10月も今日で終わりですね。
2016/10/31
波動・桧山 珠美「久々にわくわくする番組を見つけた。毎週水曜日NHKEテレで放送している「ねほりんぱほりん」。何気なくザッピングしていて偶然目にしたのだが、これがもう凄(すご)いのなんのって。画面に映っているのはモグラとブタの人形で、一見すると人形劇のように見える。が、その話に耳を傾けるとかなりディーブな内容なのだ。その時見たのは「元国会議員秘書」の回だったが、「児童ポルノ審議中はコンビニでエッチな本を買いあさって来て全部読みました」とか、「国会中継をみて、うちの議員は寝ていないかなあとチェック。寝ている場合は、携帯を鳴らして起こします」とか、「葬式チャンスって呼んでいるんですけど、地元に入るとまず朝刊のお悔やみ欄を見て、関係ない方でもお葬式には必ず行きます。そこには一票ではなく何十票なんです」などなど。顔出しでは言えない本音がバンバン飛び出すのだ。それで思い出したのが3年前の「マツコの日本ボカシ話」(TBS)という番組だ。顔出しNGでの過激トークで、画面にボカシを入れて見せていたが、1回放送したのちに即打ち切りになってしまったのである。その時のお題は「生保レディ」で枕営業をしたとかしないとか、そんな赤裸々トークに抗議が殺到したというが、理由は「全編ボカシは局の内規に抵触する恐れがある」(TBS)というものだった。ボカシが駄目なら人形劇で、というわけではないだろうが、この手法を思いついた製作者はなかなかの知恵者だ。そのうえ人形もも実によく出来ていて、衣装やアクセサリーなど細部に至るまで細かく作られている。国会議員のスーツにはちゃんとバッジまでつけるこだわりよう。おまけに動きも人間さながら、感情まで伝わってくる。つまり、全てにおいてプロの仕事を感じさせてくれる。”モザイク”や”ボカシ”が当たり前という既存の概念を打ち破り、新しい発想で視聴者を楽しませるために工夫を凝らす。これこそがテレビ本来の在り方ではないのかと。しかもそれが「ひょっこりひょうたん島」など、NHKのお家芸でもある人形劇をしっかりと踏襲し、進化させているものだから、これはもうお見事!」(ひやま・たまみ テレビコラムニスト)(31日付けしんぶん赤旗「テレビ・ラジオ」」欄より)私は、まだこの番組を見たことはないのですが、面白そうなので是非見てみたいです。ここ高島市でも、トップ当選する議員は、冠婚葬祭に参加する数が多いとお聞きします。さて、昨日30日(日)は第2回ハロウィンがお店周辺で行われました。昨年と同じく、子どもさんを相手に「あてもん」を販売しましたが、お昼には完売しました。ただ祭りとしては盛り上がらず、参加者は昨年の半分程度で終わりました。(写真は、安曇川中学校・吹奏楽部の演奏で行進する仮装された参加者です)
第2回ハローウィンがあります。
2016/10/28
「ゆったりと流れる北上川のほとりにある小高い丘。その上の小さな花壇には季節の花が咲き、チョウやハチが舞います。丘の向こうには、宮城・石巻市立大川小学校が」ありました。東日本大震災のとき、小学校の子どもたちはその丘に向かい、津波にのみ込まれました。いま丘の花壇には夏になると、たくさんのヒマワリが大きな花を咲かせます。「また会えたね」「ずっとずっと、いっしょだよ」。わが子を失った母親が植えたものです。彼女たちの心の内は震災翌年に出版された『ひまわりのおか』に描かれています。児童74人と10人の教職員が犠牲になった大川小をめぐる訴訟の判決がありました。仙台地裁は津波の襲来を予見できたとして、学校側の過失を認めました。なぜ、学校からすぐに避難できる裏山に逃げなかったのか。そのときの判断はー。遺族の思いは真相の究明でした。しかし学校や市の教育委員会の説明は二転三転。聞き取り調査のメモが捨てられるなど疑問と不信が募りました。第三者委の結論にも納得できず、自分たちが当事者になって事実を掘り起こそうと提訴に。「未来の命につながる」と判決を評価する一方で、「真相は明らかになっていない」という遺族も。悲劇のままで終わらせたくない、二度とくり返してはならない。遺族や学校、自治体も思いは同じはず。実際、石巻市では学校の防災に教訓を生かすとりくみが始まっています。たくさんの笑顔が咲く「ひまわりのおか」。救えた命を忘れないで、と。」(28日付けしんぶん赤旗「潮流」より)一部の教職員と児童は裏山に逃げて助かったと記事が出ていましたが、「校長先生の言う事を聞かなかった」者が命拾いしたことになります。さて、先日小学校の恩師だったS先生が来られ、あちらこちらを案内させて頂きました。まだ、目的のコハクチョウは見つけられませんでしたが、水鳥の数は増えていて冬が近いと感じられました。ところで、去年に続き、第2回のハローウィンが30日(日)午前10時から行われる予定です。商店街として何かしようと相談があり、「あてもん」をやることになり当日が楽しみです。(写真は、高島町・富坂地区の街並みと、バス停の時刻表と、道しるべの石碑です)
冷たい雨が降っています。
2016/10/25
「パラダイス(楽園)−米国家安全保障局(NSA)が内部でそう呼ぶ島があります。沖縄です。NSAは米国最大の諜報(ちょうほう)機関。その内部紙「SID(信号諜報局)トゥデイ(2003年6月19日付)に書かれていました。元米中央情報局(CIA)職員のスノーデン氏がニュースサイト「インターセプト」を通じて公開しています。「SIDトゥデイ」の記事の書き出しは「ヤシの木が暖かい風に揺れ・・・」。ハイビスカスやブゲンビリアの花が咲く特有の風土を紹介。ただ、それだけが「楽園」の理由ではありません。NSAが盗聴、傍受した情報を利用する機関の一つは米軍です。その米兵の数が沖縄では2万6千人以上で、「米国外で駐留している戦闘部隊の中で最大」「家族や米国政府職員を加えた合計は5万1千人以上!」。一方で、米兵事件は「大げさにとりあげられる」と不満も。米軍内にある「占領意識」がうかがえます。同紙によると沖縄は諜報活動の「最前線」。同年12月15日付によると、当時海兵隊キャンプ・ハンセンに建設中だった傍受施設「キャメラス」では「最新技術」の傍受設備が備えられるとも。同設備はもともと沖縄県読谷村にありました。楚辺通信所、通称「象のオリ」。1996年の日米合意で撤去されましたが、「移設」が条件でした。普天間基地に代わる辺野古新基地も高江へのオスプレイ着陸帯建設もこの合意が原点。基地の「県内たらい回し」が米軍への最新鋭基地の提供ほかならないことを示しています。(25日付けしんぶん赤旗「潮流」より) 沖縄に米軍の駐留軍がいることに対して、母親に「日本が戦争で負けたからや」と冗談で話すと、「あんな沢山の飛行機が来たら勝てんわ」と言っていました。さて、今年の天候は不安定で、ある時は冷房を、ある時は暖房を入れています。今日は、午後2時現在、15℃しかなく、風も雨も冷たく感じます。(写真は、クマを探しに久しぶりに行った高島町・富阪(ほうさか)地区の景色です)
ラグビーの平尾誠二さん逝く。
2016/10/22
「端正な顔立ちと華麗なステップ。伏見工高、同志社大、神戸製鋼で見せたキャプテンシー。20日に亡くなった平尾誠二氏は現役時代、スターとして輝き続けました。同大時代の恩師、故岡仁詩氏の自主性を重んじる指導に大きな影響を受けました。誰からも強制されずに練習し、自在にボールを操り、勝利を重ねます。そんな理想的なチームで3年連続大学日本一を遂げ、「考え方の基礎を教えてもらった」。神戸製鋼の主将となった1988年度。個々に考える意識を植え付け、奔放にボールを動かす戦術で初の日本一を達成しました。ここからは日本選手権7連覇の黄金時代へ。抜群のリーダーシップでチームを束ね、さっそうとした姿で勝利へ導いていきます。ラグビー界を象徴する選手になりました。引退後は挫折も経験しました。97年に34歳で日本代表監督に就任。95年W杯で、ニュージーランド(NZ)に記録的大敗を喫した代表の再建を託されました。ラグビーのプロ化が認められた直後で、各国の強化が急速に進んだ難しい時期。元NZ代表選手を招集するなど打てる手を尽くして強化に励んだものの、99年W杯は3戦全敗に終わりました。後に「やはり、若かったのだと思う」と悔しそうに振り返りました。幅広い知識と滑らかな弁舌。活躍はラグビー界にとどまりませんでした。19年W杯日本大会を支える立場となり、「日本ラグビーの大きな発展につなげたい」と話していました。歴史的ビッグイベントを前にしての死は、さぞや無念だったに違いありません。」(22日付けしんぶん赤旗「スポーツ」面より) 初めてテレビのニュースで訃報を聞いたとき「嘘やろう」と思いました。高校時代は、公立高校(伏見工高)でありながら、並み居る私立の強豪校を破り日本一に。また同大時代は、関東の名門チームを蹴散らし胸のすく思いでした。神戸製鋼時代も、圧倒的な強さで、相手に試合をさせませんでした。ラグビーをここまで面白くした一番の功労者だと思います。「ご冥福をお祈りいたします」。さて、20日(木)は60肩が治らないので、「朽木・てんくう」の温泉に行って来ました。ぬるめのお湯に浸かること1時間、不思議なことに随分と楽になりました。これからも、事あるごとに、もっと利用したいと思います。(写真は、てんくう館内に張ってあったポスターと、玄関口に置かれた新しいマットと、日暮れが早くなり午後6時で夕闇が迫っていました)
60肩てありましたか?
2016/10/19
「「クロマニョン人が決めたことに我々が責任を取れるのか」「政府は10万年間、みずからの責任を決めることができるのか。法的責任の限度を超えた時間ではないか」。日本学術会議の「原子力発電の将来検討分科会」で、こんな意見が交わされています。議題はいわゆる「核のゴミ」。原発の使用済み核燃料の再処理で発生する、「死の灰」を大量に含む高レベル放射性廃棄物です。この処分をどうするのか。万年単位、10万年単位の「超」長期にわたって放射性物質による汚染可能性への対処が必要だといいます。問題を考える時間スケールは私たちの想像をはるかに超えます。分科会では「日本国があるかどうかもわからない。余(あま)りにも荒唐無稽な話で、まじめに取り上げにくい」「万年、10万年は、国とか言語とか文明の変化を超えて、種(しゅ)が変わり得る年限。地球全体に対する将来の責任を思う」とも。核のゴミの処分方法は見通しが立っていません。核のゴミを発生させる原発再稼働に前のめりの電力会社と安倍政権は、どこまで責任を負うつもりがあるのか。国民になんら示されていません。再稼働すれば核のゴミは増え続けるのに、問題を先送りしたままです。再稼働に反対する国民の根深い不安は、原発を動かす危険だけでなく、原発で生まれる核のゴミをどうするのかという ことにも。新潟知事選挙は、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働は認めないという県民の強い意志を示しました。将来世代への負担を少なくするのは、現世代の責務です。」(19日付けしんぶん赤旗「潮流」より) 少なくとも、稼働から40年を超える原発はすぐに廃炉にすべきだと思います。若狭湾にある、美浜、大飯、高浜はその対象になるので、事実上はゼロになります。さて、ここ2〜3日前から首と肩が痛みますが、60肩てありましたか?50代には時々ありましたが、針を打ってもらい楽になりました。そのお医者さんも亡くなり、どこに行けば良いのか悩んでいますが、「年のせい」と言われそうでそれはそれで悲しくなります。(写真は、旧滋賀県農林試験場に咲いたコスモスの花ですが、有名なのか見学者が多く訪れています)
長女が骨折しました。
2016/10/16
「学生街にある喫茶店の片隅で聴いた世代には遅れますが、この人の歌はよく耳にしました。あのしわがれ声からつむぎだされる言葉の豊かさ、聴く者の心に問いかけ、会話するような。ボブ・ディランのノーベル文学賞受賞が世間を驚かせています。1世紀をこえる歴史で歌手の受賞は初。理由は「新たな詩的表現を創造した」。音楽評論家の湯川れい子さんも「歌手というよりも、世界中を旅した吟遊詩人として評価された」。「何度見上げたら青い空が見えるのか?いくつの耳をつけたら偽政者は民衆のさけびがきこえるのか?何人死んだらわかるのか あまりにも多くの多く死にすぎたと?そのこたえは、友だちよ、風に舞っている こたえは風に舞っている」(『ボブ・ディラン全詩集』)。代表曲「風に吹かれて」の一節です。公民権運動やベトナム反戦・・・。時代に揺れる若者の心をつかんできたメッセージ。そこには反体制だけでなく、人間への尽きない好奇心がありました。彼自身、インタビューで語っています。「人間にはさまざまな一面があり、ぼくはそのすべてと向き合いたかった。人間にはとても寛容になれる日もあれば、とても利己的になる瞬間もある」。歌の定義は得意じゃないというディラン。聴く人がそれぞれ、自分にとってどういう意味があるのかを考えればいい。ノーベル賞についても、いまだ彼の言葉は聞こえてきません。権威づけなどいらないのか、関心もないのか。それもまた、こたえは風の中にあるのか。」(16日付けしんぶん赤旗「潮流」より) ボブ・ディランは、私たちより少し上の世代で、同時にビートルズの世代でもあるのだと思います。私たちは、ガロの「学生街の喫茶店」の詩の中に出てくるイメージしかありません。さて、冒頭の題名のですが、長女が施設内のトイレで転倒して骨折、全治1カ月との診断でした。これまで大きなケガもなく暮らしていたので、それを聞いたときはショックでした。しばらくは車椅子の生活で帰省も出来ないし、お風呂にも入れないので早く治ってほしいと神社にお祈りしています。(写真は、満月?が見られた近所の景色と、夕暮れが早くなったお店の写真と、青空とのコントラストが美しいセイタカアワダチソウです)
熊本地震から6カ月。
2016/10/13
「「一部損壊」にも公的支援を。熊本地震から14日で半年がたちます。約1万3千世帯が住む熊本県益城町は震度7に2度襲われました。同町は木造家屋が多く、「全壊」は4721戸。一番多いのは公的支援のない「一部損壊」の7483戸。世帯数の半数以上です。同町に住む甲斐康之さん(66)は日本共産党の前町議で、自身の家も一部損壊しました。被災住民の相談に応じながら、訪れる議員、研究者、ボランティアの案内もしています。先日、東京・霞が関で政府各省の担当者と交渉した甲斐さんは「役人たちは被災地の現状をわかっていない」と怒ります。「一部損壊」の認識がその一つです。「屋根の瓦が落ち、雨漏りで屋内が水浸しになっていても『一部損壊』だと支援が受けられない。しかし、直そうとすれば数百万はかかる。国は現状にそくして公助をもっと行うべきではないか」甲斐さんは、災害対策に役立てるため、党熊本県委員会の「1万人アンケート」を手に、各地から訪れる人たちと一緒に被災者を一軒一軒訪ね、声を聴いています。」(13日付けしんぶん赤旗「社会・総合」面より)昨日、熊本県・阿蘇市に住む友人に電話したら、「火山灰の処理で大変だ」と話していました。地震の次は阿蘇山の噴火と続いており、なかなか安心して暮らせません。先日、火災保険・地震保険などの更新のハガキが届いたので、最高額に加入しておきました。この年齢になるとローンが組める訳でもないので、ささやかな自己防衛かもしれませんが、何かあっても自宅の再建は可能だと思っています。(写真は、近所を歩いて撮影した秋景色です)
今日は体育の日ですね。
2016/10/10
逃げるは恥だが役に立つ・TBS系11日午後10時〜「304・1万円。これは、主婦の労働力を年収に換算した額(2011年)。もし主婦を職業としたら・・・。従業員は妻、雇用主は夫。そんな契約結婚をした男女をユーモラスに描いている。新垣結衣と星野源が共演。原作・海野つなみ、脚本・野木亜紀子、演出・金子文紀ほか。主人公は、臨床心理士の資格を持つ25歳の森山みくり(新垣)。就活するも全て落ち派遣社員に。ところが人員削減で契約終了。無職となる。そんな中、家事代行の仕事を紹介される。訪問先はIT会社に勤務する津崎平匡(ひらまさ)(星野)の家。仕事を認められず萎(な)える心を妄想にふけり支えてきたみくり。津崎に評価され仕事に目覚める。人の温(ぬく)もりを知った35年独身の津崎。秘密の雇用関係が新婚を演じる中でどうなるのか。彼女の伯母で未婚のキャリアウーマン・百合(石田ゆり子)。婚姻に興味のない津崎の後輩・風見(大谷亮平)、睦(むつ)まじいみくりの親(宇梶剛士、富田靖子)と、さまざまな角度から結婚を考えさせるようだ。シングルハラスメントも漂い深みを感じさせる。結婚の概念は進化するのか。面白いドラマが始まった。」(10日付けしんぶん赤旗「試写室」より)最近は、結婚しない独身男女が増えていて、自分の人生を楽しんでいるようです。ただ、このまま年を取ると、家族のいない生活も大変だと思います。さて、今日は「体育の日」ですが、ここ安曇川町でも市主催の運動会が行われているハズ?(見ていないので)です。最近は、参加者も少なくなり、運営に頭を悩ましているとお聞きします。(写真は、少し早起きをして四津川地区・三和漁港まで行き撮影して来ました)
今日は嫁さんの誕生日です。
2016/10/07
歴史秘話ヒストリア・明治日本語のホワイ?NHKテレビ・午後8時〜「いま当たり前に使っている日本の「標準語」。その誕生には紆余(うよ)曲折がありました。明治維新後、人々の往来が活発に。東北弁、江戸弁、薩摩弁などが入り乱れ、話が通じません。官僚らは「ひらがな化」(前島密(ひそか))、「ローマ字化」(西周(あまね))を提案。初代文部大臣の森有礼(ありのり)は「英語化」まで主張します。そこで”まんねん先生”こと言語学者の上田万年(まんねん)の登場です。東京・山の手言葉を基準に標準語づくりに励みます。標準語づくりのヒントになる言葉が「おかあさん」だった、というエピソードなども興味深い。国の存在意義にも関わる言葉。トルコがアラビア文字からアルファベットに、韓国が漢字からハングルにそれぞれ切り替えました。日本でも時代背景に富国強兵策がありますが、番組から先人たちの情熱、苦労が伝わってきます。標準語に統一し方言は禁止との主張もありましたが、そこはふれていません。案内役は井上あさひアナウンサー。厚切りジェイソンとの共演で、ニュースキャスター時代とは違う、やわらかな表情を見せます。」(7日付けしんぶん赤旗「試写室」より)昔は、嫁さんの実家を訪れた時、ご両親や親せきの方の言葉が理解できず、嫁さんに通訳?をしてもらっていました。今は、テレビなどの影響か、言葉が分からないと言うことがなくなりました。ただ逆に、その土地の言葉がなくなると旅情もまた感じられなくなります。さて、今朝は気温が下がり、ようやく秋らしくなりましたが、近所を散歩するとそれが実感されました。ところで、今日は嫁さんの誕生日で64歳になり、私に追いつきました。気が付けば結婚40年を超えましたので、何婚式になるのでしょうか?(写真は、コスモスの花に止まったアゲハチョウと、久しぶりの秋晴れの空と、白くなった穂が美しいススキです)
台風18号が接近しています。
2016/10/04
「安倍晋三首相は2007年9月に退陣した後、都内にある臨済宗の寺院で座禅を始めたそうです。自分と向き合い、本来の姿を取り戻すのが座禅の目的。その結果が今の悪政の暴走ぶりなのでしょうか。今年は中国・唐代の禅僧で臨済宗の開祖である臨済義玄の1150年遠忌。来年は江戸中期の禅僧で日本での臨済宗中興の祖とされる白隠慧鶴(はくいんえかく)の250年遠忌。臨済宗各派を挙げてさまざまな行事が続いています。臨済も白隠も、政治への厳しい目をもっていました。臨済は農民が官吏の収奪に苦しむ河北の地に入り、人々の精神の開放を目指して悟りと自由の必要性を訴えます。白隠は大名行列の莫大な支出が庶民にしわ寄せされる幕藩体制を批判。その著書は禁書となりました。批判精神は今も生きています。京都の臨済宗相国寺の機関紙上で、有馬頼底管長は戦争法に「私たち宗教者として『戦争や暴力を許さない』という宗教的精神にもとづき強く反対」すると明言しました。禅僧は弟子や他の僧を褒めるとき、あえて侮辱する言葉を使います。「くだらん理屈をこねる穀(ごく)つぶしめ!」とののしり、実は弟子の問答をたたえるという具合。「抑下(よくげ)の托上(たくじょう)」という語法です。戦争法発動の具体化、TPP批准や憲法改悪の推進・・・安倍首相の所信表明演説や国会答弁にメディアからも、「数のおごり」「思い上がり」「国民の疑問に答えていない」と批判が出ています。どこ吹く風といった様子の首相、まさか「抑下の托上」だと思っているのでしょうか。(4日付けしんぶん赤旗「潮流」より)安倍首相は、穏やかな顔をしていて、大胆な行動に出るから怖い気がします。さて、超大型の台風18号が、明日の午後には近畿に接近して来ます。安曇川では稲刈りもほぼ終わりですが、まだ2割ほどが残っています。また、2年前には鴨川が氾濫して床上まで浸水する家もありました。今回も、大きな被害にならないよう、築30年を超した我が家も無事に済むように願っています。(写真は、小浜新港で釣れていたコアジと、南越前町(旧河野村)の北前船の館と、雨上がりにかかった二重になった虹です)
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