利益を生まないところを削減するという企業体質が少なからず関係している」と指摘しています。」(27日付けしんぶん赤旗「1面」より)時速300`以上の高速で走る新幹線の検査を先延ばしするなんて考えられません。「もし、何かあったら重大事故になる」だけに安全の上にも安全を考えてもらわないと、怖くてオチオチ乗れません。さて、今日の安曇川は、朝から雪が舞い、気温が上がりません。幸い積雪はほとんど無いのですが、今津町以北は積もっているかもしれません。(写真は、中野地区から見た雪景色と、台風で倒木した杉林が痛々しく感じられます)
関西勢は残りませんでした。
2017/12/24
「この港町はかつて、炎に包まれました。いまは運河になっていますが、古くから秋田・雄物川の河口にあって栄えてきた土橋。明治以後、周辺で油田開発が進み、ここには大きな製油所が立ち並んでいました。1945年8月14日、終戦前日の夜。土橋は米軍の爆撃に襲われました。数次にわたって落とされた爆弾は1万2千発。火の海を逃げまわった住民らの痛ましい姿は、地元の人たちが刊行した絵本『はまなすはみた』に描かれています。秋田県内で唯一といわれた大規模空襲。その狙いは石油基地の破壊でした。いままた県民から「怖い。狙われる」との声が上がっています。安倍政権が導入を決めた迎撃ミサイル施設の候補地に名前があがっているからです。「イージス・アショア」と呼ばれ、地上に配置されるシステムは北朝鮮からの攻撃を口実にしています。しかし施設がつくられる地の住民にとって、相手の攻撃にさらされる恐怖と不安がつねにつきまといます。来年度予算でまたも過去最大を更新した軍事費。1基1千億円というイージス・アショアをはじめ、米国の要求のままに高額の武器を大量に買い入れる。一方で生活保護費は冷たく削られ、医療や介護、教育に回す予算も国民の願いとはかけ離れています。憲法を無視した軍拡の道。それが命を脅かし、生活を壊し、国を滅ぼす歩みであることは歴史が教えています。たとえ世紀が変わろうとも、戦争の悲惨さを忘れてはいけない。いまも各地で語り継ぐ人びとの思いです。(24日付けしんぶん赤旗「潮流」より)テレビの番組で、元陸上自衛隊の幹部が話していましたが、陸上自衛隊では過去にミサイルを扱った事がないそうです。「航空自衛隊か、海上自衛隊ならベテランがいるけど」「また、一から訓練するのは大変だ」とのコメントでした。さて、全国大学ラグビーでは、東海大33−7天理大、明治大27−21京産大の結果となり関西勢は残りませんでした。準決勝は、明治大ー大東大、帝京大ー東海大となりましたが、昨日のテレビを見ていると帝京大の9連覇が濃厚だと思います。(写真は、雪雲が広がる北の空と、雪景色が美しいつかのまの晴れ間と、センリョウの赤との雪の白のコンストラスト映えていました)
雪は降りませんが時雨ています。
2017/12/21
「こんなに自然を壊していいのか。このまま計画を推し進めていいのかー。静岡大の学生たちが先月、リニア中央新幹線の工事が予定されている現地を訪れました。大井川の山深い最上部。南アルプスのど真ん中をトンネルで貫こうとしている場所です。地下水脈を分断し、大井川の水が毎秒2トンも減る。沢に積まれる残土は東京ドームの3杯分で高さ65b、幅は数百bにもなる。案内人の説明に驚きの声が上がります。土砂崩れや狭い道を何百台も行き交うダンプの危険。環境を激変させ、住民の生活を脅かす。計画を知れば知るほど、リニアを通す意味が分からないと学生たち。本紙日曜版が報じていました。自然破壊をはじめ、膨大な残土、水枯れ、住民の立ち退き、乗客の安全。世紀の愚挙といわれ、問題山積ノリニア計画が今度は談合疑惑にまみれています。総工費9兆円の巨大事業。その多くを大手ゼネコンが受注し、分け合っていました。いわば出来レース。談合によりって工費がつり上がればツケは国民に回ります。国家的プロジェクトと位置づけ、公的資金を投入した安倍政権の責任も重い。ゼネコンや政治家のための計画には何の道理もありません。脱線のおそれもあった新幹線のトラブル、後を絶たない視覚障害者のホーム転落死、消えていく地域の足・・・。悪夢の超特急に費やすカネがあるのなら、乗客や住民を守るためにこそ。各地でストップ・リニアの運動がひろがります。もうけに群がる連中の夢のままで終わらせようと。」(21日付けしんぶん赤旗「潮流」より)このリニア新幹線は、計画中だと思っていたのですが、東京〜名古屋間は2027年の開通を目指していると記事で読みました。そもそも、9兆円もかけて採算が取れるのでしょうか?いかに早いと言っても、航空機の方が断然早い訳で、その競争に勝てるとは思えません。物見遊山で利用する事はあっても、日常的に利用される事は少ないと思われます。さて、安曇川ではあの日以来、雪は降りませんが毎日が時雨模様で快晴の日がありません。大阪に住む人にとっては、信じられないほど暗い?世界となっています。(写真は、久しぶりに訪れた「竜王町・蒲生野の湯」ですが、土曜日だったので入浴料750円(平日650円)も支払いました)
今年も後2週間ですね。
2017/12/18
聞いて 聞いて
★海兵隊の訓練ノー★
先日、「米海兵隊移転訓練反対全道集会」に参加。自然いっぱいで静かで平和な酪農郷に米海兵隊の訓練は似合いません。日本のどこにも米軍基地はいりません。訓練するなら自分の国で、と改めて思いました。
(北海道 ふじしん)
★ミカンを採る採る★
ミカンの里へ移り住んでミカン採りの仕事に仕事に出会いました。自然の中で色づいたきれいなミカンを採る!楽しくて楽しくてストレスを一気に解消してくれます。もっと早く出会いたかった!!
(和歌山・有田川町 山口一美 70歳)
★困った時”教科書”★
「赤旗」日刊紙は政治問題ほか困った時の教科書のような存在です。今の政治、本当におかしい。「正義は勝つ」。未来をひきつぐ若者を応援して増やしてガンバロウ!!
(川崎市 牛越洋子)
★流星まだ朝焼けは★
寒さが増し、早朝の星空はとてもきれい。しし座がドンと南に。今年、一度も流星を見ていません。美しい朝焼けも、早朝配達の楽しみの一つです。
(岩手・北上市 清水景子)
★義母送りポッカリ★
11月28日に義母(92歳)を亡くしました。33年近く同居。心にポッカリと穴があいています。寝つけず、朝3時から起きて「赤旗」を待ち、クイズ当選者を見ると、なんと当選。少し気持ちが前向きになりました。
(大阪市 鈴木紀江)
(18日付けしんぶん赤旗「読者の広場」より)
今回は、大人の「聞いて 聞いて」ですが、狭い?日本でも色々な人生模様があるのだと思いました。さて、昨夜のCS834では、映画「スギハラ・チウネ」が放送されていました。「博愛精神第一」「ナチスの迫害から逃れるために、日本通過のビザ発給を求めて日本領事館へやってきたユダヤ難民。当時カウナス日本領事館の杉原千畝領事代理は苦悩の末、「命のビザ」を発給します。当時の同盟国である「ナチス・ドイツ」に対する背信行為でもありますが、和製シンドラーのリストの様な心温まるストーリーでした。昨日は、期待していた?もう一度「忘年会」に誘われましたが、日中の事なので「お酒」は飲まず、ノンアルコールで済ませました。会場のフスマ越しに雪がちらつき、まさに「雪見酒」となりました。(写真は、マキノ町「道の駅・追坂峠」ですが積雪が多くて驚きました)
今年最後の忘年会は楽しかった。
2017/12/15
「辛酸亦入佳境」。日本で初めての原発訴訟で判決が出た時とき、敗れた原告側の垂れ幕にありました。住民が伊方原発1号機の設置許可の取り消しを求め、1973年から始めた裁判です。書かれていたのは田中正造の言葉。足尾鉱毒事件で国や大企業を相手に、住民とともに死力を尽くして争った際に掲げました。「しんさんまたかきょうにいる」とは、何事もすべてを打ち込んで事に当たれば、苦労もかえって喜びとなる。四国の西端、豊後水道を割るようにして細長く九州に向かって突き出た佐田岬。その付け根に伊方原発が造られようとしたときも、住民は激しく対立しました。しかし国や四国電力は権力や金力をかさに着て住民から土地や海を奪いました。暮らしと安全を守ろうとした人々を弾圧して原発を動かしてから40年。伊方原発の中で唯一再稼働させていた3号機の運転差し止めを広島高裁が命じました。火山の影響を厳しく判じて、立地は不適だと。原発の運転差し止めた決定は高裁では初めて。火山のみならず、大きな地震や津波に見舞われるこの列島で原発を動かす是非が問われます。それは福島原発事故の現状をみれば一目瞭然でしょう。高裁の画期的な決定に「被爆地ヒロシマ原発を止める」の垂れ幕。今年は核兵器禁止条約の採択やノーベル平和賞の受賞もありました。どんなに辛(つら)いことがあっても、たたかい続けることで喜びがある。いままた田中正造の言葉がよみがえります。」(15日付けしんぶん赤旗「潮流」より)このニュースを初めて知った時、「すごいことが起きた」と思いました。ただ、心配なのはこの裁判官が左遷されて、地方に飛ばされないかと言う事です。過去にも、何度もその様な例を見て来ましたので、気がかりな事です。さて、昨夜は「高島救援会」の忘年会に誘われ、楽しい酒を飲みました。これで、予定されていたすべての忘年会が終わりましたが、誰かもう一度忘年会に誘ってくれますよう願っています!!(写真は、13日に初雪が降り、白くなった山々や家並みの様子です)
初雪が舞っています。
2017/12/12
「ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキ、ノーモアウォー、ノーモア・ヒバクシャ」。4年前に亡くなった山口仙二さんが被爆者として初めて国連で訴えたのは1982年でした。焼けただれた顔や体をさらし、長崎での被爆体験を語り続けてきた山口さん。反核運動の先駆者にノーベル平和賞が贈られるのではという情報が流れたことも。しかし本人は、米国の原爆投下が問われるから被爆者に受賞はないと口にしていました。国連演説から35年。ノーベル賞受賞の席で初めて被爆者が訴えました。広島で被爆したサーロー節子さん。かつて人類最悪のときを目撃した私は今年、核兵器禁止条約の採択という最良のときを目撃した。その光を、核兵器の終わりにしようと。核大国の大使が欠席した受賞式。ICANのフィン事務局長は核兵器の終わりか、私たちの終わりか、どちらかを選ぶとき。死よりも生を選ぶ代表者として、核抑止力にしがみつく国ぐにの名を挙げて痛烈に批判しました。唯一の戦争被爆国でありながら、核の傘に頼る「共犯者」だと見なされている日本政府。被爆者をはじめ、核兵器の廃絶をめざす人びとは口々に禁止条約への一刻も早い参加を求めています。華やかな受賞席。長崎で被爆した母親からノーベル賞が平和を促進する賞だと教えられたというカズオ・イシグロさんは、受賞の栄誉を「人類の進歩への貢献」と表現しました。絶対悪が世界中からなくなる日こそ、人類が祝福に包まれるときです。」(12日付けしんぶん赤旗「潮流」より)昨日の授賞式の演説を聞いていて、誰もが感動に包まれる内容でした。よく分からないのは、日本政府がこの条約に賛同しないことで、一体何を考えているのでしょうか?さて、「今日は寒くなりますよ」「平地でも雪が降りますよ」と昨夜のニュースで気象予報士が話していました。舞鶴市や豊岡市では、積雪が15aと伝えていましたが、ここ安曇川では幸い積雪はゼロです。それでも時々雪が舞い、今年初めての雪を見ることが出来ました。(写真は、雪雲が流れて来る空と、すっかり冬景色になった山々です)
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