友人の初の個展。
2012/08/05
7月25日(水)〜31日(火)まで、当店に隣接する「ギャラリー藤の井」さんで行われ、1週間で130人の方々が鑑賞に訪れました。友人の鈴木君は、現在43歳で介護福祉士をしておりますが、私の長男が中学1年生の頃は安曇川中学の書道講師をしておりました。その後、なかなか定職に恵まれず色々な職業を転々としていました。私のアドバイスで、「2級ヘルパー」の資格を取得し、介護現場で9年間勤めようやく安定した生活が出来るようになりました。介護福祉士の国家試験も5度目の正直で昨年に合格し、「油の載った時期」にまで辿り着きました。「あんた一度個展を開いたらどうや?」と勧めましたが、「忙しくて書いている時間がないわ」と断られましたが、事あるごとに話し今回の開催となりました。勧めた以上、私にも責任があると思い、来店されるお客にお願いしたり、様子を伺いにギャラリーに出向いたりと落ち着かない1週間でした。私も知らなかったのですが、「書道の世界」には師匠と弟子の関係が根深く、師匠は絶対的な存在で内諾を貰わなければ開けないとの事です。師匠の許しも出たのですがウン万円の費用で、師匠の作品も飾られやっと実現の運びとなりました。展示された作品は、安価で販売もされ半数以上に買い手がつき、私も2点ほど買わせて頂きました。この後、「ご苦労さん会と盛況おめでとう会」を開く予定でしたが、本人が忙しくまだ実現はしておりません。さて、安曇川では、相変わらず猛暑が続き雨がまったく降らず「砂漠」状態となっています。そのせいか、今年の夏ははセミの鳴き声が少なく、キリギリスの鳴き声も元気が無いような気がします。(写真は、書道展に飾られた作品と、最も大きな掛け軸と、南郷小学校の校歌が書かれた作品です)
カエルが可哀想?
2012/07/31
家の玄関にあるポストにアマガエルが住みつく?ようになりましたが猛暑のせいで息も絶え絶えの状態でした。今朝、朝食を食べているとおばあちゃんが(母親)「あのカエル暑いのに可哀想だと思い、水をかけてやったわ」と話します。そう言えば私自身、小さな動物にも命があるのだから殺生は止めておこうと思うようになったのは、ここ数年の事の様です。この事を知り合いのお坊さんに話すと、「そら、あんたが枯れて来た証拠やで」と申されますが、何か当たっているような気がします。このお坊さんは、俗に言う「なまぐさ坊主」で、「生レバーが食べられなくて残念や」と申されるので、「命かけてまでも、食べるものでもあるまい」と答えておきました。話しが横道にそれましたが、お風呂に入っていると窓にヤモリがやってきて、さかんに虫を捕食しています。こんな時、風呂場の電灯を消すと虫が飛んでこないので、ヤモリの為に10分は点けたままでサービスをしてあげます。また、玄関にクモが巣を作り、外灯に飛んでくる虫を待っているようですが、この時も直ぐに消さずに一定の時間はサービスしています。ところで、昨夜はクモが巣の修復する姿を眺めていたら、実に見事で見とれてしまいました。「クモにも、器用なものと不器用なものとあるのだろうか?」と考え、もし自分がクモならあのような修復は出来ないだろうなと思いました。朝食後、カメラを片手にアマガエルを撮影しようと考えていたら、周辺を探しても見当たりません。「ここでは、良い生活が期待できない」と、見切りをつけたのか、それとも水をもらって元気が出たのか、いなくなると淋しいものがあります。さて、安曇川でも連日猛暑が続き気温は32〜3℃はあります。おまけに雨がほとんど降らずカラカラの状態で、せめて「にわか雨」でも欲しいなと思います。安曇川に来た28年前の夏は、30℃を超える日は1週間ほどで夜になると「寒いから窓を閉めよう」なんて会話が懐かしく思います。早いもので、7月も今日で終わりになり「お盆の墓参り、何時にしょうか?」と会話しています。(写真は、箱舘山のゆり園の宣伝用のユリと、子ども連れで賑わう敦賀市鞠山・海つり公園と、玄関に住みついたクモの巣の修復作業です)
和歌山・北港海つり公園A。
2012/07/27
「今日は土用の丑(うし)の日。高値続きでおいそれとは口に入らないウナギですが、きょうばかりは値下げする店もあるようです。丑の日といえば、やはり平賀源内です。親しいうなぎ屋に頼まれ、「きようは丑」と看板に書いたところ大当たり。土用の丑の日にウナギを食べる習わしの始まりと伝えられる、18世紀江戸の逸話です。当時、「う」の字のつくものを丑の日に食べると夏負けしない、といわれていました。加えて源内も江戸の人気者だったので、宣伝が功を奏したというわけです。源内は、画家、作家、医者、発明家などさまざまな顔をもつ才人でした。発明家・源内を物語る仕事に、わが国初の摩擦起電機づくりがあります。こすって電気を発生させるしかけです。源内は、壊れたオランダ製を手本にしました。摩擦起電機で生まれる電気は、静電気です。いま私たちが使う電気は、こすらなくても起こって流れる動電気です。動電気の発見は18世紀で、体内に発電器官をもつ魚の研究がきっかけでした。もっとも強い電気を出す魚は、南米のデンキウナギです。丑の日に食べるウナギとは別種の魚で、体の容積の半分以上が発電器らしい。小魚を感電させて食べます。動電気と出会った人類は、研究と技術開発を重ね、いまの電気文明を築きあげました。しかし、電気が足りていても、人々が節約して不足に備えていても、原発を動かす電力会社や政府はどうでしょう。ウナギの姿売りは歓迎ですが、原発の電気の押し売りはごめんです。(27日付けしんぶん赤旗「潮流」より)テレビ番組で観ましたが、ウナギを求めて遠くアフリカ・マダカスカル島まで出かける商社がありました。このままでは、クジラやマグロと同じ運命を辿り、食卓から消えるのではないかと危惧しております。さて、前回の続きですが釣りを諦めた私たちは、もう一つの釣り公園のある海南市の「和歌山・マリーナシティ」に向かいました。雨はますます激しくなり、雷も近くで光り大荒れの天候になって来ました。「まずは一服」と喫茶店に入り、アイスコーヒーを頼んだものの、口数も少なく「瞼か重くなり」眠ってしまいそうです。私がここに来るのは4度目の事ですが、平日で天候のせいもありますけど何だか年々寂れて行く様な気がします。間もなく午前11時になりますので、少し早いですがランチタイムとしました。施設内のバイキングレストラン・ゴンドワナで大人2000円と少し高めですが、「マグロが食べ放題」と言う文字に引かれました。お造りにお寿司、パスタにカレー、唐揚げとフライ、ソフトドリンクにデザートと満足の行く内容でした。「自分たちだけが楽しんで来ては悪い」との思いで、スイーツショップで「紀の国ロール」一本1400円なるものをお土産にしました。「もう、早く帰ろう!」と言う事になり阪和道・海南ICからひたすら京都府・精華町を目指しました。(写真は、釣り場から見えた停泊中の貨物船と、和歌山マリーナシティのポルトヨーロッパの通りと、阪和道・岸和田サービスエリアから見えるお城です)
和歌山・北港海つり公園@。
2012/07/22
一度、和歌山で釣りがしたいなとの希望が叶い仲の良い従兄弟同士で、19日(木)の深夜にに京都府・精華町を出発しました。国道24号線から西名阪国道に入り、大阪府・松原市から阪和道を走りました。途中、紀ノ川サービスエリアで休息とお腹が減ったので「きつねそば」を注文しました。すでに時計は午前2時になっていて、20日(金)になっていましたが、ここの食堂は24時間営業だそうでまずそれに驚きました。その上、女性スタッフ数人がが何事も無いように働いているのにもまた驚きがありました。普段の自分の生活なら「爆睡中」の時間で「良い夢?」を見ている最中でしょう。ほぼ30分ほど休息すると、和歌山市内の釣具店で「餌と仕掛け」を購入し、「北港海つり公園」を目指しました。海つり公園のオープンは、午前5時30分でまだ午前4時にもなっていないのに、車の列が出来ていて「上には上があるものだ」と感心しました。ほとんど寝ていないので、車の窓を開けて仮眠しましたが、後で気がつくと腕や足に沢山蚊に刺された後がありました。やがて夜が明けると「気を利かして」くれたのか、15分前にオープンしてくれました。まったく初めての場所なので、不安半分、期待半分で釣り場に到着しましたが、大きな防波堤の向こうに紀淡海峡の海が見えました。はやる心を抑えながらエビ餌を付けて第一投を海に入れました。早速、竿にプルプルと当たりがあり巻き上げると、何やら長い魚でアジとも違う顔つきでした。「何やこれ?」と深くもない知識で判断すると「カマス」の子ではないかと判断しました。日本海では見たことも無い魚で、さすがに太平洋は種類が豊富だなと感心しました。その後、アジやふぐ、イワシが釣れますが大物の反応はありません。今回は、「ソーダカツオ」が釣れていると情報を得ていましたが、周りでも釣れていません。突然、従兄弟の竿が海に持って行かれようとしたので期待していたら、30a近いアイゴ(バリ)で「サヨナラ」と海に帰しました。ほとんど一睡も出来なかったから、何となくぼんやりとしていて釣りに力が入りません。その内、隣の釣り人が「ソーダカツオ」を釣り上げ、さらに小型の「ハマチ」も上がりました。「すごいね」と話すのですが、闘争心が湧いて来ず、午前9時には雨がポツポツと振り出し、雷も鳴り出したのでかたづける事にしました。「大量に買った餌」も役に立たず、ほとんどを海に棄てる羽目になり「リベンジ」を誓って海つり公園を後にしました。(写真は、紀ノ川サービスエリアにあった魚拓と、遙かに見える友が島と、高さ5bはある防波堤です)
キリギリスが鳴くようになりました。
2012/07/17
今朝、いつものように散歩をしていると堤防の草むらから「キリギリス〜チョン」の鳴き声が聞こえて来ました。眼を凝らして探しましたが、残念ながら姿は見つけられませんでした。「あ〜っ、いよいよ夏になったのかな?」と思うと同時に、子どもの頃の夏休みが懐かしく思い出されます。夏休みは、ほとんど大阪・大東市で過ごす事も無く、母の生家である京都・精華町の祖母の家で過ごしていました。家の近くに木津川が流れ、日中は川遊びに没頭し、時には服のまま泳ぐ事もしばしばでした。子どもでも偉いのは、夕食用にフナを捕り、朝の味噌汁用にバケツ一杯のシジミを持って帰りました。遊び疲れて昼寝をしていると、キリギリスの鳴き声がどこからともなく聞こえて来ました。あまりキリギリスを捕りに行く事はありませんでしたが、早朝に起きてクヌギ林に入り、カブトムシを20〜30匹は捕まえたでしょうか?早朝にはカブトムシは木に登る前で、木の根元の土の中にいるのは皆さんご存じでしたか?さて、捕って来たカブトムシが夜には虫カゴの中でゴソゴソと動き回り、うるさくて眠れず翌朝解放した?のが思い出されます。セミ取りもしましたが、当時はハマグリの貝殻に入った「とりもち」を竹の先端に巻き付けて、セミの背後に近づけて捕りました。「とりもち」の弊害で、セミの羽根がボロボロなり決して綺麗な状態で捕らえられませんでした。ある日、祖母が「セミは地中で何年も待ち、地上で生きられるのは、せいぜい1週間なんやで」と言われそれからセミ捕りは御法度?となりました。子ども心にも仏心がめばえたのでしょうか?昨日の事の様に鮮やかに思い出される夏休みの出来事でした。この夏、キリギリスの鳴き声は聞こえたけど、セミの鳴き声はまだ聞いていないと思いながら散歩を続けていると、桜の木から「ニイ、ニイ」と小さな声が聞こえてきました。「あれ〜、ニイニイゼミが鳴いているわ」と初鳴きに感動し、姿を探しましたが小さい体からか、それとも老眼が進んだためか?こちらも見つける事は出来ませんでした。(写真は、夏の実りが揃った畑です)
十二坊温泉「ゆらら」に行きました。
2012/07/14
「十二坊温泉ゆららは平成6年に湧出した温泉を源泉に、平成11年春に開館しました。この土地から湧出するゆららの温泉は単純弱放射能温泉で、非常にさらりとしています。この温泉につかっていただければ、爽やかで心地よい風が心と身体を吹き抜け、人の心をゆったりとさせてくれます。人の心を和ませる十二坊温泉ゆららではお客様のご来館をスタッフ一同お待ち申し上げております。〒520−3252 湖南市岩根678−28 十二坊の森内 п@0748−72ー8211 営業時間 午前10時〜午後9時 休館日 毎月第3火曜日(祝日の場合は翌日) 入浴料 一般700円 お車でお越しの方 栗東ICから約12q 竜王ICから約8.5q 電車でお越しの方 JR草津線甲西駅北口からひばり丘線十二坊温泉ゆらら下車。(リーフレットより)十二坊温泉には今から7〜8年前までは度々訪問しましたが、最近はほとんど無く本当に久しぶりの事です。ここの施設には温水プールが併設されていて、周辺では珍しくプール好きの長女の格好の遊び場所でした。その後、敦賀・きらめき温泉「リラ・ポート」が出来てから、だんだんと足が遠のきました。今回も本命である竜王町の「蒲生野乃湯」が臨時休業とかで、やむを得ず最も近い十二坊温泉にしました。築13年程度しかならないのに、何故か建物の傷みが激しく、そろそろ改装の必要がありそうです。ただ、以前には無かった「露天風呂」が開設されていて、温泉のスペースが広くなったなと実感出来ました。入浴料の700円は少し高めですが、プールとセットなら1000円となっていますので水着を持参した方が割安感があります。さて、今回の休日には暑いからと上着を着ずにポシェットを利用しましたが、肝心のデジカメを忘れる「大チョンボ」をしてしまいました。その為、訪問した先々で撮影することが出来ず、歯がゆい思いをしました。(写真は、夏を感じさせる風景と、私と同じように獲物をひたすら待つクモと、玄関にいた尺取り虫の一種です)
どうした阪神タイガース?
2012/07/10
「「クラゲ来襲」。まるでSF映画の題名のようです。経済産業省原子力安全・保安院が関西電力大飯原発3,4号機でトラブルがあった場合に発表している情報の表題です。3号機の発電用タービンの蒸気を冷やすために使う取水口付近に大量のクラゲが「来襲」。取水口が詰まり海水を十分に取り込めず、関電は電気出力を低下させました。その後、クラゲを取り除く作業を続けて、「クラゲの侵入が収まり」、やっと出力を回復しました。「 」の部分は発表文書から引用した言葉。通常なら「発生」と使うところ、「来襲」と表現するなど、クラゲを再稼働の邪魔をする一大勢力と考えたからでしょうか。政府の現地責任者である経産副大臣は「クラゲごときに惑わされてはいけない」と言って関電に対策を指示したといいます。クラゲは傘の直径が数十aのミズクラゲ。保安院によると、大量発生は例年お盆を過ぎた頃からで、今年は早いのではないかといいます。7日に兆候がなかったのに、翌日いきなり増えたそうです。幅20bはある取水口付近の海面全体にクラゲが点在していました。クラゲ対策は、取水口のゴミをこすためのコンベヤーで巻き取って排除するしかありません。今年はすでに各地の火力発電所がクラゲの影響で出力を低下させ、過去には浜岡原発で同じ例があります。自然を甘く見てはいけないことは福島第一原発の痛苦の教訓です。「惑わされてはいけない」どころか、危険な再稼働を即刻やめるべきです。」(10日付けしんぶん赤旗「潮流」より)今年は日本海でクラゲの発生が多いのは、私も5月の連休明けから知っていました。真意のほどは分かりませんが、原発から出る「温排水」が周辺の海水温の上昇につながりクラゲの大量発生となっているのではとの指摘もあります。そうなると、自ら起こした原因が、自らの首を絞めてしまった事になり「自業自得」と呼ぶのでしょうか?ところで、今年の阪神タイガースはどうなってしまったのでしょうか?打てず、守れず、走れずでは、かなり重傷でテレビ中継もほとんど見る気になりません。このまま立て直しが出来なければ、監督交代も止むえないかもと考えてしまいます。(写真は、散歩中に見つけた野いちごと、アスファルトから伸びた「ど根性菊」と、どこか人なつこい鴨の散歩です)
もうすぐ七夕ですね。
2012/07/05
テレビや新聞で、女子サッカーを筆頭に「なでしこジャパン」などと呼んでいますが、あれは「大和撫子(やまとなでしこ)」から取って使っているとしたら戦前、戦中のイメージありあまり感心はしませんね。その「撫子」ですが、以前はどこの野原でも咲いていたのですが、最近は外来植物に勢力を奪われて、たった一輪しか見つける事が出来ませんでした。ところで、毎朝散歩していると、ちょうど七夕にもってこいの笹が目立つようになりました。七夕はある意味では一年に一度の天体ショーですから、その願いを短冊に書き笹を使うのは、人々がこの時期に簡単に手に入るからでしょうか?ところで、私ごとですが90歳になる父親が大腿骨骨折で高島市民病院に入院し、毎朝訪ねるのが日課になっています。病院内を歩いていると、ほとんどが高齢者で「養老病院」と呼ぶ方がふさわしいようです。しかも、結構顔見知りの方もおられ、「どないしはったん!」と訊くのが日課となりつつあります。今年の阪神タイガースの試合は、ゆっくりと観ていられず、ほぼ毎晩途中でテレビを消してしまいます。いっそ大きな短冊に「阪神必勝」と書いて、七夕にお祈りしましょうか?店長日記も、家と店の往復だけではなかなかネタが見つからず苦心しております。そろそろ、どこかに出かけてネタを集めて来る必要がありそうです。(写真は、偶然飛んでいた「ヤンマ」と、撫子の可憐な花と、合歓の木に咲いた花たちです)
「イルカ」って脱皮するの?
2012/07/01
「横浜・八景島シーパラダイス(横浜市金沢区)の水族館「ふれあいラグーン」で28日、シロイルカの赤ちゃんが生まれ、母親の「パララ」と一緒に仲良く泳ぎ回る姿が一般公開されました。シロイルカの出産は国内で9例目、赤ちゃんの展示は今回が初めて。赤ちゃんはメスと推定され、体長155a、体重60`。生まれたばかりの体は濃いグレーですが、成長するにつれて「脱皮」を繰り返し、約10年かけて両親と同じ真っ白な体色になるといいます。(29日付けしんぶん赤旗1面より)」脱皮と言えば、蛇や蟹などは知っていましたが、イルカが脱皮するなんて60歳を前に初めて知りました。後で調べると、すべてのイルカが脱皮するわけでは無く、比較的古るくから生息する一部のイルカだけの様です。さて、先日の27日(水)にお休みを頂き、珍しく母親も同乗して再び敦賀市内から越前海岸までドライブをして来ました。越前海岸の名勝地である呼鳥門の前のドライブインは、トイレの面積が広く(6畳位かな?)、中が庭園風で庭木が植わり小さな池があり、母親が驚いていました。ところで、毎晩ほど小川に出向くのですが、再び「ホタル」と出会う事も無く、今年はこれで終わりの様なきがします。今日から7月に入りましたが、今年も前半が終了し、後半の6ヶ月になってしまいました。「光陰矢のごとし」と言いますが、年を取ると本当に早く感じます。私事ですが、本日は「議員懇親会」があり、希望する配偶者も出席して「京都リガーロイヤルホテル」まで出かけて来ます。来年1月に行われる市議選で、勇退される議員の送別会でもあり、これで2回目の参加となります。(写真は、呼鳥門の全景と、私も愛用している越前焼のグラスと、瓜破の滝の水汲み場です)
昨夜のNHKスペシャル見ましたか?
2012/06/25
昨夜、偶然にNHKスペシャル「知られざる大英博物館」の番組を引き込まれるように観てしまいました。「すべては庶民の幸福のために、これが古代エジプト王・ファラオの本当の姿だった。従来の絶対的な権力説を覆すと共に、庶民のいのちと暮らしを徹底分析、古代エジプト繁栄を支えた英雄は民衆だったことを解明する。大英博物館に収められている世界各地の文明遺産は800万点。公開・展示はその1%。現在、同館が取り組んでいる研究・調査をNHKが独自に取材した世紀の永久保存版。全3集の第1集は古代エジプト。パピルスに残された3000年前の古文書から次々に明らかにされる仰天の新発見。ストライキ、ラブレター、痛快な出勤簿などことごとく世界初ものづくし。さらに夫婦円満の秘訣、子どもの教育など現代人顔負けの暮らしぶりが見えてくる。庶民のミイラからはバランスのとれた食生活ぶりも。今もって謎に包まれているピラミッドや巨大神殿、悠久の歴史秘話に民衆の存在は不可欠だった。1年365日の歴史も古代エジプトで誕生した。歴史は、権力者側の資料だけではわからない。歴史研究からおきざりにされてきた民衆の生活に焦点を当てた画期的なドキュメント。」(23日付けしんぶん赤旗「試写室」より)観ていて感じたのは、民衆文字がほとんど解明され「ラブレター」まで読めるようになっている事でした。今も、昔も「恋愛感情」だけはほとんど変わらず、興味深いものがありました。また、親が子どもに「勉強しないと、ろくな人間にならないぞ」と説教するのも時代を超えたテーマーでした。さらに、出勤簿の欠勤理由が面白く、「二日酔いで休む」などと言う寛大な処置もありました。当時は短命だと思われていたのに、50歳代の女性の骨から、「骨粗鬆症」が読み取れるなどとの解析もあり意外と長生きだったのだと思いました。古代エジプトは約3000年も政権が続いたそうですが、やはり庶民を大切にしなければそんなに長続きするはずもないでしょう。それに比べ、日本の政治家は「増税に政治生命をかける」などと演説していますが、誰もそんなことに期待している訳がありません。「庶民」をいじめる政権がころころと変わるのは、古代エジプト時代が証明しています。ところで、毎晩近くの小川に出て「ホタル」を探すのですが、なかなか見つかりません。外灯が増えて街が明るくなったのも原因と思われますが、川の中の環境も確実に悪化しているのでしょう。私が安曇川に来た28年前は、どこにでもホタルが飛んでいましたし、その数も今の10倍はいたと思います。(写真は、あちらこちらで咲いている色とりどりのアジサイの花です)
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