今年初めての釣行でした。
2011/05/19
いつもは、ギャラリーで行く事が多い「鞠山・海つり公園」に釣り道具を持参して、今年初めての釣行となりました。午前4時に起床して、まだ真っ暗の中敦賀を目指しましたが、私は昨夜のお酒が残っているので運転は嫁さんにまかして、少しずつ明るくなる外の景色を半分死んでいる頭でぼんやりと眺めていました。途中、いつも立ち寄る敦賀市内の「若潮屋」さんで餌のオキアミと青イソメとサビキの仕掛けを仕入れました。この瞬間が一番気合いの入る時でもあり、また期待する時でもあります。気候も良くなったためか「鞠山海つり公園」は、平日にしては混雑している方でした。早速、竿に仕掛けをセットして投げ込みますが、なかなか当たりがありません。針の大きさを変えたり、おもりを変えたりしますが絶望的な状況です。たまに当たりがあっても、針がかりせずどうも餌取りの仕業のようです。海を見ていると、「べた凪」の状態で波がほとんどなく、風も吹いてなく湖より静かです。過去の経験から、この様な時は釣れたためしがありません。周りの状況も同じで、誰もが退屈そうにしていて小魚が釣れても沢山のギャラリーが集まります。そのうち、「餌取り」の当たりもなくなりましたので、こちらのやる気もどんどん失せました。嫁さんは「フグ」を釣り上げて、このサイズでは食べられないねと独り言を言っていました。嫁さんが「大きいのが釣れた!」との言葉で海をのぞくと、40pほどの「ボラ」でした。「そんな物、釣れても仕方がないわ」と言うと、「これで五目が達成や。フグ、ハオコゼ、アイナメの子ども、スズメダイ、ボラや。」「どれも、ろくな物やないな。」と言い返しました。私が連れたのは、フグとアイナメの子どもだけで完全に負けました。いつのまにか、赤潮が回ってきて海の表面が見えなくなりましたが、ここでの経験は初めてです。「海も汚れているし、おまけに原発の影響か魚がおらんし帰ろうか?」と言うと、いつもなら粘り強い嫁さんもあっさりと「帰ろう」と言いました。結局午前10時前には片付けも済んで、帰路につきましたが「ストレス発散」が「よけいにストレスが溜まる」事になりました。(写真は、釣り上げたフグと、この日の釣り人と、赤潮の漂う海です)
合格、おめでとう!
2011/05/17
安曇川に来て28年もなるのに、友人と呼べる人は10人とおりませんが、そのうちの一人が「介護福祉士」の試験に合格したのでお祝いの会を行いました。S君(仮名)は、もともと中学校の書道の講師で私の長男も習ったのですが、その後教えているクラスが学級崩壊に合い教職の道を断念しました。その後、職を転々とし、短いところは一日で辞め長いところでも一月と持ちませんでした。「君に向いているかどうか分からないが、介護士の仕事はどうや?」と言って2級ヘルパーの資格を取るように勧めました。何度かの挫折がありましたが、ようやく資格が得られ「特養」の施設で働くようになりました。この度、5度目の受験で念願の(本人はどちらでも良かったようです)「介護福祉士」の試験に合格しました。「私は今日まで、皆さんに応援して頂いて合格出来ました。お礼も兼ねて夕食会をしたいので来て下さい」と言われ、喜んで参加しました。場所は、安曇川町・白浜にある「宝船温泉」でしたが、今まで見た事もない本当に豪華なメニューでした。「近江牛のお寿司、山菜の天ぷら、氷魚、鴨ロース、鮎の天ぷら、川エビの天ぷら、わさびの酢の物、イワナの刺身、生ハムとチーズ、近江牛の陶板焼き、タケノコご飯、お吸い物、アイスとチーズケーキのデザート、その他記憶にありません」が出てもう満腹でした。後で、ご予算はどれくらいだったと恐る恐る訊くと、4人で5万円ほどだと答えました。「どうりで、あんなに出てくるとは」と答えながら、些少ですが合格祝いを渡しました。S君は感激して「ありがとう、ありがとう」を連発しておりました。翌日、「昨日は楽しい時間を過ごせて、良い思い出になりました。」とメールが来ておりました。さて、昨夜は風もなく夕食時に嫁さんが「ホタルを見た」と言うのでカメラを持って川に向かいましたが、残念ながら見つけ事は出来ませんでした。(写真は、色々な動物が題材になった信楽焼きです)
タヌキだけではありません。
2011/05/14
「やぶっちゃ」の湯を後にして、帰路に着くことにしましたが、まだ時間が午後3時前だったので通過点である旧信楽町に立ち寄る事にしました。車中で、「先ほどのやぶっちゃの湯をカーナビに登録したか?」と訊くと、「もう二度と来ないと思って、登録していない」と嫁さんが返事します。先ほどの「なかなか良い湯やったね。また来たいな!」とは矛盾する返事です。「やぶっちや」の湯のある三重県から、30分ほどほど走ると滋賀県甲賀市に入りました。もう連休も終わり閑散としているかと思いましたが、行楽シーズンなのか横浜や千葉や三河ナンバーの車が止まっていました。震災の影響で、東北方面に行く観光客が減って関西や九州方面に行き先を変更した方が多いとテレビで放送していましたがそれを実感しました。信楽焼きと言えば「タヌキ」ですが、そのタヌキも寝ている物や笑っている物があります。玄関脇に、親カエルに乗っかった子カエルの大きな焼き物がありますが、カエル嫌いが見たら卒倒しそうです。それ以外にも、フクロウやまねき猫などもありましたが、面白かったのは「ウミガメ」があった事で、これはNHKの連続テレビで放送された影響かもしれません。嫁さんが「こんなに沢山の焼き物が店頭に並んでいるけど、夜は店内に仕舞うのだろうか?」と訊くので、「毎日、そんな事していたら大変やで。多分そのままでロープでも張るのと違うか?」と答えましたが、夜にここに来てみないと真実はわかりません。結局、信楽では冷たい飲み物を買っただけで、何も買い求めませんでした。(写真は、代表的なタヌキの陶器と親子カエルと寝そべったタヌキの陶器です)
「やぶっちゃ」の湯は良かった。
2011/05/10
昨日9日は、急用で再び京田辺まで出かける用事が出来て、お店は臨時休業となりました。GW期間は、一度も出かけることなくお店にこもっていたので、久しぶりに開放感を感じました。用事は午前中に終えたので、お昼は「学研都市」の近くにある回転寿司の「スシロー」精華店に立ち寄りましたが、長女はすっかり回転寿司に飽きて、早々と立ち上がり出ようと言うように「ごちそうさま」のポーズをします。そろそろ、新しい店を見つけて、気にいってもらえるようにしなければなりません。さて、前回の「月ヶ瀬温泉」の評判が家族の中で好評だったので、再び国道163号線を木津川沿いに上流へ向かいました。しかし、道路沿いに「月ヶ瀬温泉」の看板が見つからず、どうやら行き過ぎたようです。戻るのも億劫になり、「確か、この近くにもう一つ温泉があったよね?」と嫁さんに聞くと、家で一番「方向音痴」の嫁さんが「「やぶっちゃ」の湯とか書いてあったよね」と言うので、カーナビで確認するとすぐ近くでした。正式名は「島ヶ原温泉・やぶっちゃの湯」と言い、名張川?の川沿いに建っています。入浴料金は、800円と少し高めですが、バスタオルとフェイスタオルはサービスで付いていますので、何も準備がされてなくても入浴出来ます。あるお客さんが「GWは混みましたでしょうね?」と係の人に訊くと、「最高で、2時間待ちになり、諦めて帰られる方もおられました」と話しておられました。温泉は、少しぬるめで長湯するにはもってこいでしたし、内湯は三つあり露天風呂も広く取られていました。お湯はかすかに塩辛く、ひげそり後はひりひりとしました。ところで、何故「やぶっちゃ」と言うのかリーフレットを見ても書いて無く、多分この辺がお茶の産地ですので「やぶきた」茶とひかけているのではと想像していますが事実は分かりません。「伊賀の里山で、癒しのひとときを」がタイトルでした。帰りに、「野良じまん」という直売所で「ヨモギ餅」を買って帰りましたが、田舎の味がして好評でした。「やぶっちゃの湯」〒519−1711三重県伊賀市島ヶ原13680。рO595−59−3939。定休日、毎週火曜日。(写真は、「やぶっちゃの湯」のある建物と産直の「野良じまん」です)
蛙の声が一段と大きくなりました。
2011/05/04
安曇川では、3日から4日にかけて田中神社の春祭りで傘鉾が街中を練り歩きます。私が、安曇川に来た頃は、地区ごとに祭りの日が違っていて、親戚同士が集まり、お互いにもてなした様ですが、今ではほとんどの祭りが3日〜4日と統一されたようです。ただ、ここの祭りはおとなしく、上品で(覇気がない?)大阪生まれの私には物足りないものがあります。今日は、子ども御輿が出るのですが、こちらも少子化の影響で年々子どもが少なくなり淋しく感じます。この時期はまた、農家の繁忙期であちらこちらで、田植えが始まります。昔は「泥落とし」と言って、お互い助け合って田植えをしたようで、その慰労会と豊作を祈る春祭りとが重なったようです。夜になると、一日一日に蛙の合唱する声が大きくなり、まさに大合唱の感がします。田植えが終わると、梅雨前に今年もまた蛍の飛び交う姿が見られる事でしょう。ところで、今年のゴールデンウィークは、西に旅する人が増えて九州では例年より多いそうです。心情的にはわかりますが、出来れば東北にも出かけてお金を使って欲しいものです。かくゆう私は、一日も休まず店を開けていますが、残念ながら商売になるような話しはありません。(写真は、大人の傘鉾と行き違う子ども御輿の集団です)
今日で4月も終わりですね。
2011/04/30
27日は、お店の定休日だったので日野町にある「ブルーメの丘」に久しぶりに出かけました。天気予報では、今日は一日雨が降る事になっていたのですが、長女の日頃の行いが良いのか快晴に近い状態で、これなら安心して散策出来るなと思いました。途中、「愛東マーガレットステーション」では名物の「ジェラード」を買い求めご機嫌の長女でした。お昼は、八日市市にある定番の「かっぱ寿司」に立ち寄りましたが、このパターンに飽きたのか「エビ入りうどん」を食べただけで、もう出ようと催促され次からのお店選びに悩みそうです。八日市から20分程で日野町の「ブルーメの丘」に到着しましたが、長女は早速売店に一目散に走りお気に入りの「クッキー」を獲得しました。気温は27℃と夏日になっており、少し暑いくらいでしたのでほとんどの人が上着を脱いでいました。園内は、色とりどりのチューリップが満開で記念写真を撮るグループが沢山いました。最近の長女は、テレビで動物が映ると興味深く見ていたのですが、ここに来て馬も羊もウサギにもあまり反応がありません。ある程度面白がると思っていたのに、期待はずれでした。「ブルーメの丘」を出る時、「あんたは、何しに来たんや」と問いかけると、嫁さんが「食べるために、来たんや」と言うときと代わりに返事をしていました。お土産に、「肉の岡崎」に立ち寄り「コロッケ」と焼き肉用の牛肉を買い求めていると、雨がポツポツと降り始め雷が鳴り始めました。やがて、すごい雨脚になり10分も「ブルーメの丘」を出るのが遅れているとびしょぬれになっているところでした。仕上げに入る温泉は、旧志賀町の「比良とぴあ」に決め豪雨の中を目的地へと急ぎました。さて、4月もあっという間に月末になり、世間はゴールデンウィークに突入しました。昨日は、法事で京田辺まで出かけましたが、京都駅の混雑はすごかったです。帰路は特にひどく、一杯頂いた身には立ち続けるのは大変でした。(写真は、チューリップが満開の「ブルーメの丘」です)
ボートは高い物ですね。
2011/04/26
私の店のご近所に農機具を販売しているお店?があるのですが、息子さんの代になってボートを扱うようになりました。水上バイクの様な小さな物から、8人ほど乗れるボートまで何隻かありエンジンの調整をしておられます。250馬力の大きな船外エンジンが付いたボートは圧巻で、思わず写真を撮りました。貧乏人の悪い癖で「このエンジンで幾らぐらいします?」とお訊きすると、「ざっと250万円で、船体が800万円くらいかな」と答えが返って来ました。「どんなお金持ちが乗っているのやろう?」とお訊きすると、「普通のサラリーマンと聞いています。それにしてもお金にもならないブラックバス釣りの為に買うなんて信じられないね」と言っておられました。「1リットルのガソリンで500メートルも走れば良い方ですから。まあ、燃料代など気にしていたら乗れないよね」「今度、みんなで琵琶湖に出て沖の白石まで走ろうか」と嬉しい話しが飛び込みましたが、「時速80qは出るので、空を飛んでるみたいやで」と言われると躊躇してしまいます。考えてみたら、究極の贅沢で高価な自動車なら買い物や旅行にも使えますが、ボートでは無理ですよね。いつか(いつのことになるか?)、きっとマイボートを持ちたいなと思いながら、お礼を言って店を後にしました。ところで、安曇川では、日中はウグイスがまだ下手な声で鳴き、夜は田起こしが始まった水田からカエルの合唱が聞こえて来ます。これから、ゴールデンウィークは田植えのピークとなり、猫の手(前足の間違いでは)も借りたくなります。(写真は、大きな船外機の付いたボートと桜の花びらがじゅうたんの様になった風景です)
サイモント&ガーファンクルていいですね。
2011/04/23
今朝、早起きして飲み友達の家を訪ねたらNHKの連続テレビドラマの「おひさま」を観ていました。私も欠かさずに観ているのですが、このドラマの舞台が安曇野であるのも関心のある理由の一つです。黒沢明監督の映画「夢」に出てくる「大王わさび園」の風景など、何年か前に訪れた時と変わりない透き通った水の流れなどは、見ているだけで気が休まります。また、「いわさきちひろ・安曇野美術館」も落ち着いた風景の中に建っていて、もう一度機会があったら訪ねてみたい場所の一つです。このドラマの時代背景は、昭和7年頃から始まるので、自分の母親より少し上の世代となりますので、ドラマを見ていると母親が色々と語りかけます。今のような殺伐とした時代ではなく、時間がゆったりと流れて行く様な気がします。考えてみれば、サラリーマン時代には、すでに出勤する時間になっておりほとんど観る機会がありませんでしたが、最近は、ほぼすべてのドラマを見続けておりますが、撮影場所に旅行するのも楽しみで、前回の「てっぱん」のロケ地である広島県・尾道に行って「尾道のお好み焼き」も食べてみたいと思っています。ドラマを観ていない方には、いったい何の話しか分からないと言われそうですが、ご容赦下さい。ところで、先日お酒を飲みながら、たまたま点けたテレビ番組で映画「卒業」を放送していました。もう何度も観ているのですが、最後のダスティ・ホフマンが花嫁と逃げるシーンと「サウンドオブサイレンス」の曲は良いですね。映画の見終わった後、「サイモント&ガーファンクル」のレコード(今では死語かも)を聴きましたが、良い声と曲が心に染み渡りました。その中での私の一番好きな曲は「エル・コンドルパサ」(コンドルは飛んでゆく)で、若かりし頃一生懸命に覚えた事が思い出されます。さて、安曇川では昨日も、今日も雨が降り時々強風が吹いています。また、湖西線が止まって通勤や観光客に迷惑がかからないか心配しております。(写真は、新旭町・風車村の春の風景です)
子鮎が釣れていました。
2011/04/20
金ヶ崎宮の桜を堪能した後、真っ直ぐに小浜に行かず何故か美浜原発を見たくなりました。原発が見える美浜町・水晶浜は、いつもなら釣り人やサーフィンをする若者で賑わっているのに誰もいませんでした。やはりテレビで繰り返し放送される映像がトラウマになって、近づきたくないのが本音でしょう。美浜原発は、敦賀半島と離れた島の上に建設されていて、橋でつながっています。「もし、津波で橋が流されたらどうなるのかな?」と嫁さんが訊くので「船で物資を運ぶしかないなあ」と答えておきましたが、ある意味では福島原発より条件が悪いかもしれません。久しぶりに小浜港に来ましたが釣り人で賑わっていましたので、何が釣れているのか確認しました。釣れていたのは、体長3〜4pの子鮎で鈴なりになっていました。前にも書きましたが、海の子鮎は琵琶湖産と違い生臭さがなくビールのおつまみにはもってこいです。もう少しすると北川(小浜湾に注ぐ川)にも、次々と遡上する姿が見られる事でしょう。ところで、自粛という経済の自殺行為が少し治まりつつありほっとしておりますが、先日行われた海津の桜は、夜のライトアップが行われなかったとか。海津の売店で昼食を食べたときに、「うちは、一年の半分の売り上げが桜の時期ですわ」と言っていたおじさんの落ち込む姿が目に浮かびます。さて、安曇川では昨日も今日も気温が低く、冷たい雨が降っています。お客さんとの会話も「いったい今年気候はどうなっているのだろう?」と話しています。こんな時は、てんくう温泉でも行って暖まろうと早じまいする予定でおります。(写真は、美浜原発が見える水晶浜と小浜港で釣れている子鮎です)
金ヶ崎の桜は満開でした。
2011/04/17
マキノ町の海津の桜は、昨日と今日が交通規制があり沢山の花見客で混雑しているのではないかと想像しています。同じ日に、敦賀市の金ヶ崎宮の「花換え祭り」は、1日〜14日まででしたので最終日の前日にあたり、見た目には満開となっていました。ここには、毎年この時期に訪れていて、今年で何年目になるのだろうかと考えていました。長女と嫁さんは、金ヶ崎城跡まで上がってくると言って別れました。私は、桜の撮影に忙しくしていて、時間の経つのを忘れていました。後から登っていった観光客が戻って来るのにどうしんたんだろうと待っていると、違うコースから下山していて車に戻っていました。この後、焼酎やウィスキーの水割り用の水を汲むために「瓜破の滝」を目指して国道27号線を小浜方面に車を走らせました。ところで、お店で義援金の募金箱を置いているのですが、昨日来店したお客さんは「なんと〜」4000円も入れて頂きました。これで何とか1万円には届きそうで、嬉しくなりました。それにしても、福島原発の事故は収束の目途がたたずこれから先、どうなるのか心配です。(写真は、金ヶ崎の桜と花換え祭りの福娘さんです)
新規
修正
Copyright (C) 2006メガネ・補聴器のフクイ. All Rights Reserved.