花の命は短くて、人の命も?
2021/04/06
しばらく、プールから上がれませんでした。ここまで戻ってこられたうれしさ、いままでのつらさ・・・。いろいろな感情が一気にこみあげてきました。こぼれ落ちる涙とともに。突然の病からの復活でした。白血病の判明から、2年2カ月。池江璃花子(いけえりかこ)選手が競泳日本選手権の100bバタフライで優勝しました。選考基準の記録も破り、五輪代表の座をつかみとったことで、「奇跡を起こした」と周りを驚かせました。2年前のいまごろは病室に。抗がん剤の治療で、はげしい吐き気や頭痛、高熱にみまわれ、「生きることさえしんどい」と落ち込む日々も。体力や筋力、これまでトップ選手として積み上げてきた多くのものを失いました。退院してからも体調は一進一退。最初は懸垂や腕立て伏せも体が上がりませんでした。しかし、これまでなかった泳げる幸せや楽しさを感じながら、苦しいトレーニングに励んできました。一からつくり直し、成長していく喜びをかみしめて。過去の自分と変わったことがもう一つ。彼女にとっては泳ぐことはライバルや記録とのたたかいでした。いまは、だれかの励みになりたいという使命感のような気持ちが自分のなかに生まれている。ふたたびトップをめざす姿を通して何か伝えられることがあるのではないかと。池江さんが口にする「がんばる」には、きっとたくさんの意味が込められているのでしょう。レース後のインタビューで万感の思いを。「すごくつらくて、しんどくても、努力は必ず報われる」」(6日付けしんぶん赤旗「潮流」より)池江選手のがんばりを見ていると「東京五輪」を開催してほしいと思いますが、現実はそんなに甘くはないようです。さて、昨日の嵐で、桜の花の大半が散り、「葉ざくら」になってしまいました。開花から10日ほどで、終わってしまう桜の花に、人の人生の短さも感じてしまいます。(写真は、花びらが散って、葉さくらになりつつある公園の桜です)
大阪では感染拡大が起きています。
2021/04/03
「ほっと」「鍵っ子とカミナリ」「三寒四温の空はせめぎ合って、14時過ぎからカミナリと大雨でにぎやかだ。ドーンと落ちる振動で、マンションのサッシがキュルキュルと音を立てる。幼稚園の頃、鍵っ子だった私は、カミナリが鳴ると慌てて洗濯物取り込んで、母や兄たちの下着を抱きしめながら、暗い中一人で我慢していた。中学だった長兄は、傘をさしてもずぶぬれで帰ってきた。手ぬぐいで拭きながら、「よく取り込んでくれた」とほめてくれた。遅れて小4㋨次兄も帰ってきたが、こちらは泥だらけ。長兄は口で怒りながらも、手ぬぐいで泥を払ってやっていた。大きいカミナリがドーンと落ちるたびに次兄は、お世話している長兄にしがみついていた。泥んこを洗濯し雨が小降りになった空を見ると、真っ黒い小さな雲がはやく流れていた。次兄が「あれにカミナリ様が乗っているんやな、お兄ちゃん」と聞いていたことを思い出す。(東京都杉並区 久保 薫 59歳)」(3日付けしんぶん赤旗「くらし・家庭」欄より)カミナリが好きな人はあまりありませんが、私は比較的に平気です。私の従弟など、カミナリが鳴ると押し入れに隠れて怯えていました。好物のスイカが出て来ても、押し入れから出てこず、カミナリが鳴り止むと、何事もなかったようにスイカを食べていました。さて、桜の花も満開を過ぎて、花吹雪になって来ました。今日から「海津大崎の桜祭り」が始まりますが、コロナ禍の影響で「屋形船」は中止だそうです。(写真は、桜の花びらが集った溝と、つくしがいつの間にかスギナになっていましたと、毎年この時期に咲く紫の花です)
桜の花が満開になりました。
2021/03/31
「大阪府池田市の富田裕樹市長(44)による家庭用サウナの市役所持ち込みや職員へのパワハラ疑惑などで同市議会定例会最終日の29日、5人の自民系市議らが市長の不信任決議案を提出しましたが、「百条調査委員会の報告書を待つべきだ」「時期早尚」などの意見が多数を占め、賛成少数で否決されました。市長のサウナ問題などをめぐり地方自治法に基づく強い調査権限をもつ調査特別委員会(百条委員会)を昨年11月に設置。10回開催し、市長への喚問や市職員、関係者への聞き取りを進め、4月12日に結果がまとめられる予定です。」(31日付けしんぶん赤旗「近畿」のページより)この問題は、テレビでも報道されましたが、市長に反省の姿は見られませんでした。これ以外にも市庁舎に泊まり込み、ホテル代わりに利用していたとなると、もはや市長の倫理観が問われています。さて、今日で3月も終わりですが、コロナが収まらずに過ぎ去ったような気がします。今日は晴天になったので、近所の桜を撮影しました。例年より1週間は早く、満開になり風が吹くと花びらが散っていました。今年も花見の話もなく、静かに季節が過ぎ去って行くような気がします。(写真は、今日(31日)に撮影した近所の桜ですが、見る人の姿もなく淋しそうでした)
安曇川の桜は5分咲です。
2021/03/28
「みんな、無事かー。あのとき、電話やメールが通じないもどかしさをいやというほど感じました。それが誕生のきっかけになっていたとは。東日本大震災の際、多くの人びとが経験しました。すぐに家族や知人、職場とつながる手段がなかったことを。無料通信アプリの「LINE」は、それをきっかけに開発されました。ことしで開始から10年に。いまや国民の7割が使い、ぼう大な個人情報が日常的にやりとりされています。利用者の急増とともにサービスもひろがりました。トーク機能だけでなく、政府や自治体が手続きに活用し、各種の決済もできるように。コロナ対策にも用いられ、社会全般におよぶ公共基盤としての役割を担うようになりました。便利な通信手段は生活の一部に。ところが、その危うい実態が明らかになりました。利用者への十分な説明や同意がないまま、中国の関連会社が個人情報を見られる状態であったり、個人データーを韓国で保管していたり。LINE側も管理の不備を認めました。いま国境をこえた経済活動のもと、人権の問題として、個人情報の扱いやプライバシー権が世界的な課題になっています。EUは、データー保護や第三国への移転などについて明確な規制を設けています。日本では菅政権が強行するデジタル関連法案が個人情報の漏えいにつながりかねないと問題に。保護の観点が抜け落ちた、企業のための法案になっていないか。一人ひとりをつなげる、守る。そんな安心安全こそ、社会の基盤です。」(28日付けしんぶん赤旗「潮流」より)私は、LINEをあまり使わない、というか使い方を知りません。いずれにしても重要なことは直接会って話をするのに限ります。急ぐ場合は、郵送や宅配便などの手段もありますから、再考が必要ですね。さて、安曇川の桜も5分咲になりましたが、本日は雨模様なのでとても残念です。せめてここではコロナも流行していないので、花見の宴(古いか?)でもしたいですね。(写真は、1週間前の近所の桜の花です)
「つくし」の背比べ。
2021/03/25
「校閲の目」「河井克行元法相の買収事件について、自民党の二階俊博幹事長が「党として他山の石としてしっかり対応しなくてはならない」と述べました。すかさず日本共産党の田村智子副委員長はツイッターで「『他山』」ではなく「『自分のお山』の事件ですよ」と批判、小池晃書記局長も「まぎれもなく自山だ」と指摘しました。そもそも「他山も石」とは何でしょうか。2013年度の国語に関する世論調査でも意味が「分からない」人が多数でした。この言葉は中国の詩集「詩経」に由来します。「他の山からでた粗悪な石でも、自分の宝石を磨くのに役立つ」という意味で、「他人の誤った言行も自分の行いの参考となる」ことになりました。人のふり見て我がふり直せ、と似ています。二階氏の発言は他党議員の話なら成り立ちますが、当時は自民党の衆院議員であり、首相・官房長官肝いりで自民党から1億5千万円の資金が提供されたのですから成り立ちません。しかもそれが買収資金の原資になっているのではと疑われています。「人ごとだ」「まるで無関係だと言わんばかり」と批判されるのは当然です。二階氏の「しっかり対応」の後の発言でも「国民から後ろ指をさされたりしないように」というだけですから、党として真相を解明する責任は見えません。(河巴哲也)」(25日付けしんぶん赤旗「総合」ページより)この会見のニュースを見て、これだけ平気で話を作り上げた政治家も珍しいと思いました。さて、近所のつくしの背丈がどんどん伸びて、30pにもなりました。昔、母の実家のある京都府精華町で、春休みに従弟が集まりました。木津川の堤防で「つくし」取りをしましたが、私の父親が「一番長いのを見つけた者には、1000円あげる」と言いました。当時の1000円と言えば大金で、日々のおこづかいが50円程度だったので必死になりました。30pまでは見つかるのですが、やっと41pを見つけて1000円をゲットしました。(写真は、近所の伸び盛りのつくしと、遅咲きの水仙です)
ミニ同窓会は楽しかった。
2021/03/22
「人にやさしいドラマでした。重松清さんの小説を原作にした「きよしこ」。吃音(きつおん)を抱えながら、誰かとつながり合って成長していく少年の姿を温かく描きました。大切なことを伝えるために。生きづらさに悩む人たちを励ましてきた重松さん。かつて小池晃さんとの対談で国民の生存権を保障する憲法25条の「健康で文化的な」生活の意味を語っていました。自分の居場所や安らげる場所があり、安らげる人間関係がある。そういうのを全部含めて「健康」だと。コロナ禍で女性の自殺者が急増ー。去年の自殺者は2万1000人をこえ、リーマン・ショック直後の2009年以来の増加に転じました。とくに女性は前年比15%増と深刻で、高校生までの子どもの自殺も過去最高となっています。ウイルス拡大による経済活動や日常生活へのしわ寄せ。それが女性や若い世代に大きく影響していると専門家は指摘します。非正規で仕事を失い、貧困や孤独、絶望にあえぐ状況はひろがっています。渦巻く不安のなかで、政府はすべての緊急事態宣言を解きました。これまでの対策を反省し、封じ込めの手だてを打つつもりはあるのか。気のゆるみや自粛よいった国民に責任を押してけることばかりでは・・・。うつろな表情で原稿を棒読みするだけの菅首相。「(マスクなんて)いつまでやるの」と記者に食ってかかる麻生副総理。こんな面々に、重松さんの小説のような人を独りぼっちにさせない世界をつくることはできません。命を守る政治をともに早く。」(22日付けしんぶん赤旗「潮流」より)このドラマを期待しないで見ましたが、どんどん話しに引き込まれ最後まで見ました。吃音に悩み苦しむ姿が印象的で、それを支える周りの大人も寛大な態度でした。緊張が原因なのか?それとも他に原因があるのか、珍しく夫婦で話し合いました。さて、昨日は大雨の天気の中、大阪・大東市まで墓参りに行って来ました。ある意味で、墓参りは口実で、その後、Y先生や、H君、Y君と私たち夫婦の5人でランチを楽しみました。昼間から飲むビールも久しぶりで美味しく、話はどんどん盛り上がり、時間が経つのも忘れるほどでした。午後4時過ぎ、またの再開を約束して、住道駅でそれぞれの帰路に着きました。(写真は、大阪からの帰路で立ち寄った京都三条大橋から見た夕暮れの景色です)
明後日は、墓参りに行きます。
2021/03/19
「わがまち ふるさと」「滋賀県・甲賀市」「「滋賀県甲賀(こうか)市といえば、どんなイメージをもたれるでしょうか。いままでは、NHK朝ドラ「スカーレット」の放映や2019年に信楽(しがらき)焼と甲賀忍者がダブルで日本遺産に認定されたこともあって、訪れる人も多くなりました。陶都・信楽は、越前、瀬戸、常滑(とこなめ)、丹波、備前とならんで日本六古窯のひとつ。中世の時代から受け継がれた伝統の技法、そこへ現代アートが組み込まれ多種多様な信楽焼を楽しめます。今秋開催の六古窯サミットに期待が寄せられています。この信楽焼の器でいただく朝宮茶はまた格別。忍者といえば伊賀と甲賀。実は隣り合わせで、ともに「忍びの里」として知られています。戦国の世に実際に活躍したのが「甲賀衆」と呼ばれる土豪・地侍であったといわれ、中世修験道・飯道山や山城跡が散在し、リアル忍者の痕跡を確かめることもできます。鈴鹿の山裾にあるウグイ川は、桜と蛍の名所です。日本共産党の提案で仮称「手話言語条例」や「公文書管理条例」が近く制定されます。歴史と自然あふれる街「あいこうか」へぜひお越しください。(山岡光広市議)」(18日付けしんぶん赤旗「地方・総合のページ」より)甲賀を「こうか」と読むとは知らず、「こうが」と読んでいました。以前は、高島市から遠く感じたのですが、国道1号線が整備され、1時間20分ほどで行くことが出来ました。さて、いよいよ「春のお彼岸」が近づいて来て、21日(日)に大阪まで「墓参り」に出かけて来ます。その後、S先生と友人のH君と昼食を摂ることになっています。大人数だと「コロナ禍」がるので4人だけですが、とても楽しみにしています。(写真は、今津町の「座禅草群生地」の周辺の景色です)
冬タイヤを交換しました。
2021/03/16
「ほっと」「私がいま愛用している冬用パジャマは、亡くなった義母のものでした。義母は認知症を患って、80歳から10年間、入退院をくり返して、ディサービスも利用していました。最後は、がんが見つかり、3カ月の闘病の後、91歳の誕生日を前に亡くなりました。その入院の際に新調したパジャマも、病院側の指定の物に取って代わって、まるで新品同様のままに役目を終えたのでした。葬儀を済ませてから、いろいろ片づけをして、残されたこのパジャマを、私はどうしても処分する気になれませんでした。義母の亡くなった年の冬から、私はこのパジャマを自分用としはじめました。その時から、はや10年以上。生きていれば今年106歳の義母が、72歳の私に、無言のうちにも、何かを教えてくれている気もするのです。ソレが何かは、私の人生の宿題なのかも・・・。(埼玉県久喜市 木伏 幸江 72歳)(16日付けしんぶん赤旗「くらし・家庭」欄より)私の家もそうですが、嫁さんが義母(私にとって実母)との付き合いが大変な様ですが、表面的?には関係は良さそうです。さて、例年より1週間早く、冬タイヤの交換を済ませました。昔は自分でやっていたのですが、10年ほど前から車屋さんに頼んでいます。税込みで2200円しますが、万が一怪我でもしたら大変なので、お任せするようにしました。タイヤを物置に直す時、これでこの冬の12月までお別れなので、「また、よろしく頼むね」と言いました。(写真は、12日に今津町の「座禅草群生地」に行きましたが、少し遅かったようです)
集団申告に行って来ました。
2021/03/13
「ほっと」「夫婦円満7カ条」「私たち夫婦は、結婚して53年。ケンカなしの、夫婦円満。いま、私たちは幸せです。夫婦円満の秘訣(ひけつ)7カ条は@ウソをつかないA笑顔とユーモアを忘れないB「ありがとう」と感謝し合うCお互いに「〇〇さん」と名前を呼び合い、尊敬し合うD「です」「ます」調でやさしく会話するEミスは責めず、なぐさめ合うF約束は守る、です。病気でよく入院する私たち。妻は腸の病気。私も腸の病気。どちらかが入院した時は、毎日病院に必死で通い、なぐさめ合ったり、励まし合ったりしました。妻の欠点は少しせっかち。私はのんびりしすぎ。でも、その欠点を責めず認め合ってきました。私たちのモットーは、「明るく、楽しく、元気に!」です。これからもお互いに支え合って、長生きしたいと思います。(さいたま市浦和区 坂本 泰造 83歳)(13日付けしんぶん赤旗「くらし 家庭」欄より)この記事を朝に読んで、羨ましいと思うと同時に、私にはとても出来ないなと感じました。この83歳と言う年齢から、近いうちに別れが来ると思われますが、相手を失った時の喪失感が深くなるのではと心配します。さて、昨日は「民主商工会」の「3・13重税反対統一行動」があり、約80人が参加しました。ピーク時は300名を超えていたので、本当に年々淋しくなりました。思い出せば、10年前の集会の終盤に、「ユラユラ」と建物が揺れ、「地震か?」と疑いました。その日に自宅に帰ってから、惨状を目にした事が忘れられません。(写真は、いつの間にか伸びたつくしです)
そろそろ、タイヤの交換時期です。
2021/03/10
「東日本大震災」「津波で消えた陸前高田 街づくり10年を追う」「岩手・陸前高田市の市街地は東日本大震災による津波で消滅しました。朝日系のテレメンタリー2021は13日(深夜3・30)、「ゼロから街をつくる、ということ〜陸前高田10年の全軌跡」と題して送ります。新たな街をどこにつくるのか。多くの人は高台を望みましたが、広い土地は無く、被災した地で再び街づくりが始まります。かさ上げ工事だけで数年の月日がかかります。一方で多くの事業者は高台や内陸部で店舗を再開しました。新たな街に戻るのか、選択を迫られます。総事業費1660億円。被災地最大のプロジェクトの10年を追います。ナレーターは段田安則。演出・浦本勲。*放送日時は地域ごとに異なります」(10日付けしんぶん赤旗「社会・総合」ページより)今年もこの時期が来たからなのか、連日テレビ番組で特集が組まれています。特に、福島弟1原発の事故があった地域では、地震・津波・放射能の三重苦に悩まされています。いまだに除染が進まず、避難勧告地域が解消されていない事は驚きでもあります。さて、天気予報から雪マークが消えて、冬タイヤも不要になりそうです。めったにないのですが、過去に20日過ぎに降りましたので、今週一週間は様子を見てからにしょうと思います。(写真は、南越前町(旧今庄町)の支所の展示されたⅮ51の蒸気機関車です)
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