2億5千万年後の地球。
2012/08/27
昨日、偶然に「NHkBSプレミアム」を観ていたら、多分海外で製作されたであろう表題の放送がされていました。宇宙船に乗った「旅人」が、宇宙を旅して2億5千万年後に地球に戻って来た時、人類が築いた都市や建造物が何か残っているだろうか?との想像です。最初は「難しい話」と思い、チャンネルを変えようとしましたが、だんだん話しに引き込まれ最後まで観てしまいました。このドラマを案内していたのは、世界の地球学者や考古学者、鉱物学者に生物学者と、どの方も教授や博士と名乗る人々でした。記憶に残った部分の2億5千万年後の地球は、氷河期に入っていて氷の世界が広がっているとの事、またプレートの移動により7大陸が一つの巨大大陸になっている事、海には、あるバクテリアの繁殖により硫酸が増えていて生物が住めなくなっている事、天体は移動し「こぐま座」の形が「ひしゃく」から「つりばり」に見える事、地球を回る月が毎年4aづつ遠ざかっていて、今よりも小さく見える事、などで興味深い話しが出てきました。その頃「人類の遺跡」を発掘しているのは、「ゴキブリ」かも知れませんと話す科学者もいました。しかし、また「人類の英知」で乗り越えられるかもしれませんと話す科学者もいました。いずれにしても、今の私たちからは想像も出来ないくらい変化がある事は事実の様です。さて、安曇川も日中はまだまだ暑いですが、朝夕は随分と涼しく感じられるようになりました。夜になると、「クツワムシ」のうるさい鳴き声の陰に、耳を澄ませば「コオロギ」の鳴き声もするようになりました。私ごとですが、父親が入所している老人施設に毎朝、雑用のため顔を出すのが日課になりました。親戚がお見舞いにみえたので、隣接する「かばた館」にお昼を食べに立ち寄りました。名物の「しょうゆめし」(かやくご飯)に「鶏の唐揚げ」が付いた「とり御膳」が900円でボリュームがあり、おまけにホットコーヒも無料で頂けお得感がありました。(写真は、家出していたアマガエルがポストの上に戻って来ましたので嬉しくて撮影、青空と白い雲を背景に「かばた館」の玄関と、ボリュームたっぷりの「とり御膳」の写真です)
漁火(いさりび)温泉に行きました。
2012/08/23
「「百聞は一浴に如かず」まずは、ゆっくりとこの気持ちよさを味わって下さい。昼は日本海が、夕方は夕日が、夜には満天の星と漁火が、雄大なパノラマを上映中です。個性豊かな、どのお風呂からも楽しめる、極上のくつろぎです。とても語り尽くせないこの爽快感。ぜひ一度体感してみてください。湯上がりにくつろげる個室もございます。」(リーフレットより)アクティブハウス越前・越前温泉露天風呂「漁火(いさりび)」〒919−0422 福井県丹生郡越前町 厨71−335−1 рO778−37−2360 休館日 毎週火曜日(祝日の場合翌日) 入浴料大人500円 アクティブハウス・漁火共通券 大人1000円 営業時間 午前11時〜午後10時まで アクティブハウスは、屋内温水プールと水着で入れる温泉ゾーンがあり、この日は水着に着替えた小さな子どもたちがそれぞれ浮き輪に乗って楽しんでいました。越前海岸を走る国道305号線沿いにあり、敦賀市内から車で40分ほど(37q)で到着します。以前は月に1度は訪れていたのですが、プールに飽きた長女が遊ばなくなってから自然と足が遠のきました。また、開館時間が午前11時と遅く、もう少し早く開館していたら利用する機会が増えるとは思います。温泉の湯は少し熱めで、「熱い湯」がお好きな方には良いのではないでしょうか。前回、「ラポーゼかわだ」に行った時に買った「温泉スタンプラリー」の券があり12回入浴出来て5000円で、9箇所の温泉施設で利用出来ます。それにしても、越前海岸沿いには海水浴場が何カ所もあるのに、泳いでいる人の子どもの姿がほとんどなく、わざわざプールに入るのかなと思ってしまいます。「もう、クラゲでもいるのだろうか?」「遊ぶなら、俄然海の方が面白いはずやのに」と話すと、嫁さんが「色々と、後々の片付けが大変なんやで」の返事が返って来ました。ところで、先日放送された、「ルポ 原発作業員」でしたが、月給は30万円ほどと聞かされ、思っていたより安いのだなと感じました。その他の仕事なら「雀の涙」みたいな金額だと話されていました。「放射能は見えないから怖いな」との切り出しに、「見えないから働けるのかも」との語りが印象的でした。(写真は、子ども連れで賑わう鞠山・海釣り公園と、アクティブハウス・漁火温泉の玄関口と、過ぎ去る夏を惜しむ様に泳ぐ若狭町・色見海水浴場で子どもたち)
一期一会を感じます。
2012/08/19
ETV特集 ルポ 原発作業員 NHKEテレ 午後10時 「福島原発事故からまもなく1年半ー第一原発ではいまも毎日3000人を超す作業員が事故収束作業にあたっている。どんな人がどんな作業をしているのか。密着ルポである。8割までが地元福島県の下請け作業員だ。原発事故で職を失った若者が、やむを得ず働いているケースが少なくない。なにしろこの猛暑である。防護服・全面マスクという重装備の屋外作業で、熱中症で倒れる者が相次いだ。真っ暗な原子炉建屋内の作業も、ヘッドランプを頼りに床にあふれる汚染水に足を滑らせながらの重労働である。なにしろ高濃度の放射能汚染区域である。全員が線量計を身につけて作業し限界を超えると警報が鳴る仕組みだが、国の決めた放射線許容基準は1年間で50_、5年間で100_シーベルトまで。これを越すと契約が打ち切られるため、契約解除をおそれて線量計を鉛で覆うといったケースが、つぎつぎに明るみに出ている。故郷を放射能に汚染されてなお、生きてゆくために被ばく量をかくしてまでも原発の仕事に頼らざるを得ない作業員の複雑な思いが、胸をうつ。」(しんぶん赤旗19日付け試写室より)普段は、なかなか取り上げられない内容の番組なので是非観てみたいと思っています。さて、冒頭の題名ですが、最近ふと感じる事が多くなりました。例えば、先日泊まりました山代温泉でも、今日この日ご一緒した「見ず知らず」の方とも偶然以上の縁を感じます。もちろん言葉を交わすことすらないのですが、もう二度と会うことがないと思うと不思議な感情になります。また、このホテルの部屋に、昨夜利用したのは誰だろうか?明日利用するのは誰だろうか?と思う事です。今日ドライブで立ち寄った先の夜はどんな景色になっているのだろうか?昼間に見た景色とどう違っているのだろうか?あそこで会った人は今頃どうしているのだろうか?なんてふと考えてしまいます。私がその分、年老いて来て色々と考えて一日一日が大切に思えるようになったからかも知れません。ところで、17日(金)に偶然点けたテレビで(NHKスペシャル)復元納棺師と言われる女性が、津波で流され損傷した遺体の傷をボランティアで修復、死に化粧して家族に対面させました。遺体は、安らかにほほ笑むようになっていました。いわゆる、被災地の「おくりびと」と副題が付いていました。観ていて、一人の遺体に2〜3時間かけて修復する姿に、「すごい人」だなと感じました。それまで、「こんな母親の姿など小さな子どもには見せられない」と話していたご主人が、「これなら安心して見せられ、お別れ出来る」と語っていました。見逃した方もおられるでしょうから、この番組の再放送をお願いしたいと思います。(写真は、花はす祭りの会場に咲く残り少ないはすの花と、今庄町にある「おばちゃんの店」の玄関口です)
店長の北陸の旅A。
2012/08/16
昨夜は旅疲れか、珍しく午後10時前には全員「討ち死に」していましたが、起きている時気にならなかったエアコンの音がやかましくてすぐに目が覚めてしまいます。エアコンを止めると、暑苦しくて目が覚め、エアコンを動かすと音で目が覚めるの繰り返しでした。「宿泊費を安くしたのでエアコンは古いままなんやね」「よっぽど、フロントに電話しようかとおもった」と嫁さんはいささかご立腹のようです。それでも、気をとり直して朝食前の入浴とする事にしました。温泉地に泊まって最高の贅沢は、「朝から温泉に入れる」事だと常々思っています。昨晩の夕食の事もありましたので、朝食は開始時間に合わせて出かけましたが、すでに席の大半は埋まっていました。朝食が終わり、少し部屋で休憩しようと思っていたのですが、長女が「早う行こう」と手を引っ張るので諦めてホテルを出ました。まだ午前9時前だったので、山代温泉から山中温泉に向かいましたが、どこの店も開店しておらずただ通り過ぎるだけの羽目になりました。せっかくここまで来たのだから、永平寺でも立ち寄ろうとしたのですが、母親が「足が痛いからもう良い」との一言で入り口まで来て引き返しました。さて、ここからどうするかと思案していましたが、「久しぶりに大野市まで行こうか?」と話しがまとまりました。大野市は、水の豊かな街であちらこちらに湧き水があり、全部を巡るだけで1日はかかりそうです。以前来た時はまだ完成していなかった「道の駅」から見える「大野城」が小高い山の上にあります。時間が午前11時になっていましたので、昼食の事も考え大野市から福井市内に戻り北陸道で南条ICまで戻って来ました。「花はすまつり」が開催されている「そまやま」まで来ましたが、はすの花のピークは過ぎ枯れているのが多くありました。ここまで来たら、お昼は今庄町にある手打ちそばの店で店名が「おばちゃんの店」にと決めました。注文品はこの店で最も高い「天ざる」1150円に決めましたが、混んでいたせいか30分ちかくかかり、母親が「こんなに時間がかかると、大阪では怒られるで」と言うので、「素人の集団から、多少大目にみないと仕方ないな」と慰めておきました。ここから、国道365号線を利用して敦賀市内に出て、安曇川には午後3時に戻って来て、ささやかなお盆休みは終了してしまいました。(写真は、昨夜に打ち上げられた花火と、大野市内のお清水と、新しく出来た道の駅の建物です)
店長の北陸の旅@。
2012/08/14
ちょっと前の話になりますが、9日(木)〜10日(金)まで一足早いお盆休みを頂き北陸方面に1泊2日の旅に行って来ました。今回は、母親も同伴なので無理がないように敦賀ICから北陸道に乗り、普段なら国道8号線で2時間はかかる距離を福井ICまで40分で到着しました。ここで少し早い昼食を摂ることにして「海鮮アトム・福井市店」に入りました。この店に来るのは3度目ですが、いつも繁盛していて順番待ちの方が出るくらいです。幸い私たちは、11時30分に入店したので、待つこともなく席に着くことが出来ました。この店に来ると、嫁さんが必ず「大トロ」注文しますが、なんと2貫で604円もする最高価格にも関わらずあっという間に食べてしまいます。この日のお会計は6000円余りとなり、ちょっと贅沢な昼食となりました。お店を後にして、ここからは海岸線に出るため、一路「東尋坊」を目指しますがもう何度も通った道なので特別目新しいものがありません。ただ、田んぼの稲に穂が付き、しかもやや黄金色に色づき始めていました。「ここらも、田植えが早いのかな?」「早いと今月中に稲刈りが出来そうやね?」なんて会話していました。30分ほどで東尋坊に着きましたが、つい先日訪れた事もあり通過する事にしました。この先は、道幅が狭くなりしかもくねくねと曲がっているのでスピードを控えめにしました。いつもこちらに来ると休憩する場所があるのですが、今回は海の家が出来ていて海水浴客も楽しそうに泳いでいました。「何か、夏真っ盛りと言う感じやね」「小さい子どもにとって、良い思い出になるだろう」と自問自答していました。さらにこの道を北上すると「北潟」と言う湖?のそばに大きな風車が見えて来ましたので、近くまで行ってみようかと言うことになり寄り道する事にしました。風車の真下まで来ると、想像していたより大きく、高さは20bはあろうかと思われ、羽根の長さも10bはありそうです。「ブウ〜ン、ブウ〜ン」と風を受けて回る羽根に圧倒され、ただひたすらにカメラで撮影していました。風車の数は全部で10基あり、海の近くなのでどれも勢いよく回っていました。「これだけあれば、かなりの発電量になるやろうね?」「日本全国で1万本建てたら、大飯原発1基分に相当するらしいわ」と嫁さんが答えていました。さて、今夜の宿泊予定地は加賀・山代温泉ですが、まだ午後2時なのに到着してしまいましたので、道草のために「世界のガラス館」に向かいました。ここに来るのも2度目ですが、色鮮やかなガラスに見とれてしまい、男性でも結構楽しめる施設です。ところが、長女はそんな事に関心はなく、ただひたすらコーヒーショップを目指します。「この子は、「花より団子」の典型的なタイプやね」と苦笑するしかありません。午後3時になりましたので、そろそろホテルに向かう事にしましたが、早すぎたなんてものではなく駐車場は満杯でした。このホテルは、「大江戸温泉グループの山代温泉・山下家」で、1泊2食で6700円(入湯税150円は別)で泊まれ、連日予約は満杯でした。荷物を部屋に置いて、早速12階にある「展望露天風呂」に入浴する事にしました。たっぷりと1時間をかけて入浴すると、冷たいビールが欲しくなり夕食前に頂き、「あ〜あ、生きてて良かった!」と思いました。午後5時30分から、夕食のバイキングが始まると書かれてありましたが、遠慮勝ちに午後6時過ぎに行くと、もう満席状態で、「皆さん、早いのやね!」とこちらが驚いてしまいました。和洋中と多種多様な料理が並び、悪い癖でついつい取りすぎ食べ過ぎ状態になり部屋に戻るとうとうとと寝そうになりました。その時、「ド〜ン」と花火が目の前に上がり、15分程度は続きました。この時期は、毎日花火が打ち上げられるそうで、ちょっと得した基分になりました。(写真は、福井県・坂井市内の海水浴場と、海岸の高台に据え付けられた風車と、世界のガラス館に並べられた色とりどりのグラスです)
日本の人口26万人減。
2012/08/08
「総務省が7日発表した住民基本台帳に基づく2012年3月31日時点の日本の総人口は、前年比0.21%減(26万3727人減)の1億2665万9683人と、3年連続で減少しました。減少数は、これまで最多だった前年の13万4450人を大幅に更新しました。出生者数が、1968年の調査開始以来最低の104万9553人に落ち込むとともに、死亡者数も過去最高の125万6125人を記録したことが響いています。」(8日付けしんぶん赤旗14面より)安曇川のような過疎地では少子高齢化が進み、この新聞記事のような事を実感していますが日本全国がそうなんでしょうか?そう言えば、関西の私鉄各社が通勤・通学客の減少で経営が厳しくなっているとテレビで報道されていた事を思い出しました。今のように1編成10両などと言う長い列車は無くなり、年々短くなっていくかもしれませんね。おじいさんが孫に「昔は、ラッシュアワーというのがあり、電車がいつもすしずめ状態やった。」と聞かせることになりそうです。さて、ロンドンオリンピックも終盤になり日本選手の活躍もめざましいものがありますが、アナウンサーが冷静でなく絶叫する中継はどこかしらけてしまいます。おまけに、テレビ各社が何度も繰り返し放送するのを観ていると「うんざり」と思うのは私だけでしょうか?幸い今日から、第54回の高校野球が甲子園で始まりますので、そちらにチャンネルを合わそうと思います。ところで、あんなに酷暑と書いていた安曇川ですが、ここ2〜3日程前から朝夕は涼しくなり、特に夜は窓を開けて寝ていると寒く感じられるほどです。もう暑さのピークも過ぎ、一日一日秋が近づきつつあるのか田んぼの稲にも穂が付き始めました。私くしごとですが、9日〜10日と夏季休暇を頂き、山代温泉に出かけて来ますが、帰ってきたらまた店長日記でご紹介したいと思います。(写真は、友人が捕ってきたカブト虫と、近所の料理店・矢尾秀(やおひで)に残された背比べの後と、昭和20年代の周辺の様子です)
友人の初の個展。
2012/08/05
7月25日(水)〜31日(火)まで、当店に隣接する「ギャラリー藤の井」さんで行われ、1週間で130人の方々が鑑賞に訪れました。友人の鈴木君は、現在43歳で介護福祉士をしておりますが、私の長男が中学1年生の頃は安曇川中学の書道講師をしておりました。その後、なかなか定職に恵まれず色々な職業を転々としていました。私のアドバイスで、「2級ヘルパー」の資格を取得し、介護現場で9年間勤めようやく安定した生活が出来るようになりました。介護福祉士の国家試験も5度目の正直で昨年に合格し、「油の載った時期」にまで辿り着きました。「あんた一度個展を開いたらどうや?」と勧めましたが、「忙しくて書いている時間がないわ」と断られましたが、事あるごとに話し今回の開催となりました。勧めた以上、私にも責任があると思い、来店されるお客にお願いしたり、様子を伺いにギャラリーに出向いたりと落ち着かない1週間でした。私も知らなかったのですが、「書道の世界」には師匠と弟子の関係が根深く、師匠は絶対的な存在で内諾を貰わなければ開けないとの事です。師匠の許しも出たのですがウン万円の費用で、師匠の作品も飾られやっと実現の運びとなりました。展示された作品は、安価で販売もされ半数以上に買い手がつき、私も2点ほど買わせて頂きました。この後、「ご苦労さん会と盛況おめでとう会」を開く予定でしたが、本人が忙しくまだ実現はしておりません。さて、安曇川では、相変わらず猛暑が続き雨がまったく降らず「砂漠」状態となっています。そのせいか、今年の夏ははセミの鳴き声が少なく、キリギリスの鳴き声も元気が無いような気がします。(写真は、書道展に飾られた作品と、最も大きな掛け軸と、南郷小学校の校歌が書かれた作品です)
カエルが可哀想?
2012/07/31
家の玄関にあるポストにアマガエルが住みつく?ようになりましたが猛暑のせいで息も絶え絶えの状態でした。今朝、朝食を食べているとおばあちゃんが(母親)「あのカエル暑いのに可哀想だと思い、水をかけてやったわ」と話します。そう言えば私自身、小さな動物にも命があるのだから殺生は止めておこうと思うようになったのは、ここ数年の事の様です。この事を知り合いのお坊さんに話すと、「そら、あんたが枯れて来た証拠やで」と申されますが、何か当たっているような気がします。このお坊さんは、俗に言う「なまぐさ坊主」で、「生レバーが食べられなくて残念や」と申されるので、「命かけてまでも、食べるものでもあるまい」と答えておきました。話しが横道にそれましたが、お風呂に入っていると窓にヤモリがやってきて、さかんに虫を捕食しています。こんな時、風呂場の電灯を消すと虫が飛んでこないので、ヤモリの為に10分は点けたままでサービスをしてあげます。また、玄関にクモが巣を作り、外灯に飛んでくる虫を待っているようですが、この時も直ぐに消さずに一定の時間はサービスしています。ところで、昨夜はクモが巣の修復する姿を眺めていたら、実に見事で見とれてしまいました。「クモにも、器用なものと不器用なものとあるのだろうか?」と考え、もし自分がクモならあのような修復は出来ないだろうなと思いました。朝食後、カメラを片手にアマガエルを撮影しようと考えていたら、周辺を探しても見当たりません。「ここでは、良い生活が期待できない」と、見切りをつけたのか、それとも水をもらって元気が出たのか、いなくなると淋しいものがあります。さて、安曇川でも連日猛暑が続き気温は32〜3℃はあります。おまけに雨がほとんど降らずカラカラの状態で、せめて「にわか雨」でも欲しいなと思います。安曇川に来た28年前の夏は、30℃を超える日は1週間ほどで夜になると「寒いから窓を閉めよう」なんて会話が懐かしく思います。早いもので、7月も今日で終わりになり「お盆の墓参り、何時にしょうか?」と会話しています。(写真は、箱舘山のゆり園の宣伝用のユリと、子ども連れで賑わう敦賀市鞠山・海つり公園と、玄関に住みついたクモの巣の修復作業です)
和歌山・北港海つり公園A。
2012/07/27
「今日は土用の丑(うし)の日。高値続きでおいそれとは口に入らないウナギですが、きょうばかりは値下げする店もあるようです。丑の日といえば、やはり平賀源内です。親しいうなぎ屋に頼まれ、「きようは丑」と看板に書いたところ大当たり。土用の丑の日にウナギを食べる習わしの始まりと伝えられる、18世紀江戸の逸話です。当時、「う」の字のつくものを丑の日に食べると夏負けしない、といわれていました。加えて源内も江戸の人気者だったので、宣伝が功を奏したというわけです。源内は、画家、作家、医者、発明家などさまざまな顔をもつ才人でした。発明家・源内を物語る仕事に、わが国初の摩擦起電機づくりがあります。こすって電気を発生させるしかけです。源内は、壊れたオランダ製を手本にしました。摩擦起電機で生まれる電気は、静電気です。いま私たちが使う電気は、こすらなくても起こって流れる動電気です。動電気の発見は18世紀で、体内に発電器官をもつ魚の研究がきっかけでした。もっとも強い電気を出す魚は、南米のデンキウナギです。丑の日に食べるウナギとは別種の魚で、体の容積の半分以上が発電器らしい。小魚を感電させて食べます。動電気と出会った人類は、研究と技術開発を重ね、いまの電気文明を築きあげました。しかし、電気が足りていても、人々が節約して不足に備えていても、原発を動かす電力会社や政府はどうでしょう。ウナギの姿売りは歓迎ですが、原発の電気の押し売りはごめんです。(27日付けしんぶん赤旗「潮流」より)テレビ番組で観ましたが、ウナギを求めて遠くアフリカ・マダカスカル島まで出かける商社がありました。このままでは、クジラやマグロと同じ運命を辿り、食卓から消えるのではないかと危惧しております。さて、前回の続きですが釣りを諦めた私たちは、もう一つの釣り公園のある海南市の「和歌山・マリーナシティ」に向かいました。雨はますます激しくなり、雷も近くで光り大荒れの天候になって来ました。「まずは一服」と喫茶店に入り、アイスコーヒーを頼んだものの、口数も少なく「瞼か重くなり」眠ってしまいそうです。私がここに来るのは4度目の事ですが、平日で天候のせいもありますけど何だか年々寂れて行く様な気がします。間もなく午前11時になりますので、少し早いですがランチタイムとしました。施設内のバイキングレストラン・ゴンドワナで大人2000円と少し高めですが、「マグロが食べ放題」と言う文字に引かれました。お造りにお寿司、パスタにカレー、唐揚げとフライ、ソフトドリンクにデザートと満足の行く内容でした。「自分たちだけが楽しんで来ては悪い」との思いで、スイーツショップで「紀の国ロール」一本1400円なるものをお土産にしました。「もう、早く帰ろう!」と言う事になり阪和道・海南ICからひたすら京都府・精華町を目指しました。(写真は、釣り場から見えた停泊中の貨物船と、和歌山マリーナシティのポルトヨーロッパの通りと、阪和道・岸和田サービスエリアから見えるお城です)
和歌山・北港海つり公園@。
2012/07/22
一度、和歌山で釣りがしたいなとの希望が叶い仲の良い従兄弟同士で、19日(木)の深夜にに京都府・精華町を出発しました。国道24号線から西名阪国道に入り、大阪府・松原市から阪和道を走りました。途中、紀ノ川サービスエリアで休息とお腹が減ったので「きつねそば」を注文しました。すでに時計は午前2時になっていて、20日(金)になっていましたが、ここの食堂は24時間営業だそうでまずそれに驚きました。その上、女性スタッフ数人がが何事も無いように働いているのにもまた驚きがありました。普段の自分の生活なら「爆睡中」の時間で「良い夢?」を見ている最中でしょう。ほぼ30分ほど休息すると、和歌山市内の釣具店で「餌と仕掛け」を購入し、「北港海つり公園」を目指しました。海つり公園のオープンは、午前5時30分でまだ午前4時にもなっていないのに、車の列が出来ていて「上には上があるものだ」と感心しました。ほとんど寝ていないので、車の窓を開けて仮眠しましたが、後で気がつくと腕や足に沢山蚊に刺された後がありました。やがて夜が明けると「気を利かして」くれたのか、15分前にオープンしてくれました。まったく初めての場所なので、不安半分、期待半分で釣り場に到着しましたが、大きな防波堤の向こうに紀淡海峡の海が見えました。はやる心を抑えながらエビ餌を付けて第一投を海に入れました。早速、竿にプルプルと当たりがあり巻き上げると、何やら長い魚でアジとも違う顔つきでした。「何やこれ?」と深くもない知識で判断すると「カマス」の子ではないかと判断しました。日本海では見たことも無い魚で、さすがに太平洋は種類が豊富だなと感心しました。その後、アジやふぐ、イワシが釣れますが大物の反応はありません。今回は、「ソーダカツオ」が釣れていると情報を得ていましたが、周りでも釣れていません。突然、従兄弟の竿が海に持って行かれようとしたので期待していたら、30a近いアイゴ(バリ)で「サヨナラ」と海に帰しました。ほとんど一睡も出来なかったから、何となくぼんやりとしていて釣りに力が入りません。その内、隣の釣り人が「ソーダカツオ」を釣り上げ、さらに小型の「ハマチ」も上がりました。「すごいね」と話すのですが、闘争心が湧いて来ず、午前9時には雨がポツポツと振り出し、雷も鳴り出したのでかたづける事にしました。「大量に買った餌」も役に立たず、ほとんどを海に棄てる羽目になり「リベンジ」を誓って海つり公園を後にしました。(写真は、紀ノ川サービスエリアにあった魚拓と、遙かに見える友が島と、高さ5bはある防波堤です)
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