どこかに、春の気配を感じます。
2021/03/07
「試写室」「ドキュメント’21 きよさんと、ふたつの故郷 日本系 深夜0:55」「東京電力福島弟1原発事故で、ふるさと・福島県浪江町を追われた、谷田きよさん(79)。避難先の新潟県柏崎市にも原発がありました。原発に翻弄(ほんろう)される彼女の思いに迫ります。テレビ新潟制作。きよさんは浪江町で、夫と原発の下請けの会社を経営していました。仕事は順調でした、事故の日までは。「同じところに来たってことは、さだめかな。原発でご飯食わせてもらった。今ツケがまわってきてるんだな」。何の罪もないきよさんの言葉ですが、避難指示が一時解除され、浪江町の自宅に戻った時に見た福島弟1原発を前に「恨めしい、ただ恨めしい」と揺れる思いを吐露します。柏崎で、きよさんが始めた居酒屋での客の会話にも、原発を憎む一方で原発に頼る現実が見えてきます。夫は「俺がなんでここで死ななけりゃなんね」の無念の思いを残し柏崎で亡くなり、きよさんは「(浪江町に)戻れるはずねえ」と墓を建てました。出す当てのない絵手紙に、故郷への思いを託すきよさん。国の無責任な原発政策が、いかに人の心と生活を苦しめているのか。きよさんの目が静かに訴えます。(森保和史)」ここ高島市でも、複数の家族が福島県から避難し、生活をされています。最初は市営住宅に住んでおられましたが、最近では住宅を購入された方もあるそうです。さて、2〜3日前からヨシキリ(渡り鳥)のけたましい鳴き声が聞こえて来ました。「お前、もう渡って来たのか?」と思いましたが、耳をすますと、ケリ(留鳥)が冬を乗り越えて、威嚇する声で鳴いていました。もう、春がそこまで来ているのですね。(写真は、敦賀湾に出来た杉浦千畝記念館と、南越前町(旧河野村)にある北前船の館と、越前海岸の景色です)
パソコンが新しくなりました。
2021/03/04
「ぶらぶらしていたからー。総務相を務めていたとき、自身の長男を大臣秘書にとりたてた菅首相。週刊誌の記者に理由を問われ、そう答えたことがあります。当時、自民党内の議員世襲に改革を訴える急先鋒(せんぽう)として売り出していた菅議員。ところが定職のない息子を、みずからの手で公職に就かせていたことがわかり、週刊誌にやゆされていました。「自分の子度には甘い”親バカ”」ではないかと。菅首相や政権の人事が至る所で問題引き起こしています。長男の秘書官に深くつながっている総務省の接待漬け。高額接待を受けていた内閣広報官をかばい、行政をゆがめた疑惑を覆い隠そうとしています。こんな冗談のような人事も。夫婦別姓に反対する丸川珠代氏を男女共同参画相や五輪相にすえる。以前、年越し派遣村で「本当にまじめに働こうとしている人たちが集まっているのか」と言い放った坂本哲志氏を1億総活躍や孤独・孤立対策の担当相に任じる。人事権を伝家の宝刀のようにふるい、周りを従えてきた菅首相。著書には「人事権はむやみに行使するものではない」「まちがっても恣意的に利用してはならない」と、恥ずかしげもなく(『政治家の覚悟』)。そこには、世の中には国民の感覚からかけ離れた「当たり前でないこと」が数多くある。それをただし「当たり前」を実行する。そして、国民から信頼される政府をめざしたいと。コロナ禍にありながら、政権の不祥事が次つぎとふきだすいま、それこそ悪い冗談か。」(4日付けしんぶん赤旗「潮流」欄より)ノートパソコンから、新しいデスクトップパソコンに苦心の末に変わりましたが、まだまだ全面復旧に至っていません。画面が大きくなり、動作も早くなって使いやすいのですが、前のノートパソコンのデーターが移せず、しばらくは両方で対応するしかなさそうです。(写真は、前回も紹介しましたが、敦賀港内に設置された、旧国鉄の気動車です)
「つくし」は見つかりませんでした。
2021/03/01
「ふだん、なにげなく使っている言葉でも由来までは知らないことも。いったん良くなったものが元の好ましくない状態に戻る。そんな意味をもつ「元の木阿弥(もくあみ)」もその一つでしょうか。起源は戦国時代。大和の武将、筒井順慶が幼いころ父が病死。それを隠すため、声の似た木阿弥という男を影武者に仕立てる。しかし順慶が長ずるに及び、木阿弥は元の市人の身分に戻ったとの故事から。諸説あるものの辞典の例に挙げられています。関西など6府県で緊急事態宣言が解かれました。「ここで気を抜けば元の木阿弥になる」。医師会や自治体の長をはじめ、市井の人びとからは不安や心配の声が相次いで上がっています。ふたたび、波を引き起こさないかと。新規感染者の減少傾向は鈍り、医療現場の逼迫(ひっぱく)は続き、死者も多い。さらに変異ウイルスへの警戒もある。何よりも昨年の悪夢がよみがえります。いちどは抑え込みながら、その後の対応を怠ったうえにGoToで感染を拡大させた失政を。先行解除を決めた日に通例の記者会見を開かず、ぶらさがりで応じた菅首相。こうした懸念に答える姿勢は皆無でした。ていねいな説明どころか「基準はクリア」の一点張り。専門家の危惧について問われると、いら立ちさえも。首都圏の宣言解除の判断も迫ります。検査、医療、補償を柱とした感染を抑える戦略もなく、成り行き任せ。その間に、国民や国はどんどん疲弊していきます。この政権は、いつまで「元の木阿弥」をくりかえすのか。」(1日付けしんぶん赤旗「潮流」より)私も、緊急事態の解除には、もう少し待ったほうが良いと思っています。滋賀県は、相変わらず感染者が増えていて、最近のデーターでは京都府よりも多い日があります。再びの緊急事態を回避するためにも、3月いっぱいは続けるべきです。さて、4年間使ってきた「ノートパソコン」の作動が遅くなり、今日から新しい「デスクトップパソコン」に変わりました。動作が早くなり、画面も大きくなり、とても使いやすいですが、合計で12万円の出費は大きな痛手です。ところで、今日の安曇川はポカポカ日和なので、小川の堤に「つくし」を探しに出かけましたが、まだ早かったのか見つかりませんでした。(写真は、「鞠山海釣り公園」ですが、この日は風が強く、波も高かったので釣り人はいませんでした)
2月も、後3日となりました。
2021/02/26
「わがまち ふるさと」「鳥取県・岩美町」「岩美町は人口1万1千人、西は鳥取市、東は兵庫県に接します。平成の合併では、鳥取市が周辺町村を吸収する流れにくみせず、自立の道を歩んできました。町立病院や保育所・学校の整備に力を入れ、水道水源保護条例でゴルフ場を阻止するなど自然を保全してきました。1300年の歴史を誇る山陰最古の岩井温泉とともに、一番の自然の恵みは、世界ジオパーク・山陰海岸で最も美しく変化に富んだ浦富海岸です。鳥取県の海岸はほとんどが砂丘ですが、約15`bの浦富海岸は、日本海の荒波が造り上げた岩石、砂れき、白砂と多彩で、日本一の素晴らしさです。この場所で、外国の観光客が”オーワンダフル”と叫んだ光景が忘れられません。浦富海岸は、美しいだけでなく学術的にも高い価値が評価され、かつて世界遺産候補地に推薦されました。海上から遊覧船で、陸上から遊歩道散策で、海岸美と透明度25bの水中の美を堪能できます。町立渚交流館でシュノーケル、シーカヤックを体験できます。近年は京アニ「FREE!」のロケ地として、全国や海外から若者が訪れ、海・新鮮な魚・町民の温かさに感動してリピーターになっています。(田中克実岩美町議)」(26日付けしんぶん赤旗「地方・総合のページ」より)鳥取市の「鳥取砂丘」には、何度も行っているのに、「浦富海岸」は行ったことがありません。今の時期なら「松葉カニ」が食べられますが、観光客も少ないでしょう。コロナ禍が収まり気候が良くなったら、ここを目的地に行ってみたいなと思います。さて、山田報道官が東北新社の幹部と会食したと報道され、一晩で一人7万円の出費だったそうですがね。国会の答弁では、「何か悪い事ですか?」との反応でした。報酬の6割減給の金額が70万円だそうですが、そうすると月額120万円になり、庶民感覚ではなくなりますね。「一生で一度でいいから、そんな贅沢してみたい。」と思うのは私だけでしょうか?(写真は、24日(水)に友人のS君と訪れた、敦賀市「気比の松原」の景色です)
今日は何の休日ですか?
2021/02/23
「つりだより」「【福井・音海のヤリイカ】14日、なぎで暖かい。高浜町音海学校裏の波止で、午後3〜午後10時半、ヤリイカ30a前後13杯、20〜25a4杯、20a以下3杯の計20杯。ケンサキイカ1杯。妻と駐車場に午後2時に到着。家族づれや若者でにぎわっている。波止の内側に釣り座をセット。夕方、妻が上下ダブルでゲット。30a超の雄イカ。期待が出てくる。サオ2本ずつセット。暗くなって順調に釣れだす。9時頃から雨。10時過ぎから大雨。いいペースだったが残念。今日はここまでと諦める。サオ・磯ザオ5b4本、道糸フロートライン4号、スピニングリール、電気ウキ3号、エサ巻きテーラ2連、エサ・鶏の胸肉。駐車料は800円(京都・一原康男)」釣りの興味のある方は、関心があるでしょうが、そうでない方は、ごめんなさい。私もいまだにやった事のない釣りはイカ釣りです。海の中を泳ぐイカを浅瀬でみたのですが、すぐに逃げてしまいました。自らやってみたいけど、まずは人の釣る仕掛けを見たり、誘い方も研究しないといけません。今度、是非高浜町の音海学校まで行ってみたいと思います。さて、今日が祝日とは知っていましたが、うかつにも「天皇誕生日」だとは知りませんでした。「天皇誕生日」は4月29日だと思い込んでいるのは、昭和の世代までの古い人間ですね。(23日付けしんぶん赤旗「近畿のページ」より)(写真は、「朽木・てんくう」に行きましたが、まだ雪があちこちに残っていました)
一昨日は、なごり雪でしょうか?
2021/02/20
「何が問題なのかわからない。わかろうともしない。批判を浴びると、うわべだけ取り繕う。反省がないから、くり返す。そんな救いがたい政党だということがよく表れています。「男みたいな性格で、ハグなんて当たり前」。五輪組織委の新会長となった橋本聖子氏について自民党の竹下亘元総務会長がこう評しました。発言後、訂正として「男勝りと言いたかった」。度しがたい性差別のうわぬりです。もともと森喜朗前会長の女性蔑視と民主的な運営を否定する発言が問われたから。党の重鎮がそれをまったく理解せずに差別を助長する。国民が自粛するするなか、平気で深夜の会食にくり出す戒めなき姿と根は同じか。五輪運動が推し進める男女平等も、国連が目標とするジェンダー平等も土台にあるのは人権です。一人ひとりの個性が生かされ尊重される多様な社会。それを実現していく運動の先頭に立つのが組織委です。元五輪選手とはいえ、橋本氏は自民党政治にどっぷり漬かってきた人物。森氏を「政治の師」とあおぎ暴言にも責任を迫りまんせんでした。女性を据えておけばいいー。党内の幹部会合に女性議員を傍聴者として出席させるという浅はかな発想に通じます。竹下氏は、五輪開催を懸念する自治体の長にもかみつきました。聖火リレーの中止を検討するとした島根県知事に「何を言うんだ。呼んで注意する」と。いったい何様のつもりなのか。旧弊にまみれた人権軽視の人たちに聖火をともす資格はありません。」(20日付けしんぶん赤旗「潮流」より)今回の東京五輪に、どれほどの国民が興味を持っているのでしょうか?その上、コロナ禍の現状を考えると延期するのか中止するしかないと思います。さて、18日(木)の夜に降りい出した雪は、想定外の積雪5センチとなりました。慌てて「雪かき」の道具を用意し、自宅の周りの除雪にたっぷり1時間はかかりました。(写真は、18日(木)の朝の自宅周辺の雪景色です)
大雪の予報は外れました。
2021/02/17
「生まれつき茶色の髪なのに校則違反だとして黒く染めることを強要されたと大阪府立高校に通っていた女性が起こした訴訟で、大阪地裁は府に賠償命じました。しかし黒染めさせたこと自体は不当と認めませんでした。少なくない学校に子どもの人権を踏みにじるさまざまな問題があります。教師による暴言や暴力、セクハラ。髪の形や色ばかりか下着の色まで規制する校則。その校則を変えようと生徒会で取り組んでも無視されるー。若者の意見を政治に届けようと活動している「日本若者協議会」は先月、「学校内民主主義」についての「提言」を文部科学省に出しました。身近なコミュニティーである学校が、自分の意見が尊重される民主主義実践の場になっていないことが、「若者の政治離れ」の大きな要因の一つだと指摘しています。理不尽な校則や学校運営が「何を言っても無駄」という意識を子どもに植え付けていないか。同協議会が行ったアンケートでも「声を上げて学校が変わると思うか」の問いに約70%の児童生徒が「そう思わない」と答えたそうです。「提言」は校則の改正手続きを明文化することや学校運営への生徒参加、子どもの権利条約を教員になるための教職課程に盛り込むことなどを求めています。生徒会活動や校則についての全国調査も提案しました。森喜朗元首相の女性差別発言など政治や社会に対し高校生たちが声を上げています。人権を尊重する社会へ、若者や子どもの声をもっと反映させるときです。」(17日付けしんぶん赤旗「潮流」より)私たちの中学校時代、男子生徒は「丸坊主」でなければならず、帽子が必携品でした。その根拠を先生に訊くと「勉強の邪魔になるから」との話でした。そうすると、女生徒や先生は邪魔にならないのでしょうか?との疑問が湧いて来ます。さて、市議選が終わった途端に議会が始まり、一息つく間もなく嫁さんは市役所に足を運んでいます。新人が多く当選したので、なかなか話がまとまらないと、苦労しているようです。ところで、今日、明日は大雪が降るとの予報でしたが、見事に外れ、晴天になり嬉しいかぎりです。(写真は、小浜市の「濱の湯」に隣接された展示場ですが、名産の「若狭鰈(カレイ)」の作業場と、小浜から京都まで「鯖街道」を歩いた時の服装です)
昨夜の地震は気がつきませんでした。
2021/02/14
「「兄の愛情に接した私は、ふとんの中でしばらく泣いた」。岡山県の結核療養所で生活保護を利用して暮らしていた重症結核患者の朝日茂さん。手記『人間裁判』に、そう書いています。長年離れていた兄からの手紙が届いたのです。毎月送金するから元気になってと。福祉事務所が兄に扶養照会を行い、茂さんの扶養義務があると迫りました。兄が「満州」から引き揚げて宮崎県に落ち着き間もなくのこと。妻と子ども4人、ぎりぎりの生活の中からのお金です。茂さんは仕送りで栄養のあるものを食べ、体調の改善を思い描いたことでしょう。ところが、暮らしぶりが変わらないことを知らされました。最低生活費の額は決まっているからです。収入があればその分を差し引かなければなりません。低すぎる生活保護基準では生きていけない。泣き寝入りはしないと、茂さんは提訴しました。朝日訴訟です。茂さんのように援助してもらえる人はごくわずか。2016年の厚生労働省調査では、年46万件の扶養照会があり、経済援助につながったのは、たった1・45%でした。「現在の社会状況にそぐわない」「業務の負担が大きい」と訴える福祉事務所職員も。扶養照会はまた、生活保護利用の大きな障壁になっています。コロナ禍のいまこそこの壁を取り除き、困った人が安心してたどりつける生活保護に。「自助・共助」ではなく、朝日茂さんが願った「権利としての生活保護」の擁立への一歩です。家族の愛への涙が再び裏切らないためにも。」(14日付けしんぶん赤旗「潮流」より)この訴訟は、新聞で読みましたが、それを引き受けた弁護団に敬意を表したいと思います。さて、昨夜は障碍者の団体の会議があり、午後9時頃に帰宅しました。遅い夕食を摂り、お風呂に入ったら午後11時になっていました。「さて、疲れたので寝るか?」と思いテレビのチャンネルを変えました。そうしたら「宮城・福島で震度6強」との字幕が目に入りました。「え〜っ、ぜんぜん気づかなかったな」と思い、しばらく画面を見ていました。どうやら大きな被害もなさそうなので、午後12時には眠りにつきました。(写真は、越前海岸にある「道の駅・えちぜん」の施設と、この時期の越前カニのポスターです)
パソコンが壊れました。
2021/02/11
「福島の被災男性、聖火ランナー辞退」「東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長による女性蔑視発言を理由に、東京電力福島第1原発事故で被災した福島県の男性が、聖火ランナーを辞退する意向を組織委員会に示したことが9日、分かりました。辞意を表明した会社役員、坪倉新治さん(57)が時事通信の取材に応じ、「夢の舞台で走れないことは非常に残念だが、性差別を黙認することはできない」と語りました。坪倉さんは、森氏の発言や、現職政治家がそれを擁護するような見解を示したことを「日本の古い考えが残っていて、国際社会の性差別への意識と懸け離れている」と批判。9日午前に組織委員会から届いた聖火ランナーへの謝罪メールに、返信する形で辞退の意向を示しました。坪倉さんは福島第1原発の30`圏内にある福島県田村市都路地区で被災。過疎化が進んでしまった地元を盛り上げようと、県公募の聖火ランナーに応募しました。性差別の問題と、原発事故の風評被害で苦しんだ故郷への思いが重なったと話す坪倉さんは、「間違っていることには声を上げなければ、差別は無くならない」と力を込めました。組織委によると、発言などを理由に4〜8日に辞退した聖火ランナーは、お笑いコンビ、ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんら2人。」(11日付けしんぶん赤旗「社会・総合」欄より)私だって、今の男女平等にはついていけないのに、戦前生まれの森氏には「何か悪い事でも発言したか?」の思いが強いと思います。さて、2日前からパソコンの調子が悪くなり、画面が表示出来なくなりました。「応急修理」をして頂いて、何とか使えるようになりました。ただ、購入して5年目なのに、もう駄目になるとは想像していませんでした。取り引きのある「電器店」によると、12万円ほどかかると言われ、大きな出費になりそうです。(写真は、市議選での当選が決まり、万歳をする候補者と支援者たちです)
冬はどこに行ったのでしょう?
2021/02/07
「「妨げになっているのはもはや政治的意思の欠如だけ」。ジェンダー平等について国際世論調査を行った民間団体が出した結論です。「市民の大多数は政府に行動を求めている」と報告書で強調しました。北京での世界女性会議から25年となった昨年」、日本を含む17カ国の1万7千人に意見を聞きました。約8割がジェンダー平等を優先課題だとし、コロナ危機からの回復策の検討にもっと多くの女性を参加させるべきだと答えました。失業、家事・育児の負担増、暴力。コロナ禍のしわ寄せは女性に集中しています。しかし多くの国で回復策の議論からは排除されています。報告書は女性を加えた方がより効果的な対策を打ち出せるという研究結果を示し転換を促しました。女性の地位向上を目指す国連機関UNウィメンは調査結果を受けて「ジェンダー平等は私たちの世代で達成しょう」と訴えました。これほど強い世論があるなら真剣に応えるものが政治の務めでしょう。日本に関して注目すべき点は「政府はもっと行動するべきだ」と答えた人が約8割に上ったことです。17カ国中5番目の高さ。「ジェンダー平等後進国」への不満とともに変化を求めるエネルギーがうかがえます。政府の鈍さは森喜朗・東京五輪組織委員長の暴言への対応にも鮮明です。今年は総選挙の年。「政治的意思」に欠ける政権を退場させ、新しい日本へ扉を開く絶好の機会です。日本が変わればジェンダー平等社会を目指す世界の人々へ大きな激励になるでしょう。」(7日付けしんぶん赤旗「潮流」より)私たちの時代には、すでに「男女平等」と小中学校から教育を受けました。それでも、今考えるとまだまだ「差別」はあったと言う事でしょう。私の家庭内でも同じ事がありますが、男性しか出来ない仕事、女性しか出来ない仕事があるので「完全平等化」は難しい課題です。さて、2月に入り一番寒い時期なのに、気温は上がり「ポカポカ陽気」が続いています。もう、冬の気配より春の気配の方が強くなっています。(写真は、先日行われた市会議員選挙の当選証書です)
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