ようこそ、みくに龍翔館へ。 | - 2010/07/12
- 昼食が無事済みましたので、一路三国港のそばにある「三国温泉」を目指しました。越前海岸から来ると直前に「九頭竜川」の長い橋を渡るのですが、視界が広がり日本海が見渡せ「三国まで来たぞ」と思います。目的の「三国温泉」は港の端にあり、すぐに分りましたが残酷にも「本日休館」の文字が恨めしそうにかかっていました。気を取り直して「芦原温泉にも日帰りの入浴施設があったはず?」と目的地を変更しました。途中になにやら由緒ある建物が見えたので立ち寄る事にしました。遠目には教会かなと思っていたのですが「龍翔館」と看板が出ていました。「みくに龍翔館は、三国町に関するあらゆる情報を集めた総合資料館です。三国町は、古くから湊町として開け、江戸時代から明治時代にかけて北前船が多く往来し、越前国の玄関口として、また、日本海側有数の交易港として栄えました。その時代を象徴する文化遺産が、「龍翔(りゅうしょう)小学校」(明治12年〜大正3年)です。全国に類を見ない擬洋風の五層八角という奇抜なデザインの外観は、当時、九頭竜川河川改修の指導のために来町していたオランダ人土木工師G・A・エッセルの設計によるもので、町民が大いに誇りとするものでした。みくに龍翔館はその外観を復元しました。館内には、北前船の資料が豊富にあり、北陸三大祭の一つ三国祭の山車や詩人の三好達治・作家高見順ほか三国ゆかりの文学者のコーナー、三国出身の画家新道繁など美術家の作品・職人の仕事場の復元、自然や考古の資料にいたるまでわかり易く展示しています。」(案内板より)残念ながら、ここも休館日で中に入る事は出来ませんでしたが外観だけでも見る値打ちはありました。さて、参議院選も終わり街は再び静かになりました。選挙結果は「民主党」の惨敗となりましたが、勇み足で「消費税増税」と言ったのが致命傷となったようです。(写真は、みくに・龍翔館と南越前町にある北前船の復元船です)
|
|