第二京阪道は便利です。
2013/05/19
NHKスペシャル 病の起源 第1集がん NHKテレビ 午後9時〜 「人類を苦しめる病気の起源を人類進化の暦史でたどるシリーズ。第1回は日本人の2人に1人までが患う”がん”である。陣内孝則がナビゲーター。実は自然界の動物でヒト以外にがんで死亡する種はほとんどない。それは人間だけが何百万年も前から2本足で歩行し、道具を使いこなすことで脳を巨大化し高度な文明を築いたことのいわば”代償”として負った宿命である。・脳細胞を増やすFASという酵素を利用してがん細胞も増えた・種族保存のために精子をつくり出す遺伝子を利用してがん細胞も増殖した・ヒトの居住区域が原始アフリカから紫外線の少ない高緯度地域に拡大し、がんを抑えるビタミンDを減らしたーなど、最近の研究で明らかになった成果が次々に紹介される。またFAS酵素の働きを抑えることで副作用なしにがんを予防できる新薬が開発され、アメリカで治療中というホットなニュースもある。このあとシリーズは脳卒中、心臓病などもとりあげるというが、”知的エンターメント”として、なかなかエキサイティングな番組に仕上がっている。(19日付けしんぶん赤旗「試写室」より) 私も軽い糖尿病ですが、最初に医者から訊かれたのは「親族に糖尿病の方はおられますか?」でした。「はい。母方の祖母と、父親が糖尿病です。」と返事すると、「それなら、あなたは75%の確率で糖尿病になります。」と言われました。つまり、両親から50%、祖母から25%を受け継ぐそうです。「なんだ、それなら私の普段の心がけが悪いのではなく、遺伝的に決まっているのか。」との思いです。いつか、新聞で読みましたがDNAを詳しく検査すると、将来に何の病気にかかるか分かるそうです。それにより正常な遺伝子と組み替える事で、病気になるリスクを無くすことが可能になるそうです。高野博士(友人)によると、新薬の開発も、アマゾンの奥地に行き現地の人々から情報を集め、「こけ」や「土壌」や「草木」を持ち帰り、研究するそうです。さて、先日の和歌山からの帰り、門真市から初めて第二京阪道を走りましたが、片側3車線もあり快適なドライブでした。大山崎ICで名神高速と、京滋バイパス経由での山科ICで、湖西道路と接続出来るそうで、これから大阪や奈良に向かう手段が変わりそうです。(写真は、黒潮市場の入り口と、ポルトヨーロッパの遠景と、釣り場から見える貨物船の航行です)
25p以上のアジが釣れている?
2013/05/16
「岬公園の海で25p以上のアジが入れ食いやで」と従兄弟からお電話を頂き、15日(水)は午前3時に起きて一路、待ち合わせ場所の京都府・精華町を目指しました。途中、「名神高速」が夜間工事で通行止めという思いがけないアクシデントがあり、到着が30分ほど遅れました。合流地点で従兄弟の車に同乗し、奈良・郡山ICから西名阪道に乗り、近畿自動車道から阪和道と乗り継ぎ岬町に着いたのは午前9時前でした。「とっとパーク小島」は、以前に関空建設の際、埋め立て用の土砂の搬出していた跡地を利用したものだそうです。入り口には、養殖マダイが売られていて1匹1500円と書いてあり、「もし何も釣れなかったら買って帰ろうか?」と弱気な意見が出ていました。入場料は大人1200円で4人分4800円を支払い、はやる心を抑えて釣り場を確保しました。ところが、どの釣り人も退屈そうにしており、世間話で盛り上がるような状況です。「あれ〜っ、話が違うがな!」と思いながら、ひたすら餌をまきますが何の反応もありません。時々、関空から離陸してゆく旅客機を眺めながら、あれはルフトハンザや日航や全日空やピーチやと話題がそちらの話になります。本当にたまに他の人の竿が曲がりますが、ここで見た魚はタイ1匹とウマズラハゲ1匹の計2匹です。初めて私の竿に当たりがあり喜んで巻き上げると、フグの15p程度のものが顔を見せました。「なんや、フグか!」「今晩は鉄ちりやね」と見知らぬ釣り人から言われました。時間が経つに従い、風も強くなりもはや釣りどころではありません。私以外の3人は、いまだ何も釣れず「撤収しますか?」と言う言葉を待っていたようです。「それにしても、1匹4800円(入場料)のフグとは高くついたな」と感想を洩らしていました。「このまま帰るわけには行かないな」「どこかで、リベンジやな」と決め、「和歌山・マリーナシィティ」まで車を走らせました。ここでも風が強く、どうするか悩みましたが、「このままでは帰れん!」との思いが強く大人500円の入場料を払い、釣りを開始しました。10p前後のイワシが入れ食いで、時々子サバや豆アジが交ざります。「これでないと、面白くないわな」と不完全燃焼しかけていた気持ちが晴れました。午後4時になり、これ以上続けると帰宅が相当遅くなるので、引き上げる事にしました。釣果は、イワシその他が100匹程度と、嫁さんが釣り上げた15pほどのメバルが目立ちました。「まあ、リベンジが出来たから良かったね」と話しながら海南市を後にしました。(写真は、「とっとパーク小島」の玄関と、和歌山側の釣り場と、本日の大物の15pのメバルです)
新緑が美しい美濃の山々。
2013/05/10
ゴールデンウィークはほとんど休みなく働いた?ので、8日(水)は長女の帰省に合わせて休暇を頂きました。さて、どこに行こうかと悩んでいたのですが、マキノ町にある道の駅「追坂峠」から見る山々の新録が美しかったので、岐阜県・揖斐川町にある「藤橋の湯」に向かう事にしました。長浜市・木之元町から国道303号線で走ること30分で、揖斐川温泉「藤橋の湯」に到着しました。この温泉に来るのは、7〜8回目になりますが、毎週水曜日は「シルバーデイ」と表示されていていました。つまり60歳以上の方は、入浴料500円から100円引きとなり、400円で入れるのです。「この企画は前回なかったな?」と言いながら「免許証」を提示し、長女の障害者手帳では、なんと150円の料金になりました。平日にもかかわらず、10名程度の先客がありそこそこの混雑でした。露天風呂から眺める山の新緑と、空の青さがマッチして「来て良かった!」と感じました。吹く風も爽やかで、ベンチでうたた寝する人や、ラジオ体操する人など様々でした。お風呂から上がって、長女の最大の楽しみである昼食タイムですが、以前あった800円の「日替わり定食」+「コーヒー」付きがメニューから無くなっていてちょっと残念でした。仕方なく、「そば定食」を注文しましたが、「ざるそば」+「天ぷら」+「冷や奴」+「お新香」+「ご飯」と言う内容で1000円で食べられますのでお勧めです。食後のコーヒが欠かせない長女は、「アイスコーヒー」を頂けてご満悦な表情でした。帰路は往路と同じ木之元町に戻る予定でしたが、長女が揖斐川町内に向かえと指図するので、遠回りを覚悟の上で揖斐川町から国道21号線経由で大垣〜米原〜長浜と戻って来ました。帰って来たら、巨人戦に連勝中の阪神が3連勝となり10時30分に早々と眠りに着きました。(写真は、道の駅「夜叉ヶ池の里さかうち」から見た山々と、「藤橋の湯」の看板と、背後にある山の新緑の美しさに感動しました)
ゴールデンウィークも終わりです。
2013/05/06
「例えていうなら、食中毒事故を起こした飲食店の店主が、いまだ事故の後始末もついてないのに、自家製食品を訪問販売するようなものです。「日本の最高水準の技術に強い関心が寄せられた」。中東諸国を歴訪した安倍晋三首相はこう豪語し、福島原発事故以降では初の原子力協定をアラブ首長国連邦、トルコと交わしました。三菱重工がトルコでの原発建設に向けて「排他的交渉権」を得たといいます。背景には、原発メーカーの”苦境”があります。欧米では原発の減少傾向が続き、日本でも新増設は困難な状況です。電力需要が高まるアジア・中東への売り込みは、メーカーの生き残り戦略なのです。首相はこうも言いました。「苛酷な事故の経験と教訓を世界と共有し、原子力安全の向上に貢献するのは日本の責務だ。」福島の事故を経験したからこそ、原発を輸出するー。白を黒といいくるめ、何が何でも原発を売ろうという考えです。「苛酷な事故の経験と教訓を世界と共有」するというのなら、やるべきことは、福島の現実を伝えることです。15万人もの人々がふるさとを奪われ、今なお避難生活を余儀なくされています。福島第1原発では、ネズミ一匹の感電でショートして電力供給が停止するという、ズサンな実態もありました。増え続ける汚染水の問題は、出口が見えていません。東京電力が海洋放出に踏み切れば、国際問題となります。放射能を垂れ流しながら、一方で原発を海外に売る。こんな事態があっていいものか。」(6日付けしんぶん赤旗「潮流」より) 連休中は一日も休まず、開店するつもりでしたが、この時期「祭りや田植え」など人々が忙しいのか来店されるお客もなくしびれが切れました。5日の午後から敦賀市に釣り道具を用意して、意気揚々と出かけて来ました。想像はしていたのですが、敦賀市内の道路は大渋滞、お昼を食べようと立ち寄ったお店は長蛇の列です。その次は釣り場の確保ですが、いつも利用する「鞠山海つり公園」は、駐車場が満杯でほかを当たるしかありません。やむえず美浜町・丹生(にう)地区まで向かいましたが、先客の釣り人が「何も当たりがありませんわ」とのお返事でした。その後、敦賀市・白木地区まで行きましたが、狭い場所に大勢の釣り人がおり、入る余地はありません。引き返して、先ほどの美浜町・丹生の防波堤で竿を出すことにしました。餌を付けて投入するも、お話の通り1時間経っても、2時間経っても竿がピクリともしません。隣で釣る嫁さんは、鯵が釣れたと喜んでいましたが、よく見るとコノシロの子のような姿です。また、しばらくすると、竿が大きく曲がり「大物や!」と叫ぶので、網を用意するとボラが暴れています。「ボラなんかいらないわ」と冷たくお返事しました。午後6時まで粘りましたが、嫁さんはボラ2匹とコノシロの子2匹、私は「毒のあるハオコゼ」1匹でした。本日の温泉施設は、マキノ町・白谷温泉「八王子荘」にしました。連休中で混雑が予想されましたが、何とか待たずに入浴する事が出来ました。半日だけの休暇でしたが、温泉にも入れたし、それなりのリフレッシが出来ました。(写真は、結構な大漁でメバルやガシラが釣れていた白木地区での釣り人と、のどかな漁村の風景に似合わない「高速増殖炉・もんじゅ」の建物と、美浜町・丹生にある発電停止中の美浜原発に沈む夕陽です)
今日は第84回メーデーです。
2013/05/01
非正規の「希望の星」勝訴のマツダ原告団、意気高く。「メーデーの5月1日。4年前のこの日、「派遣切り」とたたかうマツダ訴訟原告団と名物の手作りマドレーヌが初登場しました。原告の全員が人生で初めてのメーデー。労働組合に入ることが初めてでした。今年で5年目に入ります。4月上旬、山口市で開かれたマツダ共闘会議の総会。提訴から4年のたたかいが画期的な勝利判決に実を結び、会場は笑顔があふれました。3月の山口地裁は、ユニオン山口の原告15人のうち13人を派遣先・マツダの正社員として救済しました。」(1日付けしんぶん赤旗「一面」より)私が初めてメーデーに参加したのは、今から42年前の東京・代々木公園でした。あの頃は5月1日も会社の休日で、一緒に住んでいた寮生と参加した事が思い出されます。参加した人にはお土産に、組合から毛布やお菓子を頂いた記憶があり「来て良かった!」と喜びあいました。その後、入社した会社には組合がなく「メーデー」は、どこか他人ごとのような事でした。この高島でも、「メーデー」があり、以前はなぜか「民商」も参加し、夕方の集会だったので「提灯デモ」が行われていました。ここ2〜3年前から「集会」は取りやめになり、「学習会」が行われるようです。さて、今日から5月でゴールデンウィークも後半になりますが、私個人は何の予定もなく「ぼ〜っと」と過ごしています。昨夜は、息子が生後5ヶ月になる孫(長女)を連れてきて、賑やかな夕食となりました。今日は、子守疲れか何もする気になれず、こうして「店長日記」を書いています。高島は、4日に安曇川町の田中神社の祭り、新旭町の七川祭り、高島町の大溝祭りと祭り一色になります。ご予定のない方は、是非空気と水の美味しい高島市に足を運んで下さい。(写真は、祭りを待つ田中神社と、当日は人垣で埋め尽くされる参道と、水ぬるむ小川で小魚の姿が見えました)
越前温泉・露天風呂「日本海」。
2013/04/26
「すぐそばに日本海の荒波が望める迫力満点の露天風呂を完備しています。泉質はナトリウム炭酸水素塩温泉(弱アルカリ性低張温泉)(私にはどいらも、さっぱり理解できません)。カルシウムを含むやや濁ったお湯が特色で、神経痛、関節痛、五十肩、冷え性などに効能があります。」 お休みを頂いた24日(水)は、あいにくの雨模様で越前海岸は閑散としていました。越前温泉「日本海」に来るのは今回で3度目ですが、この日はほとんど貸し切り状態でゆっくりと入浴出来ました。露天風呂から観る日本海は、白波が立ち時々海鳴りが聞こえて来ました。帰り際に、「ここの温泉のリーフレットがありますか?」とお訊きすると、窓口の女性が、「そんなんありませんわ」とつれないお返事でした。仕方なく、「定休日はいつですか?」と尋ねると、「年中無休ですわ」と答えが返って来ました。「営業時間は?」と尋ねたら、「午前7時30分から午後11時30分までです。」「え〜っ、それなら銭湯みたいやなあ」と感想を洩らしてしまいました。なるほど入浴料が、大人500円ですし(障害者割引は半額)、さらに町内在住の女性は「レディースデイ」(毎週水曜日)はなんと250円で入浴出来ますので、まさに銭湯のような施設です。最後にもらったリーフレットは、隣接する「越前町国民宿舎・かれい崎荘」もので、それを目標にすればたやすく来ることが出来ると思います。越前温泉・越前町国民宿舎「かれい崎荘」 〒916−0426 丹生郡越前町米ノ66−93 рO778−39−1221 お車で 北陸自動車道・敦賀IC経由 大阪から約3時間 京都から約2時間30分 電車で JR武生・鯖江駅から約35分 越前海岸を走る国道305号線に立地していますので、マイカーが断然便利です。私も20代の若い頃は、全国の国民宿舎にお世話になり懐かしい響きですが、消費者のニーズの変化か、今は決して繁盛しているようには感じられません。(写真は、鞠山海つり公園で釣れていた子鮎と、露天風呂から観た日本海と、温泉施設の外観と看板です)
「在宅医療」への整備ないまま。
2013/04/22
NHKスペシャル・NHKテレビ 昨夜午後9時〜 「家で親を看取(みと)る」 「年老いた日本人が息を引きとるのに一番ふさわしい場所は延命装置につながった病院のベッドか、それとも家族や親しい人に看取られての長年住み慣れた自宅かーいずれ誰もが直面するこの問題を、高齢者の増加率が最も高い横浜を舞台に、2組の親子で検証していく。現実には今の日本では老人の8割までが最期の刻(とき)を病院で迎えている。これに対し国は最近、看取りの場を病院から在宅へと転換する政策を打ち出した。その背景にあるのは長期入院患者を退院させてベッドの回転率を上げないと経営が苦しいという病院側の事情だが、有料老人ホームに入る余裕などない庶民は、入院打ち切りを宣告されれば末期医療の設備も知識もない状態で自宅に引き取るしかないのが現実である。「在宅医療」が成り立つためには、それを担保する在宅医療専門医のパトロールや24時間対応のヘルパーなどの社会インフラの整備が絶対条件だが、今の日本の現実は極めて不十分だ。番組の2人の親も娘の献身的な看護もむなしく死んでゆく。「これで良かったのかー」という思いが胸をつく。」(21日付けしんぶん赤旗「試写室」より) 私も、夕食と晩酌を頂きながら最後まで食い入るように観ましたが、テーマが重くて判断が難しい問題だと思いました。最近、父親を一時預けた「グループホーム」では、月額17万円かかり、長期の入所では家計が持たないなと感じています。「在宅医療」となると、私か嫁さんかのどちらかが仕事を辞めざるを得ないので、さらに収入が減り厳しい現実になりそうです。時々思うのですが、本人と家族、そして医者を含めた第3者期間で「安楽死」を認める制度があっても良いのではと考えてしまいます。(写真は、葉桜になりつつあるソメイヨシノの桜、今が盛りと咲く八重桜と、5月3日の祭りを待つ田中神社の参道です)
今日は強風が吹いています。
2013/04/19
「例年より早いペースで北上中の桜前線。5月に入れば、天候が荒れた北海道にも花ひらく春が訪れます。都心の桜はすっかり散ってしまいましたが、新緑の若葉がみずみずしい。先日、桜について読者から手紙をいただきました。86歳のこの方は、いつも複雑な思いで桜の季節を迎えているというのです。「戦争で生き残った者にとっては、桜吹雪をただ愛(め)でるといった気分に浸ることができない」。終戦の年の桜の季節。日本軍が新たに開発した兵器「桜花(おうか)」が実戦に使われました。機首の部分に大型爆弾を積んだ飛行機型の特攻兵器。つり下げられた母機から発射されると、同乗した特攻隊員ともども目標に突っ込んでいく人間爆弾です。軍は秘匿のためと、見事な散りぎわを表すとして「桜花」と名づけました。多くの若者の命をうばった特攻兵器は、相手の米英から「ばか爆弾」と呼ばれたそうです。あまりにも人の命を軽んじる無謀でばかげた作戦だったからです。手紙の方は戦時中、この「桜花」の開発にかかわったといいます。毎年桜をみるたびに、どれだけ悔やんできたことか。そしてまた、軍歌「同期の桜」の歌詞も頭をよぎると。「咲いた花なら散るのは覚悟/みごと散りましょ国のため」。生きて帰らぬ特攻を、散る桜にたとえて賛美した軍国日本。身をもって体験した人たちにとっては、感情が入りまじる桜の季節なのでしょう。憲法を変えようとする動きがあるいま、決して忘れてはいけない平和への思いです。」(19日付けしんぶん赤旗「潮流」より)私も、広島県・江田島にある海上自衛隊の基地の玄関に飾られた、「回天」の実物を見たときは顔が引きつりました。ちなみに、私の91歳になる父は、「沖縄決戦」に参加し、「戦艦大和」が爆発沈没するのを見たそうです。自分もまた、乗船していた駆逐艦が沈没し乗組員1200名中26名しか助からなかったそうです。戦争は、後ろの安全な場所にいる者が、「行け!行け!」と号令をかけ、悲劇に会うのは前線の者たちですね。さて、今日の安曇川は強風が吹き荒れ、気温も14℃とかなり寒くなりました。おかげで、湖西線が走ったり、止まったりを繰り返しています。先ほど高島市民病院に行ったら、通院患者の人が「困ったわ、電車が止まってるて」という会話があちこちから聞こえて来ました。(写真は、安曇川町・三和漁港にある散りかけた桜の花と、人の接近に驚いて逃げる水鳥たちと、湖に散った花びらのジュータンです)
春爛漫の高島です。
2013/04/15
安曇川に来てから、冬の季節が厳しいほど、春を待ちわびる人々の気持ちが理解できるようになりました。冬の間は、人々がじっと我慢をしながら過ごし、やっと暖かくなり、人々が動き出す、まさに今が春爛漫と言えるのでしょう。桜が満開になり、菜の花が鮮やかな黄色の花を付け蝶々を引きつけます。田んぼでは、田植えの準備が始まり、あちらこちらでトラクターが動き出しました。トラクターを追うように、シラサギやアマサギが餌を求めて集まって来ます。夜になると、まだ小さな声ですが、カエルの合唱が聞こえて来て、今年もそんな時期が来たのだなと感傷的になります。TPPに参加すると滋賀の農業生産額は半減するとか、そうなるとカエルの声も幻になるかもしれません。もうすぐ我が家にもヤモリが出て来て、面白い仕草を見せてくれるでしょう。さて、私事ですが7年ほど使ったパソコンを買い換えましたが、XPから7にしたので使い勝手が違いうろたえています。おまけに、前に使っていたソフトが使えず、またいちから直すとなるとぞっとします。「だれか助けて下さい!」と叫びたい気分です。(写真は、安曇川町・長尾地区にある名物の桜並木ですが病気になり枯れかけていましたがやっと復活しつつありますと、新旭町・旭地区の菜の花を撮りなおしました)
桜が満開となりました。
2013/04/11
前回の店長日記では5分咲と報告していたのですが、高島市周辺の桜は、ほぼ満開となりました。昨日は、琵琶湖を時計回りで1周して来ましたが、マキノ町・海津では国道が渋滞するほど花見の車が多くなっていました。参考までに、13日(土)〜14日(日)までは「桜まつり」が開かれ、道路は一方通行に規制されます。海津の桜も見事ですが、その近くにある「清水桜(しょうずさくら)」も一見の価値があります。長浜市では、長浜城のある「豊公園」にある桜が満開になっていて、お弁当を広げている花見客もありました。お隣の彦根市にある彦根城の桜は、堀に映る桜が見事で、平日にもかかわらず大勢の観光客が訪れていました。ちなみに、夜は100基ある電器やぼんぼりで、ライトアップされているそうです。その話を嫁さんにすると、「それなら夜に来ないとあかんな」と申しますが、片道1時間30分かけて本当に来る気があるか疑問です。そこから、多賀町の多賀大社に向かいましたが、こちらも参道にある桜も見事に咲いていました。日野町のJA(農協)に隣接する歩道にも、桜が咲き乱れ、幼稚園児と思われる子ども達が散歩をしていました。途中、「日野牛の岡崎」に立ち寄り安い豚肉(これが結構美味しい)とコロッケを買い求めました。ここまで来ると温泉は、「蒲生野乃湯」と決めていますので、竜王町へと向かいました。温泉からも山の頂に桜が見えて、なんだか気持ちの良いものです。入浴後は、名物の「ソフトクリーム」と「コーヒー牛乳」(ビン入りの昔からある物)が飲めて、長女は大満足です。湖周道路(さざなみ街道)から琵琶湖大橋を渡り、国道161号線を北上し、「びわこバレイ」の入り口の桜は、花吹雪が舞っていて終わりが近いと感じさせられました。嫁さんが「ここの桜は見事やで」「でも駐車料金が1000円と聞いて、引き返して来たわ」と独り言のように話していました。ちょうど、8時間ばかりかけて琵琶湖を回り午後5時に安曇川に戻って来ました。それにしても、桜の花が咲いたと時だけ、ここにも、あそこにもと言うように桜の木が沢山あるのに気付きました。日本人て、昔から桜を大切に育てて来たのだなと改めて感慨深くなりました。暗いお話を一つ。末期癌の知り合いが、病院を一時退院する時、車窓から見える桜に「来年は、桜が見れないだろうな?」と奥さんに話したとか。その方は、それから6カ月後息を引き取りましたが、そんな方も沢山おられるのでしょうね。さて、夕べから今朝にかけて降った雨は、山では雪になった様で比良山系の山は白く輝いていました。(写真は、新旭町・旭区にある黄色が鮮やかな菜の花と、長浜市・びわ町の桜と、新たに雪が降った比良山系の山々です)
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