みなさん、お元気ですか?
2023/08/03
「信仰とは、戦争とは人間の善悪0とはー。第2次大戦前に留学した日本人の神学生を主人公に、人びとの心の変化を描いた戯曲「善人たち」。遠藤周作の未発表作品です。きょうから劇団民藝が初演します。1970年代後半に書かれたそうですが、現在に通じる問題も背景に。差別や格差をえぐりだしながら、憎しみの感情はどこから生まれてくるのか、ほんとうの人間愛とは何かを問いかけてきます。「善人たち」を含む3本の戯曲は2年前に長崎市の遠藤周作文学館で見つかりました。いまそこで、生誕100年の企画展「100歳の遠藤周作に出会う」が催されています。生涯や作品をたどることで遠藤文学の魅力を次の世代につなごうと。文学館がたたずむ外海(そとめ)の地域はキリシタンの里と呼ばれ、小説『沈黙』の舞台となった場所です。戦争中に育った遠藤は「自分の生き方や思想・信念を暴力によって歪(ゆが)められざるをえなかった人間の気持」を小説のスタート地点としました(『沈黙の声』)。「母親が私に着せてくれた洋服」と表現したキリスト教との葛藤。魂の救済や弱者に目をむけながら、人間の悲しみや苦しみによりそい、生きることに思い悩む人びとへの救いを追い求馬ました。「小説家は迷いに迷っている人間なんです。暗闇の中で迷いながら、手探りで少しでも人生の謎に迫っていきたいと小説を書いているのです」(『人生の踏絵』)。展示された言葉から、背負い続けた作者の苦悩と味わい深さが伝わってきます。」(3日付けしんぶん赤旗「潮流」より)私も若かりし頃、遠藤周作の作品を読み漁りました。ほのぼのとした作品が多かったのですが、「沈黙」は今までにない作風でした。キリシタンというだけで、時の政府(徳川時代〜明治時代)から迫害を受け、山口県に幽閉されてしまう事です。遠藤周作氏は、高島市・マキノ町に度々訪れていて、その料亭に「狐狸庵」と名前を付けたそうです。さて、相変わらず暑い日が続いていますが、みなさんおお元気ですか?ここまで暑くなると、日中は外出するのは危険な状態でクーラーのある部屋でじっとしているのが正解ですね。「写真は、新旭町・深溝地区にある用水路に咲く「梅花藻」です]
今日で7月も終りですね。
2023/07/31
「1人暮らしの弟 けがで即入院」(新潟県・阿賀町 神田さかえ(73歳))「先日、実家で1人暮らしをしている弟が仕事中にけがをして救急車で運ばれ、そのまま入院となりました。背中の骨がつぶれているとのこと。治るまで何カ月もかかるという診断でした。中学卒業と同時に職人の世界に入り、60年近く仕事を全うしてきました。町の中で車ですれちがったり電話をかけてくる時の元気な声が聞けず、寂しい限りです。大学病院で面会も許されず、不自由な日々を送っているのではと、不安も募ります。一日も早く元気になって退院することを願ってやみません。」(31日付しんぶん赤旗「読者の広場」より)この投書から読み取れるのは、弟思いの姉の気持ちですね。家の嫁さんも長女ですので、いまだに家族の事を気にしています。さて、7月も今日で終わりますが、暑さだけが記憶にに残る日々でした。8月も暑さが続きそうですが、お盆を過ぎると涼しくなるのではと期待しています。「写真は、越前市・しきぶ温泉「湯楽里」に展示されたしろくまと、紫式部の人形です」
ここ、安曇川でも36℃になりました。
2023/07/28
「民主主義否定 暴言打ち破る」(大阪府 若葉 萌(62歳)「日本維新の会の馬場伸幸代表が23日、インターネット番組で日本共産党について「日本からいなくなったらいい政党」などと発言しました。怒りを持って抗議し、発言の撤回を求めます。私は日本共産党が戦前から戦争反対を唱え続けている唯一の党であることに共感し党員になりました。私なりに平和と暮らしを守り発展させるために尽力してきたつもりです。同じ思いの党員は約26万人みいます。番場氏の発言は私を含め党員、後援会員、支持されている皆さんの存在を否定する、まさしく民主主義の否定です。先日、映画「教育と愛国」を見ました。政権による教育介入の恐ろしさを痛感しました。威信が自民党の先兵の役割を果たしていることもよく分かりました。威信に都合が悪いからと共産党の存在を否定するなどあってはならないことです。デマと分断で支持を集める維新の手法を、みんなの怒り、市民との共闘で打ち破りましょう。」(28日付けしんぶん赤旗「読者の広場」より)「維新・番場代表暴言は民主主義否定」と赤旗では各界から批判談話が掲載されています。そもそも、この発言がなぜ起きたのか、維新のおごりなのか真意は分かりません。ただ、相手が気に入らないと無くなればよいと言うのはどうでしょうか?プロ野球で熱烈な阪神ファンである私ですが、巨人が、広島が、横浜が、ヤクルトが、中日が無くなれば良いとは決して思いはしません。相手があるから野球が出来るので、いなくなれば野球そのものが出来なくなります。さて、毎日暑い日が続きますが、なんと昨日、高島市でも36℃を記録し、夕方のニュースにもなりました。「え〜っ、ウソやろう?」と真っ先に思いましたが、同じ日に大津市が37℃と聞いて納得しました。みなさん、熱中症にはくれぐれもきおつけましょう!「写真は、越前市・しきぶ温泉「湯楽里」の館内です」
今日は天神祭りですね。
2023/07/25
「わが家の菜園自慢」「半白キュウリの収穫が始まりました。実生(みしょう)の苗を1年だけ休ませた畝に飢えたのですが、連作障害もなく育ちました。毎年4月下旬には植えるのですが、今年は5月中旬に遅らせたのがよかったのでしょうか。今年はキュウリの育ちが悪いなどという声も聞きますが、わが家に限ってはうどん粉病もなく、うまくいっております。半白キュウリは、とげが固いうえに痛みやすいので、スーパなどにはあまり出回っていません。でも私は、これのぬか漬けが大好きです。妻は四葉(すうよう)系のキュウリが好きなので、それも飢えています。少し個性的なキュウリを味わえるのが家庭菜園の一番の利点です。(京都府精華町 長谷川喜八 76歳)(25日付しんぶん赤旗「くらし・家庭」欄より)ここ安曇川でも、家庭菜園をする人が多く、競って設備の投資をする方もいます。私の父も、晩年はy差し作りに夢中で、農家の方に褒められることも、あったようです。それに比べ、私は家庭菜園などに興味はなく、作る喜びも知りません。さて、今日は、天神祭りの本番で、町中をだんじりが走っていました。サラーリマン時代は、天満橋の松坂屋のビヤガーデンでよく飲み会をしました。あれから、十数年、いまも懐かしい思い出になっています。「写真は、敦賀市・鞠山海釣り公園ですが、夏真っ最中の太陽が照り付けていました」
梅雨明けと秋風が吹く?
2023/07/22
「寝たっきり半年 姉の「生」とは 東京・府中市 遠藤 幹子(79歳)「「生き続けるって?」。ふっとそんな思いが脳裏をかすめました。姉が救急車で運ばれてから半年がたちました。倒れてから6、7時間たったのでしょうか。命は取りとめたものの、いまだにしゃべることも食べることもできません。点滴で生きています。「目を開けて」の声掛けにやっとではありますが目が開きます。現状維持が精いっぱい。今後は徐々に衰えが進むようです。「女性の平均寿命に達していますからね」という医者の言葉はショックでした。5、6カ月しかいられないリハビリ病院でしたが、退院(転院)が不可能な状態の患者ということでしょうか、入院が続いています。ある意味感謝しなければいけないのだろうとは思いますが。ベッドの姉はどう思っているのでしょう。生あるうちは面会に通うと思いますが切ないですねぇ。」(22日付しんぶん赤旗「読者の広場」より)最近、この様な切実な話が、投稿されるケースが増えています。このお姉さんの場合、どうすれば最適なのか判断が出来ませんが、日本の医療制度の限界を感じます。私の場合も、1カ月毎に8,9万円の医療費の請求が来ましたが、もし払えないとなれば退院させられるのでしょうか?さて、梅雨が開けた途端に、朝夕の風は爽やかになり、どこか早くも秋の気配すら感じられます。先ほども、店の玄関に息も絶え絶えのセミが横たわっていました。まだ、セミの鳴き声さえ聞いていないのに、この暑さで、参ってしまったのでしょうか?「写真は、四津川地区・三和漁港の夏の景色です」
まだ、梅雨が明けませんね。
2023/07/19
「ことし3社目また派遣切り」長野・茅野市 柏木 秀夫(55歳)「今年1月に約4年間働いたA社を派遣切りに遭い、同24日からB社が量産体制になり、派遣受け入れで就業しました。しかし量産が見込めないため、3カ月後の4月末で派遣切りとなりました。5月10日からC社に派遣で就業しましたが、同23日、就業中に転倒して右足大腿(だいたい)骨にひびが入り、2カ月間の休業を余儀なくされました。労災が認められ補償を受けている時に、突然、派遣会社から契約の打ち切りを言い渡されました。7月から無保険になり国保に加入しましたが、完治したら連絡するように言われました。冬にかけてC社の量産で、また派遣の紹介できるとのことですが、年が明けて半年後にはまた、派遣切りになります。大企業は内部留保を吐き出して、私たちのように派遣で苦しんでいる庶民には」社会保障を拡充してもらいたいです。」(19日付しんぶん赤旗「読者の広場」より)本当に絵にかいたような、派遣で採用され、また派遣切りに遭うなんて信じられません。私たちの時代、社員は正社員が当たり前で、派遣なんて会社の都合の良い職種はありませんでした。この方もスキルを上げて、派遣から逃れてほしいものです。さて、梅雨が明けそうで明けない日が続いていますが、7月にこの高温になるとは、想像もつきませんでした。これから、8月に入るとどうなるのか、想像はしたくありありませんね。「写真は、久しぶりに訪れた四津川地区・三和漁港ですが、連休中と言うこともあり、子どもの姿が多かったです」
党創立101年の記念の月。
2023/07/15
「7月15日、日本共産党は党創立101年の記念の日を迎えました。この101年間は、党が躍進した時期も、困難に直面した時期もさまざまですが、党にとって順風満帆な時期はひと時としてありません。古い政治にしがみつこうとする勢力から、つねにさまざまな非難や攻撃にさらされ、それを打ち破りながら前途を開くー開拓と奮闘の101年でした。日本共産党は、1922年の党創立のはじめから、天皇制権力による繰り返しの弾圧をうけ、命がけでそれに抗しながら、反戦平和と国民主権の旗を掲げ続けました。いま「しんぶん赤旗」として親しまれている機関紙の前進となる「赤旗(せっき)」を発行し、工場で、地域で、農村で、さらに軍隊のなかでも、国民と結びつき、その苦難軽減のために奮闘しました。弾圧のために、一時期、党の中央の活動が壊されましたが、次の時代を準備するたたかいは続きました。そして私たちのたたかいは、戦後の日本国憲法に「主権在民」「恒久平和」が書き込まれたことで大きく実を結びました。多くの先輩たちが弾圧の犠牲になりましたが、民主主義日本に道を開いた不屈の奮闘は、私たちの大きな誇りです。」(15日付しんぶん赤旗「1面」より)私も、不良党員ですが先頭を走るわけではなく、いつも一番後ろからついてゆくだけです。党の壮大な思いとはうらはらに、今日を過ごすのがやっとです。今後も、ぼちぼちついて行こうと思いますが、それではダメと言われそうです。さて、今日か明日にも梅雨明けが発表されそうで、これから夏本番ですね。テレビでは、連日、京都の祇園祭が放送されていますす。そう言えば、音羽病院で看護師希望の学生さんが、浴衣姿でデートすると私に語ってくれましたが、デート上手く行くと良いなあと思っています。「写真は、もうすっかり夏景色になった高島町・横山地区の景色です」
梅雨明け前の大荒れですね。
2023/07/13
「わがまち ふるさと」「京都府・舞鶴市」「舞鶴市は、戦後13年間にわたり、海外からの引き揚げ者66万人と、遺骨約1万6千を迎え入れた引き揚げのまちです。終戦目前の1945年7月29日には、舞鶴海軍工廠(こうしょう)に米軍機が長崎型原爆の模擬弾を投下し、動員されていた学徒19人と教師1人を含む97人が犠牲。翌30日にも停泊中の艦船が攻撃を受け、この2日間で約200人が死亡。現在、工廠跡を見下ろす中舞鶴にある共楽公園山頂に「慰霊碑」が建立され、毎年7月29日に「学徒犠牲者慰霊祭」が開催されています。また、終戦直後の1945年8月24日に、祖国の土を踏めることへの喜びに胸をはずませていた、朝鮮人労働者とその家族を乗せた「浮島丸」が大湊港から釜山に向かうはずが、進路を変更して舞鶴に寄港。入港直後、下佐波賀沖300bの地点で、爆発により沈没するという「浮島丸事件」がありました。爆発の原因はいまだに不明です。事件現場の海面を目の前にした、下佐波賀には「浮島丸慰霊碑」が建立され、毎年8月24日には追悼集会が開催されています。1950年には、住民投票で、軍港舞鶴から「平和産業港湾都市」へと転換しました。「軍港舞鶴への復活許さず、平和の港町舞鶴」。この歩みを今後も市民とともに。(伊田悦子舞鶴市議)」(13日付しんぶん赤旗「地方・総合のページ」より)安曇川から舞鶴まで、以前は3時間近くかかるいましたので、遠い所でしたが、今は高速道路が出来たので2時間かからなくなりました。舞鶴には戦中、戦後語る施設が多くありますが「引き揚げ記念貨」は、是非訪れていただきたい施設です。また、歌で有名な「岸壁の母」の場所である桟橋も残っていて、そのころを思い浮かべることが出来ます。さて、梅雨の終わりに、九州では大荒れの天候になり、大きな被害も出ています。ここ数年九州での被害が大きく、朝倉市ではかさ上げした住宅に浸水し、住民は絶望的になっているとか、悲しい事ですね。「写真は、まるで作ったようなイルカ型の雲です」
今日は暑くなりそうです。
2023/07/10
「こどもの ひとこと」
★布団の中で「ぶっ」★
5歳の息子。ふとんの中でおならが出ました。「今『ぶっ』っていったあと、音のないおならも出たわ。なんか、おしりに『あみ』ができて、ハンモックみたいな。それが、ブンってはじけ飛んだわ。シャボン玉みたいに」
(ろひちゃん 30歳 奈良県)
★これは三つ葉だよ★
久しぶりに遊びに来た10歳女子の孫と畑に行き、「これは三つ葉と言うんだよ」と言うんだよ」と教えて収穫していると、「よつばは、あるかな?」。
(ひがけいこ 69歳 愛知県)
★目をまん丸にして★
保育園から帰ってきた四男坊。目をまん丸にして、「〇〇ちゃんの弟は女の子だって!」。男の子ばかりのわが家に「妹」と言う言葉はありませんでした。
(昔肝っ玉かあさん 75歳 東京都)
★工作で「のりしろ」★
6歳の孫、ゆりちゃん。工作でのりしろを見て「のりしろ!ってひどいよね。『のりして』とかがいいよね」。
(ゆりちゃんのじいじ 70歳 福島県)
★照れつつ得意そう★
この4月に晴れて年中組になったケンちゃん。「オレさ、どうしてだか、みんなから好かれるんだよね。みんな、ケンちゃんと手をつなぎたいって、うるさいんだよね。なんでかなあ・・・」。ちょっと照れながら、それでも得意そうに・・・。
(佐賀のみーたん 佐賀県)
(9日付しんぶん赤旗「読者の広場」より)
今日は新聞の休刊日なので、昨日の新聞から記事を選びました。いつ読んでも、子どもの視線は面白いものですね。さて、今日は朝から蒸し暑く、エアコンが欠かせません。安曇川では雨も降らず、もう梅雨が明けても良さそうな天気です。しかし、九州では災害が各地で起きていて、被害が大きくならない事を祈るばかりです。「写真は、風呂場の窓に張り付いた「ヤモリ」ですが、2匹が出くわし、追い払う姿勢でしたが、なぜか時間が経つと、仲良く虫を捕食していました。私は「ヤモリ」が出てくると1時間は消灯せずに協力しています」
今日は七夕ですね。
2023/07/07
「きょうは七夕です。子どもの頃、ササに飾った五色の短冊に何を書いたか、もう覚えていませんが、いくつになっても願いごとはあるものです。もともと織姫にあやかり裁縫や詩歌といった手習いの上達を宮中行事で願っていたそうです。七夕が庶民に広がった江戸時代には願いごとも多様になり、いまでは何でもありの感がします。実際、役所や商店街に飾り付けられた昨年の短冊には、コロナや戦争の終わりを願うものが多く見られました。今年の同じ場所のそれには、家族の幸せとともに世の行く末を案じるものが目につきました。きょうは暑さが本番にむかう小暑でもあります。このところ世界の一日の平均気温が初めて17度を超え、観測史上最高に達しています。地峡温暖化が原因とみられ、世界各地で記録的な熱波や異常な高温が続いています。7月7日は国交省が「川の日」と定めていますが、近年の危険な暑さは川も干上がるほど。一夫で豪雨による被害も相次いでいます。こんな気候危機も平穏な日常を脅かしているのも、人間自体がもたらしたもの。そう考えると、天に願うのではなく、自分たちの手で変えることができるはず。5日付本紙「すいよう特賞」。米国では近年、労働運動が力強く発展しているとあ。最賃引上げを勝ち取り、大企業で労組が結成される。各職場で待遇改善を求める姿を生き生きと伝えています。よりよい生活や社会をめざす人々は世界中に。たたかいこが人類や地峡の前途を開いていきます。」(7日付しんぶん赤旗「潮流」より)私の記憶には、七夕が終わった後に、近所にある寝屋川にササを流しの行ったことです。なぜか、その印象が強く残っていて、七夕の行事の一つになっています。最近、スーパーで七夕飾りが置いてありますが、この年になると願い事もなく見過ごしています。「写真は、久しぶりに訪れた息子宅で、花火をする孫たちです}
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