風力発電の可能性。
2012/09/12
「全地球的な風力発電の潜在的な出力は現在世界で必要とされている電気出力の100倍あり、必要な分を取り出しても地球の気候に与える影響は小さいことがわかったー。米・ローレンスリバモア国立研究所などの研究グループが科学誌「ネイチャー・クライメート・チェンジ」電子版(9日付け)に発表しました。」「現在、使われている風力発電は地上や沿岸の海上などに設置されており、地表に吹く風だけを利用しています。研究グループは、上空を吹く風の方が速くて安定していることに注目。上空を含めて大気全体の風を利用した場合と、地上付近の風を利用した場合に得られる電気出力を計算しました。その結果、大気全体の風を利用した場合に得られる電気出力は1873テラワット(テラは兆を表す単位で、1テラワットは平均的な原発1000基に相当)、地上付近の風を利用した場合でも428テラワットとなることがわかったといいます。米エネルギー省エネルギー情報局の2012年のまとめによると、現在、全世界で必要とされる電気出力は18テラワットです。大気全体を利用した場合、その100倍の電気出力を得られる可能性があることを示しています。研究グループは、現在、必要とされる電気を風力だけでまかなった場合、地球の気候にどのような影響を及ぼすか調べました。その結果、地表の気温や降水量の変化はわずかだったとしています。上空での発電は凧(たこ)と発電機を組み合わせたしくみが考えられています。米ベンチャー企業「アルタエロス・エネルギーズ」社は今年5月、その原型機を発表しました。」(12日付けしんぶん赤旗14面より)先日訪れた、福井県・坂井市でも数機の風力発電機がありましたし、鳥取県・米子市に向かう国道9号線からも見ることが出来ました。日本でも風力発電に本格的に取り組む必要があり、これが「原発バイバイ」に結びつく事だと思います。さて、東日本大震災から1年半も経つのに、更地に夏草が伸びた風景がテレビから写し出されます。復興住宅の建設も思うように進まず、この冬も寒い仮設住宅で過ごさなければならないと思うと胸が痛みます。何とかピッチを上げて、住宅の再建や商売の再建に国が全力で取り組んでほしいものです。(写真は、例年より速く稲刈りが進む安曇川町・下小川地区と、遠く高島町まで続く稲の波と、今年も咲いた葛の花です)
しきぶ温泉「湯楽里」に初めて行きました。
2012/09/09
「星に手が届きそうな夜に。」「空と、森と、風と。静けさにゆったりと浸れる、湯宿へようこそ」「深々とした緑の木立に囲まれ、見上げれば星がきらめく夜空が広がる。「湯楽里」は静粛なロケーションの中で、心静かな時間を過ごせる隠れ家のような湯宿です。街のざわめきから車で10分、ほんの少し日常を離れ、いつもと違う上質なくつろぎを体感してください。」(「湯楽里」のリーフレットより) 〒915−0876 越前市白崎町68−8 п@0778−25−7800 アクセス (お車)北陸自動車道「武生IC」より約15分 (JR) 「武生駅」からタクシーで約15分 入浴料 大人600円 毎週水曜日定休 私も、以前から一度は行きたいと思っていたのですが、定休日が水曜日と同じでなかなか実現していませんでした。今回は、嫁さんの議会の都合で6日(木)に振り替えて休みましたので、実現しました。初めて行く温泉には戸惑いがありますが、まず靴箱に鍵が付いていないので「あれ〜っ、満員かな?」と思っていたら「ロッカーの鍵」と共通になっていました。「こんなの初めてやね」と言いながら温泉に向かうとエレベーターの乗り場しかありません。「これに乗るのだろうか?」と考えていると、地元の方?らしい男性が「乗って下さい」と言われ同乗しました。外観はエレベーターそのものなのですが、外を見ると斜めに上がって行き、どちらかと言うと「ケーブルカー」の様な設計です。およそ3分ほどで、温泉のある所に到着しました。早速入浴しましたが、今までで最も多彩な浴槽で、「36℃〜45℃の温度の違う5種類の浴槽、ジャグジー、寝湯、打たせ湯、薬湯、露天風呂、サウナ、水風呂」と12種類もありました。浴室の窓からは、森林浴をしている様な感覚で杉の緑が「癒し」の効果があります。お風呂から上がると、ちょうど12時になっていましたので、休憩室は昼食を楽しむお年寄りで一杯でした。「なかなか良い温泉やね」「今までの温泉で、ベスト3には入りそうやね」と話していると、おむすびが一つバッグにありました。「それ、どうしたの?」と聞くと、「そこの売店で、120円で売っていたのを長女が欲しがった」「へ〜っ、珍しいな。普通は飲食物の持ち込みは禁止されているのに、ここでは自由みたいやね」と言いながら再びエレベーターで1階のフロントに戻って来ました。改めて見ると、エントランスの天井は高く天井扇がくるくる回っていました。玄関付近には、小熊の剥製と、何故か白クマの剥製がありましたが、この辺に生息している訳ではなく、こちらはカナダ政府から送られた様でした。少しお腹も減って来たし、武生市内にある回転寿司の「くら寿司」に向かうため、しきぶ温泉「湯楽里」を後にしました。(写真は、しきぶ温泉「湯楽里」の看板と、エントランスの天井扇と、カナダから送られた白クマの剥製です)
「拝啓天皇陛下様」は、面白かった。
2012/09/05
昨夜、NHkBSで放送された「拝啓天皇陛下様」を観ましたが風刺か効いた内容で、グイグイと引き込まれました。「「男はつらいよ」以前の渥美清の傑作。山田洋次監督が日本映画100本の喜劇編に選んだのもわかる。喜劇といっても笑わせるだけではない。白米が食べられ給料がもらえる天国のような軍隊へのあこがれ、日本の社会状況のいびつさ、日本軍隊の本質を渥美清の兵隊の笑顔が突いていく。」(31日付けしんぶん赤旗「映画の窓」より)本当は、放映される前に紹介したかったのですが、少しバタバタしていて店長日記を付けるのが遅くなってしまいました。最近思うのですが、20年〜30年前ほど少し前の映画など観ていると、すでに亡くなられた俳優が多いのに気づきます。この映画も、渥美清や長門勇、桂小金治や藤山ェ美など、もはや亡くなられ方のオンパレードです。1963年(昭和38年)の松竹映画の作品ですから、50年も前の作品ですから仕方ないのかもしれません。さて、私ごとですが前回の小・中学校の同窓会から4年経っているので、開催される予定ですがそれらしい文書が届きません。「お〜い!幹事、どうなっているの?」とそろそろ問い合わせようかなと思っています。ところで余談ですが、間もなくこのホームページのカウントが17000件となり、皆様のご協力に感謝申し上げます!(写真は、若狭町・食見海岸の夏の一日です)
とうとう還暦です。
2012/08/30
昨夜放送された「ジュラシック・パークV」は、以前に何度か観た映画で、ストーリも分かっているのにまた最後まで観てしまいました。「恐竜」が出てくる映画は、何故か夢があり過去には「ゴジラ」や「モスラ」や「ガメラ」など映画館で引き込まれるように観た記憶があります。もし叶うものなら、生きている恐竜に一度は対面してみたいような気がします。さて、私ごとですが8月30日は誕生日に当たり、戸籍上?は60回目の誕生日でまさに還暦そのものです。すでに先週、息子夫婦が帰省したおり、焼き肉でお祝いして頂き、おまけに「旅行券」までプレゼントしてくれました。今日も、家に帰ったら2度目のお祝いとして「お誕生日ケーキ」が用意されこの20年間で初めての事です。60歳と言う年齢は、マラソンで例えると42,195qの35q付近になるのでしょうが、いよいよ人生のラストが徐々に近づいている気がします。最近は、私の周辺で65歳後半に亡くなる方が増えており、今日も面識のある市会議員をされてる方が64歳で急性心筋梗塞で亡くなられたそうです。人が亡くなるのは自分ではなかなか予想出来ないものなので、普段から覚悟を決め、やましいことが無いようにしておかねばなりませんね。8月も、後一日を残すだけになりましたが、皆さんは良い「夏の思い出」が出来たでしょうか?私は、たった一度だけ家族で「山代温泉」に出かけただけで、いつもより短い夏休みとなりました。まだ夏が終わったわけではありませんが、記憶に残るのは「ただ暑かった!」という記憶だけです。(写真は、家で咲いたサルスベリの花と、夏真っ盛りの小浜市内を流れる北川の風景と、「道の駅小浜」に貼られた放生(ほうぜ)祭りのポスターです。
2億5千万年後の地球。
2012/08/27
昨日、偶然に「NHkBSプレミアム」を観ていたら、多分海外で製作されたであろう表題の放送がされていました。宇宙船に乗った「旅人」が、宇宙を旅して2億5千万年後に地球に戻って来た時、人類が築いた都市や建造物が何か残っているだろうか?との想像です。最初は「難しい話」と思い、チャンネルを変えようとしましたが、だんだん話しに引き込まれ最後まで観てしまいました。このドラマを案内していたのは、世界の地球学者や考古学者、鉱物学者に生物学者と、どの方も教授や博士と名乗る人々でした。記憶に残った部分の2億5千万年後の地球は、氷河期に入っていて氷の世界が広がっているとの事、またプレートの移動により7大陸が一つの巨大大陸になっている事、海には、あるバクテリアの繁殖により硫酸が増えていて生物が住めなくなっている事、天体は移動し「こぐま座」の形が「ひしゃく」から「つりばり」に見える事、地球を回る月が毎年4aづつ遠ざかっていて、今よりも小さく見える事、などで興味深い話しが出てきました。その頃「人類の遺跡」を発掘しているのは、「ゴキブリ」かも知れませんと話す科学者もいました。しかし、また「人類の英知」で乗り越えられるかもしれませんと話す科学者もいました。いずれにしても、今の私たちからは想像も出来ないくらい変化がある事は事実の様です。さて、安曇川も日中はまだまだ暑いですが、朝夕は随分と涼しく感じられるようになりました。夜になると、「クツワムシ」のうるさい鳴き声の陰に、耳を澄ませば「コオロギ」の鳴き声もするようになりました。私ごとですが、父親が入所している老人施設に毎朝、雑用のため顔を出すのが日課になりました。親戚がお見舞いにみえたので、隣接する「かばた館」にお昼を食べに立ち寄りました。名物の「しょうゆめし」(かやくご飯)に「鶏の唐揚げ」が付いた「とり御膳」が900円でボリュームがあり、おまけにホットコーヒも無料で頂けお得感がありました。(写真は、家出していたアマガエルがポストの上に戻って来ましたので嬉しくて撮影、青空と白い雲を背景に「かばた館」の玄関と、ボリュームたっぷりの「とり御膳」の写真です)
漁火(いさりび)温泉に行きました。
2012/08/23
「「百聞は一浴に如かず」まずは、ゆっくりとこの気持ちよさを味わって下さい。昼は日本海が、夕方は夕日が、夜には満天の星と漁火が、雄大なパノラマを上映中です。個性豊かな、どのお風呂からも楽しめる、極上のくつろぎです。とても語り尽くせないこの爽快感。ぜひ一度体感してみてください。湯上がりにくつろげる個室もございます。」(リーフレットより)アクティブハウス越前・越前温泉露天風呂「漁火(いさりび)」〒919−0422 福井県丹生郡越前町 厨71−335−1 рO778−37−2360 休館日 毎週火曜日(祝日の場合翌日) 入浴料大人500円 アクティブハウス・漁火共通券 大人1000円 営業時間 午前11時〜午後10時まで アクティブハウスは、屋内温水プールと水着で入れる温泉ゾーンがあり、この日は水着に着替えた小さな子どもたちがそれぞれ浮き輪に乗って楽しんでいました。越前海岸を走る国道305号線沿いにあり、敦賀市内から車で40分ほど(37q)で到着します。以前は月に1度は訪れていたのですが、プールに飽きた長女が遊ばなくなってから自然と足が遠のきました。また、開館時間が午前11時と遅く、もう少し早く開館していたら利用する機会が増えるとは思います。温泉の湯は少し熱めで、「熱い湯」がお好きな方には良いのではないでしょうか。前回、「ラポーゼかわだ」に行った時に買った「温泉スタンプラリー」の券があり12回入浴出来て5000円で、9箇所の温泉施設で利用出来ます。それにしても、越前海岸沿いには海水浴場が何カ所もあるのに、泳いでいる人の子どもの姿がほとんどなく、わざわざプールに入るのかなと思ってしまいます。「もう、クラゲでもいるのだろうか?」「遊ぶなら、俄然海の方が面白いはずやのに」と話すと、嫁さんが「色々と、後々の片付けが大変なんやで」の返事が返って来ました。ところで、先日放送された、「ルポ 原発作業員」でしたが、月給は30万円ほどと聞かされ、思っていたより安いのだなと感じました。その他の仕事なら「雀の涙」みたいな金額だと話されていました。「放射能は見えないから怖いな」との切り出しに、「見えないから働けるのかも」との語りが印象的でした。(写真は、子ども連れで賑わう鞠山・海釣り公園と、アクティブハウス・漁火温泉の玄関口と、過ぎ去る夏を惜しむ様に泳ぐ若狭町・色見海水浴場で子どもたち)
一期一会を感じます。
2012/08/19
ETV特集 ルポ 原発作業員 NHKEテレ 午後10時 「福島原発事故からまもなく1年半ー第一原発ではいまも毎日3000人を超す作業員が事故収束作業にあたっている。どんな人がどんな作業をしているのか。密着ルポである。8割までが地元福島県の下請け作業員だ。原発事故で職を失った若者が、やむを得ず働いているケースが少なくない。なにしろこの猛暑である。防護服・全面マスクという重装備の屋外作業で、熱中症で倒れる者が相次いだ。真っ暗な原子炉建屋内の作業も、ヘッドランプを頼りに床にあふれる汚染水に足を滑らせながらの重労働である。なにしろ高濃度の放射能汚染区域である。全員が線量計を身につけて作業し限界を超えると警報が鳴る仕組みだが、国の決めた放射線許容基準は1年間で50_、5年間で100_シーベルトまで。これを越すと契約が打ち切られるため、契約解除をおそれて線量計を鉛で覆うといったケースが、つぎつぎに明るみに出ている。故郷を放射能に汚染されてなお、生きてゆくために被ばく量をかくしてまでも原発の仕事に頼らざるを得ない作業員の複雑な思いが、胸をうつ。」(しんぶん赤旗19日付け試写室より)普段は、なかなか取り上げられない内容の番組なので是非観てみたいと思っています。さて、冒頭の題名ですが、最近ふと感じる事が多くなりました。例えば、先日泊まりました山代温泉でも、今日この日ご一緒した「見ず知らず」の方とも偶然以上の縁を感じます。もちろん言葉を交わすことすらないのですが、もう二度と会うことがないと思うと不思議な感情になります。また、このホテルの部屋に、昨夜利用したのは誰だろうか?明日利用するのは誰だろうか?と思う事です。今日ドライブで立ち寄った先の夜はどんな景色になっているのだろうか?昼間に見た景色とどう違っているのだろうか?あそこで会った人は今頃どうしているのだろうか?なんてふと考えてしまいます。私がその分、年老いて来て色々と考えて一日一日が大切に思えるようになったからかも知れません。ところで、17日(金)に偶然点けたテレビで(NHKスペシャル)復元納棺師と言われる女性が、津波で流され損傷した遺体の傷をボランティアで修復、死に化粧して家族に対面させました。遺体は、安らかにほほ笑むようになっていました。いわゆる、被災地の「おくりびと」と副題が付いていました。観ていて、一人の遺体に2〜3時間かけて修復する姿に、「すごい人」だなと感じました。それまで、「こんな母親の姿など小さな子どもには見せられない」と話していたご主人が、「これなら安心して見せられ、お別れ出来る」と語っていました。見逃した方もおられるでしょうから、この番組の再放送をお願いしたいと思います。(写真は、花はす祭りの会場に咲く残り少ないはすの花と、今庄町にある「おばちゃんの店」の玄関口です)
店長の北陸の旅A。
2012/08/16
昨夜は旅疲れか、珍しく午後10時前には全員「討ち死に」していましたが、起きている時気にならなかったエアコンの音がやかましくてすぐに目が覚めてしまいます。エアコンを止めると、暑苦しくて目が覚め、エアコンを動かすと音で目が覚めるの繰り返しでした。「宿泊費を安くしたのでエアコンは古いままなんやね」「よっぽど、フロントに電話しようかとおもった」と嫁さんはいささかご立腹のようです。それでも、気をとり直して朝食前の入浴とする事にしました。温泉地に泊まって最高の贅沢は、「朝から温泉に入れる」事だと常々思っています。昨晩の夕食の事もありましたので、朝食は開始時間に合わせて出かけましたが、すでに席の大半は埋まっていました。朝食が終わり、少し部屋で休憩しようと思っていたのですが、長女が「早う行こう」と手を引っ張るので諦めてホテルを出ました。まだ午前9時前だったので、山代温泉から山中温泉に向かいましたが、どこの店も開店しておらずただ通り過ぎるだけの羽目になりました。せっかくここまで来たのだから、永平寺でも立ち寄ろうとしたのですが、母親が「足が痛いからもう良い」との一言で入り口まで来て引き返しました。さて、ここからどうするかと思案していましたが、「久しぶりに大野市まで行こうか?」と話しがまとまりました。大野市は、水の豊かな街であちらこちらに湧き水があり、全部を巡るだけで1日はかかりそうです。以前来た時はまだ完成していなかった「道の駅」から見える「大野城」が小高い山の上にあります。時間が午前11時になっていましたので、昼食の事も考え大野市から福井市内に戻り北陸道で南条ICまで戻って来ました。「花はすまつり」が開催されている「そまやま」まで来ましたが、はすの花のピークは過ぎ枯れているのが多くありました。ここまで来たら、お昼は今庄町にある手打ちそばの店で店名が「おばちゃんの店」にと決めました。注文品はこの店で最も高い「天ざる」1150円に決めましたが、混んでいたせいか30分ちかくかかり、母親が「こんなに時間がかかると、大阪では怒られるで」と言うので、「素人の集団から、多少大目にみないと仕方ないな」と慰めておきました。ここから、国道365号線を利用して敦賀市内に出て、安曇川には午後3時に戻って来て、ささやかなお盆休みは終了してしまいました。(写真は、昨夜に打ち上げられた花火と、大野市内のお清水と、新しく出来た道の駅の建物です)
店長の北陸の旅@。
2012/08/14
ちょっと前の話になりますが、9日(木)〜10日(金)まで一足早いお盆休みを頂き北陸方面に1泊2日の旅に行って来ました。今回は、母親も同伴なので無理がないように敦賀ICから北陸道に乗り、普段なら国道8号線で2時間はかかる距離を福井ICまで40分で到着しました。ここで少し早い昼食を摂ることにして「海鮮アトム・福井市店」に入りました。この店に来るのは3度目ですが、いつも繁盛していて順番待ちの方が出るくらいです。幸い私たちは、11時30分に入店したので、待つこともなく席に着くことが出来ました。この店に来ると、嫁さんが必ず「大トロ」注文しますが、なんと2貫で604円もする最高価格にも関わらずあっという間に食べてしまいます。この日のお会計は6000円余りとなり、ちょっと贅沢な昼食となりました。お店を後にして、ここからは海岸線に出るため、一路「東尋坊」を目指しますがもう何度も通った道なので特別目新しいものがありません。ただ、田んぼの稲に穂が付き、しかもやや黄金色に色づき始めていました。「ここらも、田植えが早いのかな?」「早いと今月中に稲刈りが出来そうやね?」なんて会話していました。30分ほどで東尋坊に着きましたが、つい先日訪れた事もあり通過する事にしました。この先は、道幅が狭くなりしかもくねくねと曲がっているのでスピードを控えめにしました。いつもこちらに来ると休憩する場所があるのですが、今回は海の家が出来ていて海水浴客も楽しそうに泳いでいました。「何か、夏真っ盛りと言う感じやね」「小さい子どもにとって、良い思い出になるだろう」と自問自答していました。さらにこの道を北上すると「北潟」と言う湖?のそばに大きな風車が見えて来ましたので、近くまで行ってみようかと言うことになり寄り道する事にしました。風車の真下まで来ると、想像していたより大きく、高さは20bはあろうかと思われ、羽根の長さも10bはありそうです。「ブウ〜ン、ブウ〜ン」と風を受けて回る羽根に圧倒され、ただひたすらにカメラで撮影していました。風車の数は全部で10基あり、海の近くなのでどれも勢いよく回っていました。「これだけあれば、かなりの発電量になるやろうね?」「日本全国で1万本建てたら、大飯原発1基分に相当するらしいわ」と嫁さんが答えていました。さて、今夜の宿泊予定地は加賀・山代温泉ですが、まだ午後2時なのに到着してしまいましたので、道草のために「世界のガラス館」に向かいました。ここに来るのも2度目ですが、色鮮やかなガラスに見とれてしまい、男性でも結構楽しめる施設です。ところが、長女はそんな事に関心はなく、ただひたすらコーヒーショップを目指します。「この子は、「花より団子」の典型的なタイプやね」と苦笑するしかありません。午後3時になりましたので、そろそろホテルに向かう事にしましたが、早すぎたなんてものではなく駐車場は満杯でした。このホテルは、「大江戸温泉グループの山代温泉・山下家」で、1泊2食で6700円(入湯税150円は別)で泊まれ、連日予約は満杯でした。荷物を部屋に置いて、早速12階にある「展望露天風呂」に入浴する事にしました。たっぷりと1時間をかけて入浴すると、冷たいビールが欲しくなり夕食前に頂き、「あ〜あ、生きてて良かった!」と思いました。午後5時30分から、夕食のバイキングが始まると書かれてありましたが、遠慮勝ちに午後6時過ぎに行くと、もう満席状態で、「皆さん、早いのやね!」とこちらが驚いてしまいました。和洋中と多種多様な料理が並び、悪い癖でついつい取りすぎ食べ過ぎ状態になり部屋に戻るとうとうとと寝そうになりました。その時、「ド〜ン」と花火が目の前に上がり、15分程度は続きました。この時期は、毎日花火が打ち上げられるそうで、ちょっと得した基分になりました。(写真は、福井県・坂井市内の海水浴場と、海岸の高台に据え付けられた風車と、世界のガラス館に並べられた色とりどりのグラスです)
日本の人口26万人減。
2012/08/08
「総務省が7日発表した住民基本台帳に基づく2012年3月31日時点の日本の総人口は、前年比0.21%減(26万3727人減)の1億2665万9683人と、3年連続で減少しました。減少数は、これまで最多だった前年の13万4450人を大幅に更新しました。出生者数が、1968年の調査開始以来最低の104万9553人に落ち込むとともに、死亡者数も過去最高の125万6125人を記録したことが響いています。」(8日付けしんぶん赤旗14面より)安曇川のような過疎地では少子高齢化が進み、この新聞記事のような事を実感していますが日本全国がそうなんでしょうか?そう言えば、関西の私鉄各社が通勤・通学客の減少で経営が厳しくなっているとテレビで報道されていた事を思い出しました。今のように1編成10両などと言う長い列車は無くなり、年々短くなっていくかもしれませんね。おじいさんが孫に「昔は、ラッシュアワーというのがあり、電車がいつもすしずめ状態やった。」と聞かせることになりそうです。さて、ロンドンオリンピックも終盤になり日本選手の活躍もめざましいものがありますが、アナウンサーが冷静でなく絶叫する中継はどこかしらけてしまいます。おまけに、テレビ各社が何度も繰り返し放送するのを観ていると「うんざり」と思うのは私だけでしょうか?幸い今日から、第54回の高校野球が甲子園で始まりますので、そちらにチャンネルを合わそうと思います。ところで、あんなに酷暑と書いていた安曇川ですが、ここ2〜3日程前から朝夕は涼しくなり、特に夜は窓を開けて寝ていると寒く感じられるほどです。もう暑さのピークも過ぎ、一日一日秋が近づきつつあるのか田んぼの稲にも穂が付き始めました。私くしごとですが、9日〜10日と夏季休暇を頂き、山代温泉に出かけて来ますが、帰ってきたらまた店長日記でご紹介したいと思います。(写真は、友人が捕ってきたカブト虫と、近所の料理店・矢尾秀(やおひで)に残された背比べの後と、昭和20年代の周辺の様子です)
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